西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

【播但線快速】姫路⇒寺前29分。短命に終わった103系史に残る爆走快速列車。

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 播但線は兵庫県の姫路駅と和田山駅を結ぶJR西日本の路線です。

広域的には山陽と山陰を結ぶ役割を担う路線ですが、利用者数でみると姫路周辺の通勤通学の利用が非常に多く、路線の南半分にあたる姫路~寺前間は1998年に電化されました。

 現在播但線の電化区間を走る列車は特急「はまかぜ」号をのぞき、すべて普通列車となっていますが、

1998年3月の電化によるダイヤ改正から約4年間だけ快速列車が運転されていました。

103系の2両編成で運転され、ダイヤは姫路を夕方のラッシュ時に発車する下り列車3本。

運転開始当初のダイヤと停車駅は下記のとおりでした。

  姫路 18:24 19:24 20:24

  香呂 18:35 19:35 20:35

  福崎 18:42 19:42 20:42 

  寺前 18:53 19:53 20:53

 姫路~寺前間は29.6kmを29分で走行し、全運転区間での平均時速は60㎞をこえていました。

線形のよい福崎~寺前間12.5kmに限定すると平均時速は68.2㎞にもなり、幹線での使用例を考慮にいれても、103系史上最速クラスの列車だったことがわかります。

 ちなみに快速登場直前つまり電化直前の同じ時間帯の気動車による普通列車のダイヤは下記のとおりでした。

  姫路 18:20 19:27 20:37

  香呂 18:40 19:53 20:57

  福崎 18:53 20:02 21:06

  寺前 19:14 20:25 21:34

 姫路~寺前間は54分~58分で電化と快速運転で所要時間が半分になったことがわかります。

 このように播但線の103系快速は非常にインパクトがある列車でしたが、停車駅を絞ったことにより、通過駅の乗客が普通列車に集中し混雑が激しくなったことなどから、登場から4年後の2002年のダイヤ改正で廃止となり、かわりに普通列車が増発されました。

 快速列車の運転が復活する可能性は低いと思いますが、播但線の姫路~寺前間は、ほとんどの列車が今や貴重になった103系で運転されており、普通列車であっても福崎以北では時速100kmに迫る高速運転が行われています。

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 播但線のほかにも「お隣」の加古川線や和田岬線など103系の活躍がつづく兵庫県ですが、1998年の播但線電化時に「20年程度の使用を想定」という話があったともいわれ、その活躍もあと数年と思われます。

播但線は新幹線連絡路線であり、関西圏はもちろん、首都圏など遠方からでも比較的アクセスしやすい路線です。

また非電化で残る北半分もキハ41という希少車両が活躍しているほか、沿線には生野銀山や竹田城のような観光地もあります。新型車両の導入前にぜひ乗っておきたい路線ではないでしょうか。 

 

 

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チャンギ空港SATSプレミアラウンジと中国国際航空ビジネスクラス搭乗記(シンガポール弾丸旅行4)

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シンガポールの街歩きを終え、MRTのチャンギ空港駅に到着。中国国際航空が発着する第1ターミナルへは、空港内のシャトルでの移動が必要です。

 

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第1ターミナルのチェックインカウンター。時刻は午後7時ごろで、0時15分の北京行きのチェックインはまだ始まっていませんでしたが、アーリーチェックインができるとの表示があり、表示にしたがってアーリーチェックインラウンジへ向かいます。

 

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ラウンジの入り口で番号札をとり、パネルに番号が表示されたらカウンターへ行くシステムでした。

結局、カウンターで航空券を見せると「ビジネスクラスですね。私についてきてください」と言われ、隣のプレミアムカウンターに案内されましたが、エコノミーでシンガポールへ来る機会も今後あるかもしれませんし、よい勉強になりました。

 

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朝預けた荷物を引き取って、チェックイン時にもらったラウンジチケットで、SATSプレミアラウンジに入室します。

