西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

【うみやまむすび乗車】舞鶴線・山陰線・播但線・山陽線・瀬戸大橋線(東舞鶴⇒福知山⇒和田山⇒寺前⇒姫路⇒岡山⇒高松)

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正月休みを利用した青春18切符旅行4日目。

敦賀から小浜線の列車で約2時間、小浜線と舞鶴線が接する京都府北部の東舞鶴駅。

ここから福知山・和田山・姫路・岡山を通り、この旅の終点高松へ向かいます。

 

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東舞鶴13:23発の舞鶴線上り列車は綾部から山陰本線下り線に入り福知山までの運転です。

 

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国鉄から継承した車両が多く残るJR西日本の近郊電車ですが、車内は2人掛けの転換クロスシートに取り替えられているものが多く、オリジナルの4人掛けセミクロスシートは希少になりつつあります。

 

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東舞鶴を発車して次の停車駅が西舞鶴。

ここから豊岡へ向かう旧国鉄宮津線はJR 化後間もなく3セク化され、現在は京都たんご鉄道宮津線となっています。

 

 

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西舞鶴とターミナルの綾部の間には真倉・梅迫・淵垣の3駅がありますが、いずれも利用者は少なく舞鶴線は特急・普通を問わず東舞鶴・西舞鶴と綾部の間を乗り通す利用が多い路線です。

 

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13:54。東舞鶴から約30分で山陰本線との乗換駅である綾部駅に到着し、途中4駅26.4kmの舞鶴線区間は終わります。

綾部~舞鶴~小浜~敦賀でひとつの路線名を名乗ってもよさそうなものですが、京都府と福井県にまたがっていることのほか、戦前~終戦のころまでは舞鶴という街の存在が今よりずっと大きかったのでしょう。

 

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綾部から複線電化の山陰本線を走ること約10分、高架線に入り大阪方面からの福知山線が合流すると間もなく終点の福知山に到着します。

 

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舞鶴と同じく京都府北部に位置する福知山市の人口は8万人弱。

舞鶴が県都の京都市周辺との結びつきが強いのに対し、こちらは福知山線の存在もあって舞鶴に比べると大阪との結びつきが強いと言われています。

 

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福知山からは14:44発の特急きのさき7号に区間乗車して播但線乗り換えの和田山へ急ぎます。

 

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福知山発車後しばらくは京都たんご鉄道と単線並列で進みます。

並列区間には京都たんご鉄道単独の駅もあります。

 

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京都たんご鉄道が宮津方面に別れると、和田山の手前まで長閑な風景が続きます。

 

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約30分で構内に佇む古い機関庫が印象的な和田山駅に到着。

 

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播但線ホームに移動すると側線では臨時列車「うみやまむすび」号として運転されるキハ40の改造車両がアイドリング状態で停車しており、

 

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しばらくすると案の定乗車する寺前行普通列車として入線してきました。

時刻表には明記されていませんが、播但線の定期普通列車にこの車両が充当されることもあるようです。

 

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この車両は2019年まで観光列車「天空の城竹田城」号として使用されていた車両をリニューアルしたものですが、

窓を向いた座席と2人掛け転換クロスシートで構成される車内は天空の城竹田城号当時のままのようです。

 

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2人掛けシートにも小さなテーブルが設置されるなど観光列車らしい配慮がありました。

 

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和田山を発車して最初の停車駅が竹田城跡最寄りの竹田駅です。

この時期の車両のリニューアルは「天空の城」のブームが過ぎ去ったことを意味するのでしょうか。

城跡だけでなく駅周辺も綺麗に整備されている様子が車窓からも見え、

一時のブームで終わってもらっては困る人も多いのではないでしょうか。

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兵庫県の南北を分ける生野峠の北側に位置する生野駅。

明治期に、この付近で産出される鉱石を姫路の港まで効率的に輸送するために整備された馬車道が現在の播但線の前進と言われています。

 

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生野峠を越えて、

 

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終点の寺前で、ホーム向かい側に停車中の103系4両編成に乗り継ぎます。

 

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17:34.寺前から48分で姫路に到着。

この旅では静岡県の富士駅で身延線に乗り換えて以来、2日ぶりに東海道山陽筋に戻ってきたことになります。

 

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山陽本線の上下それぞれのホームに1店ずつ店を構える「えきそば」店。

神戸方面の上りホームの店舗はかつて姫路駅にも発着していた国鉄急行型気動車を模した店構えにリニューアルされていますが、

地元客の割合が高い下りホームの店舗は今のところ改装の動きはないようです。

 

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天ぷらそばを注文。

黄色い麺と薄味の出汁の味は評判で、青春18切符で全国を乗り歩く鉄道ファンの間では広く知れ渡った存在です。

 

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姫路・青春18といえば、こちらも有名です。

山陽本線の姫路岡山間を通り抜けることができる列車は日中1時間に1本。朝夕は多少本数が増えますが、休日は常に混雑していることで知られています。

 

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混雑度は都会のラッシュほどではありませんが、ここの混雑が悪名高いのは姫路駅や岡山駅で座れないと長時間「立ちっぱなし」になる可能性が高いということが関係しているのではないでしょうか。

 自分が着席した区画の10人(2人席5組