 

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高級感のあるラウンジではありますが、食事についてはメニューもそれほど多くなく、少々期待外れでした。

 

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デザートの果物とコーヒー。(食事の写真を撮るのを忘れていました。)

 

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北京行きはシンガポール航空とのコードシェアのようです。出発まで1時間近くありますが、チャンギ空港は、入国だけで制限エリアに入り、保安検査は搭乗前にあるので、早めに搭乗口へ向かうほうが無難です。

 

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保安検査には行列ができ、結局搭乗口での待ち時間は5分もありませんでした。

 

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往路の北京⇒シンガポールと同じ機種のようでしたが、クルーの方も同じで、CAさんから「昨日もご一緒でしたね」と声をかけられました。

 

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毎回出てくる茶菓子。「おかき」と干ブドウが入っています。CAさんが「機内食のときお休みだったらお声がけはどういたしましょう」と聞いてくれたので、もったいないという気持ちはありましたが、「NO WAKEUP PLEASE」とお伝えしておきました。

0時15分発・北京6時20分着で、水平飛行の5時間近くの間、ほとんど目覚めることはありませんでした。機内食は放棄しても、フラットシートを備えたビジネスクラスの真価は、深夜便でこそ発揮されるのだと思います。

 

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昼間の便にはなかったアメニティが座席に備えられていました。ロクシタンはフランスの化粧品メーカーだったと思います。

 

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同社のハンドクリームとリップクリームのほか実用的なものが揃っていました。化粧品会社に限らず、世界中の企業が中国人富裕層を狙っているのでしょう。

ハンドクリームは興味本位で開封してしまったので、誰かにあげることもできませんし、毎日右手の甲にだけ塗って、なくなったら左手と見比べて見ましょうか。

 

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北京首都空港に到着。午前6時20分の到着で、ボーディングブリッジが満杯ということはないと思うのですが、氷点下と思われる寒さの中、バスでのターミナル入りになりました。

 

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乗り継ぎの関西空港行きは8時40分発です。往路にも立ち寄ったビジネスクラスでも入ることができるファーストクラスラウンジで、朝食を食べながら待つことにします。

 

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ターミナル内を見下ろす場所にある開放感のある食事スペースです。

 

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シンガポールのラウンジにくらべ、食べやすいメニューが多く好印象でした。

 

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ソファ席に移動してデザートを追加します。

 

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夜が明けてこの旅行最後のフライトの時刻が迫ってきたのでラウンジをあとにします。

 

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ふたたびバスに乗車。

 

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バス搭乗の唯一のメリットは機体を綺麗に写すことができることでしょうか。

 

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往路の関西⇒北京と同じ2人掛けシートで、やはり空いているらしく、今回も指定とは違う座席に着席するこになりました。

 

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往路ではCAさんが機内食をサーブする時刻の希望を聞いてくれましたが、この便では水平飛行になってすぐに出てきてしまいました。クルーによってサービスのレベルに差が生じているようです。

しかもオムレツ・ソーセージ・果物は、さっきラウンジで食べたものと同じものでした。

 

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島根県付近から本州の上空へ入ります。出雲空港、岡山空港、徳島空港の滑走路を右の機窓に見て、定刻より少し早く関西空港に着陸しました。

今回のビジネスクラス4フライト(関西~北京~シンガポール往復)の航空券は、約10万円、チャンギ空港のトランジットホテル「アエロテル」が約1万円、ラウンジでの食事や機内食のおかげで、その他の費用は土産代を含めても1万円程度で済みました。

 またANAマイルが9706マイル、プレミアムポイントは11306ポイント積算されました。(記事記入時点では往路分のみ加算のため、その2倍の数を記載しています。)「修行」というには快適すぎる旅行だったと思います。PP単価も10を下回っており、今回のようにすべて定刻で飛んでくれる前提なら、中国国際航空を利用したポイント稼ぎは非常に魅力的なのではないでしょうか。

 

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【安くて便利】「MRTツーリストパスフル活用」シンガポール街歩き(シンガポール弾丸旅行3)

 

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昨夜北京乗り継ぎでチャンギ空港に到着し、空港制限エリア内のトランジットホテルアエロテルに宿泊していました。朝になり、チェックアウトののち手荷物を預け、地球の歩き方を片手に街歩きに出発します。制限エリア内に宿泊して、翌朝になってから入国というのも初めての体験でした。


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 MRTを活用して観光地をめぐる場合、ツーリストパスがおすすめです。24時間の場合、20シンガポールドル(1600円)ですが、10シンガポールドルはデポジットのため、使用後に駅窓口で返却すると戻ってきます。つまり実質約800円で1日乗り放題になります。ちなみにMRTだけではなくバスにも乗ることができます。


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購入した24時間のツーリストパス


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シンガポールの地下鉄路線図。多くの観光地が駅から徒歩でいくことができます。チャンギ空港から中心部へ直行する電車はなく、1駅目のエキスポ駅か2駅目のタナ・メリ駅で乗り換えが必要になります。タナ・メリ駅の乗り換えは同じホームの乗り換えですが、エキスポ駅は高架から地下への乗り換えになります。


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シンガポールの地下鉄は、規則が厳しいことで有名です。常夏のシンガポールではDRINKINGをついやってしまいそうになるので注意が必要かと思います。


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タナ・メリ駅で乗り換えて、約30分のラッフルズ・プレイス駅で下車。徒歩10分程でシンガポール観光の定番「マーライオン広場」に到着。一時は「がっかりスポット」化した時期もあったようですが、2002年に現在の場所に移動し、正面から見ることのできる桟橋も整備されるなど、世界的な観光スポットとしての体面を取り戻しています。


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対岸にはホテルやショッピングセンターが入る、マリーナベイサンズが見えています。


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マーライオン広場から徒歩5分ほどのところにある時計台。マーライオン周辺に比べると静かでしたが、非常に美しい白亜の建物でもっと注目されてもよいのではないでしょうか。

 


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ラッフルズプレイスからMRTで、シンガポール一の繁華街オーチャードロードへやってきました。


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デパートやブランドショップがならび、人通りが絶えません。


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高島屋の地下で昼食。中華なども考えましたが、結局は日本料理店へ。


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注文は座席のタブレットで。オムライスを注文しました。


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デミグラスソースの量に驚かされます。小さなデザートがついで、約20シンガポールドル(1600円ほど)でした。


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オーチャード駅から再びMRTに乗車。

 

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チャイナタウン駅で下車しました。奥のガラス張りの建物が駅の入口です。中華街らしい赤が目立ちますが、11月に中華街を極めたような上海の豫園商城を歩いたばかりだったので、やや地味に見えてしまったのも事実です。 


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中国系だけではなく、日本人や西洋からの観光客の姿も多くみられました。


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ビルの壁画が目にとまりました。人物の表情の描写が秀逸で、見ていると心が和みます。


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再びMRTで移動。今度はリトルインディア駅で下車しました。名前のとおり周囲はインド人街になっています。


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駅から写真のような一角を歩くこと数分。


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テッカセンターという商業施設に出ました。「テッカ」とはどういう意味か漢字表記にヒントがあるのではないかと思いましたが「竹脚」は単なる当て字でしょう。


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1階は屋内屋台街といった雰囲気。


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2階は民族衣装の専門店が軒を連ねているようです。中華街に比べると観光客は少なく、インド人やインドに縁のある人の日常生活の場という雰囲気が濃厚でした。


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周辺の幹線道路。


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しばらく歩くとヒンズー寺院らしき建物も見られました。


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中華街、インド人街と巡り、次はアラブ街です。MRTの最寄り駅は「ブギス」駅です。


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アラブストリートの向こうに見えるのは、シンガポールの主要観光スポットの一つサルタンモスクです。


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正面まで駅から徒歩10分弱でした。


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時間帯の制限があるようですが、無料で内部を見学できました。キリスト教会とも仏教寺院とも違う特有の雰囲気があります。


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日本人観光客の多くが正座で見学していましたが、モスクの関係者にはどのように見えるのでしょうか。


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古風な寺院に不似合なデジタル表示の数々。イスラム教ほど時刻を重んじる宗教はほかにないのではないでしょうか。


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この一帯でも民族衣装店が繁盛しているようでした。

シンガポールは1965年にマレー人中心の国家を目指すマレーシアからの独立(事実上の追放)で誕生した多民族の都市国家です。MRTで数駅の距離に中国があり、インドがあり、アラブがある。短い時間でしたが、シンガポールの本質を垣間見た気がしました。


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ブギス駅にもどりMRTでベイフロント駅へ移動。ベイフロント駅は、ここまでの街歩きとは趣向のことなる、ベイサイドの新しい観光地の玄関となる駅です。


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午前に訪ねたマーライオン広場の対岸に見えていた、マリーナベイサンズの地下部分は、運河の流れるショッピングセンターになっていました。


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地上へ出ると、マーライオンや


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背後の高層ビル街も一望できます。


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間近に見るマリーナベイサンズ。


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一旦ベイフロント駅にもどり別の方向にある植物園「フラワードーム」へ向かいます。


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植物園「フラワードーム」と隣接の「クラウドフォレスト」のセット入場券は28シンガポールドルでした。


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フラワードームは、ガラス張りのドームに覆われた「熱帯植物園」といった雰囲気です。かなり広い空間ですが、しっかり冷房が効いていました。


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一つ一つの植物について説明するというよりは、熱帯の雰囲気を楽しむ施設というとらえ方でよいのではないでしょうか。

 

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共通入場券で入ることができる隣接のクラウドフォレストへ。

 

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入場するとまず巨大な人工の滝に迎えられます。水が地面にあたる音が響き、飛沫で足元も濡れていて、土砂降りのスコールの中にいるような気分になります。


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順路をすすむとエレベーターがあり、展望遊歩道に進みます。エレベーターは混雑し10分以上の待ち時間が生じていました。

 

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かなりの高さです。


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遊歩道を下ってくると、鍾乳石の展示や地球温暖化に関するビデオ上映など、今度は博物館の様相で、クラウド・フォレストは熱帯植物園・展望遊歩道・博物館が混在する、これまでの施設分類にとらわれないアミューズメント施設といったところでしょうか。 


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クラウド・フォレストを出て、ベイフロント駅方面へすすんだところには、熱帯の樹木をイメージしたような不思議な塔がいくつも並んでいます。


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それらを橋渡しするスカイウォークへは、別途8シンガポールドルを支払いエレベーターで昇ります。時刻は午後6時前になっていました。この一帯では夜8時ごろから花火やイルミネーションを使った光のイベントが毎晩行われるようです。北京行き帰りの飛行機は0時15分ですから、見ようと思えば見れたのですが、チャンギ空港のラウンジでの夕食と天秤にかけ、今回は空港に戻ることにしました。


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ベイフロント駅から約40分でチャンギ空港の一つ手前のエキスポ駅まで行くことができます。エキスポ駅で乗り換えチャンギ空港駅に到着したら、ツーリストカードを返却し、デポジットの10シンガポールドルを返してもらいます。


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中国国際航空の搭乗は第一ターミナルのため、駅からさらに空港内のシャトルに乗る必要があります。ベイフロント駅からチェックインカウンターまでは少なくとも1時間はかかると思います。

 

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中国国際航空CA969便(北京→シンガポール)ビジネスクラスとチャンギ空港のトランジットホテル「アエロテルT1」(シンガポール弾丸旅行2)


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関空から中国国際航空で北京に到着し、乗り継ぎのシンガポール行の搭乗開始まで、ラウンジで過ごしていました。シンガポール行CA969便は15時35分発。搭乗開始は15時05分とのことだったので、14時50分頃にラウンジを出て搭乗口へ向かいました。

搭乗口はラウンジから近く、5分もかからなかったのですが、搭乗口では既に優先搭乗が終わり、エコノミーの客が三々五々乗り込んでいくところでした。

搭乗開始が早かっただけで定時まで待っていたようですが、北京では日常のことなのでしょうか。早めに搭乗口へ行っておくに越したことはなさそうです。

 

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機材はB787-9で、ビジネスクラスのシートも北京まで利用したものとは仕様が異なるようです。


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2人掛ですが、若干角度がつけてあり、プライベート感が高められているようです。


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北京経由でシンガポールというと、大きく北へ迂回するイメージですが、こうして地図を見ると、それほど遠回りでもないようにも見えます。


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シンガポールまでは約6時間のロングフライト。シートをフラットにしてくつろぎます。


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機内食はビジネスクラスのものとしては地味な感じがしました。

 

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デザートの果物とケーキ。


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機内誌「中国之翼」。


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路線図。北京から世界各地へ多数の路線を有しています。


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21時30分頃、シンガポールチャンギ空港の第1ターミナルに到着。


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かなり歩いて第1ターミナルの中心、飲食店やラウンジ、両替所などが集まるエリアまでやってきました。 


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この付近(D41搭乗口付近)にあるエスカレーターでワンフロア上がったところに


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今夜の宿、トランジットホテル「アエロテルターミナル1」のフロントがあります。イミグレや預け荷物の引き取り前の場所にあるため、荷物を預けている場合、引き取りは翌朝になってしまいます。


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今回はエクスペディアで予約。12時間滞在、朝食つきで約10000円でした。フロントで12時間後が翌朝10時20分である旨の確認がありました。カードキーを受け取り部屋へ向かいます。


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フロントを囲むように、部屋への入口が並んでいます。

日本のカプセルホテルなどは法律により鍵が設置されていませんが、ここは一般のホテル同様のオートロックでした。

 

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退室時に写したので少々見苦しいですが、部屋の全景です。クーラーがしっかりと効いており薄着だと肌寒いくらいでした。


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シャワーセットと歯ブラシや


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紅茶とコーヒー、ミネラルウォーターなどが備え付けられていました。


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ユニバーサルのコンセントもあり、変換プラグは不要でした。 


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一番奥にシャワーとトイレが一体になった個室があります。トイレ単体はなく、シャワー室のものを使用するようでした。  

 

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シャワー兼トイレの内部。


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翌朝。チェックイン時に朝食の段取りがよくわからないままだったのですが、フロントへ行って、部屋番号と自分の予約には朝食が含まれている旨を伝えると、メニュー表から選ぶよう言われ、メニューが決まると、隣接の食堂で、運ばれてくるのを待つというスタイルでした。


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食堂の様子。窓からは飛行機の発着を見ることがでかました。


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5分ほどでサーブされた朝食です。朝食ありと無しの価格差まで確認しませんでしたが、1000円も違うなら無しでよいかもしれません。


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9時30分頃にホテルをチェックアウト。ターミナル内にある手荷物預かり所で、リュックを預かってもらうことにしました。機内持ち込みができる大きさの場合、24時間10シンガポールドル(約800円)でした。確認したピックアップ時刻が記入された引き換え証を受け取ります。ちなみに預かり所は22時30分でクローズします。


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ポケットに入らない荷物は地球の歩き方のみ。文字通り地球の歩き方を片手に、シンガポールの街歩きに出掛けます。

 

 

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関空サクララウンジと中国国際航空CA162便(関西→北京)ビジネスクラス(シンガポール弾丸旅行1)


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関西空港に6時30分頃に到着。利用するのは9時発の中国国際航空162便北京行です。


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チェックインは2時間以上前から始まっていました。出発時刻が近い上海行と同時受付でしたが、まだ保安検査場も開いていない時間で、待ち時間はゼロでした。今回はビジネスクラス利用です。


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航空券とともにラウンジ利用券とファーストレーンチケットを受け取りました。中国国際航空はANAと同じスターアライアンスですが、搭乗口に近いJALのサクララウンジを案内されます。

なお遠くても良ければビジネスクラスの航空券提示でANAラウンジも利用できるとの情報を得ていました。一回の搭乗でアライアンスの違う2つのラウンジを利用できる機会は貴重で、はしごするつもりの早参でしたが、ラウンジ自体はサクララウンジのほうが立派なようで、結局素直に案内されたサクララウンジへ向かうことにしました。


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一般レーンでも待ち時間は2~3分程度のようでしたが、敢えてファーストレーンへ。


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サクララウンジに到着。国際線ラウンジは、2017年11月に、同じ関空で香港航空の指定ラウンジ「飛鳥ラウンジ」を利用したのみで、今回が2回目です。


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保安検査開始時刻から間もなくの入室だったので空いていましたが、8時をすぎると満席に近い状態になっていました。


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朝からカレーか?という気もしますが、初めてのサクララウンジ入室では、これを食べないわけにはいきません。噂に名高いビーフカレーです。大きなビーフとマッシュルームがたっぷり入っていて評判通りの美味だったと思います。なおカレーばかりが有名になっている感がありますが、他にも和洋のメニューが多数あり、一般的なビジネスホテルのバイキング朝食に匹敵するレベルでした。


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コーヒー、アルコール、おつまみなども多数ありました。


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優先搭乗もあるので早めに搭乗口へ。出発は10分早まり、ほとんど待ち時間なしで機内に入ることができました。


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指定はビジネスクラスの最後部の通路側でしたが、機内に入るとCAさんから英語で話しかけられました。どうも「今日は空席多数なのでお好きな席にどうぞ」ということのようでした。


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結局最前列の窓側に座ることに。ウェルカムドリンクの注文を聞かれ、水をいただきました。シートはほぼフラットにするとこができます。


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30席ほどあるビジネスクラスですが、自分も含めて4人だけだったようです。シーズンや予約のタイミングによってはJALやANAのエコノミーとかわらない値段で利用できるのに勿体ないことです。


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機内食とドリンクの注文も早々にありました。「食事は和食、飲み物はコーヒー」というと、コーヒーだけでよいのかとCAさん。和食や中華は、とりあえずお茶とセットで、コーヒーは追加で飲むものということでしようか。言いたいことはわかる気がします。中国茶だけで何種類もあって、何が出てくるのかわからなかったので、無難な紅茶にしました。


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紅茶はベルトサインが消えてすぐのサーブでしたが、食事は「何時にお持ちしましょうか?」と希望を聞いてくれたのはありがたかったですね。カレーを食べたばかりで、できるだけ遅いほうがよかったので、日本時間の11時でお願いしました。シートをベッドにすると朝が早かったこともありすぐに寝てしまいました。


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時間通りにサーブしてもらった機内食です。ワンプレートでの提供ですが、見た目に華やかで味もよく、申し分ない内容でした。


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北京首都空港が近づいてきました。スモッグがかかっていますが、これでもマシな方なのでしょう。同空港を発着する飛行機は、これがひどくなり欠航ということが頻繁にあるようです。


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ほぼ定刻での到着。


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関空の表示によれば、到着地は最高気温も氷点下になっていましたが、そこまで寒くはなかったとおもいます。


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ターミナルへのバス。尼奥普蘭(ネオプラン)社製です。同社のバスは一昔前、東京~大阪間の「メガドリーム」号で使用されていました。80人くらい乗ることができる長尺車両でしたが、高速道路を走行中に火災を起こして以来、姿を見かけなくなりました。


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北京でのトランジットは一旦入国になるものと思っていましたが、24時間以内の乗り継ぎは専用の通路があり、乗り継ぎ先の航空券の確認と、保安検査を受けるだけで済みました。ただし検査場の混雑で15分くらいはかかったと思います。


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ターミナル内を散歩。建物内に自国の伝統的な建築物を配する例は、羽田や仁川でも見られますが、どこが最初にやったのでしょうか。


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エスカレーターでワンフロア上がったところにある中国国際航空のファーストクラスラウンジです。ビジネスクラスラウンジは別に用意されているのですが、入口でチェックを受け問題なく入室できました。 


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内部は広々としており、席も自由に選ぶことができました。


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ユニバーサルのコンセントもあり日本のプラグがそのまま使えましたが、挿入が少々頼りなく、通電できているか確認したほうがよさそうです。


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一番奥に食事ができるエリアがあります。


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その他、デザートのカウンターが3箇所くらいあり、仮眠室やシャワーも使用できるようでした。

 

 

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快速エアポートとピーチMM104便(新千歳→関西)搭乗(青春18道東格安旅行3) 

 

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 LCCと青春18を使った道東格安旅行3日目の朝。岩見沢駅から徒歩5分のホテル岩見沢4条をチェックアウトし、岩見沢駅からスタート。今日は新千歳空港まで行って、ピーチで関西空港へ帰るだけの行程です。

 

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 朝の札幌方面は721系の6両編成でした。昨日の網走や北見・旭川周辺とは違い各駅で人の動きが感じられ、大都市が近づいていることを実感しました。北海道に到着したときは、その自然や風景の雄大さに感動するものですが、その環境にある程度慣れた後に札幌入りすると別の感動があるのが面白いところです。

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 札幌駅に到着。9月の北海道は5月頃とならび、気候に恵まれ旅行しやすい時期なのかもしれません。

 

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 新千歳へは快速エアポートの指定席車両Uシートを利用。指定券は以前は320円でしたが、今は520円になっています。

 

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 新千歳に到着。6両から全員が下車し、階段やエスカレーターが混雑します。飛行機の時間が迫っているときは、階段に近いドアを教えてもらい到着前から待機するくらいのほうがよさそうです。最終日の青春18きっぷは岩見沢~新千歳のみで元がとれたかどうかは微妙なところです。

 

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 JR北海道の有人駅で売られているご当地入場券。裏面は自治体のPRになっています。単価は小さいですが、間接的にJR北海道の経営を支援の仕組みになっているようです。

 

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 新千歳空港では右奥に見えているカードラウンジへ行くつもりでしたが、快晴の天気に誘われ展望デッキへ行ってみることに。

 

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 札幌という大都市の玄関となる空港ですが、空港周辺に関していえば、他の北海道の空港以上に北海道らしい雄大な風景が広がっているように思います。あたたかい時期はベンチに腰かけているだけでも快適で、混雑するカードラウンジよりよいかもしれません。

 

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 帰りもピーチです。初めてピーチを利用したときは斬新に思えた窓側席優先搭乗ですが、すっかり慣れました。合理的な搭乗方法だと思います。

 

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 帰りは追加料金を払って非常口座席にしました。非常口座席は12列目と13列目ですが、12列目は前からのリクライニングがない代わりに自らもリクライニングできません。13列目は前からのリクライニングはなく、自らはリクライニングできます。追加料金は12列目も13列目も同じです。なお11列目は前からのリクライニングはあるが、自らはリクライニングできないという、できれば敬遠したい座席です。

 北海道は一般的に普通列車の本数が少なく青春18切符を利用した旅行には不向きと言われますが、今回乗車した車両は「くしろ湿原ノロッコ号」をのぞき、すべて転換クロスシートで、普通列車でも速度が高く、行程の組み方次第では充実した旅行ができるのではないでしょうか。

 

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初出掲載:2019年1月10日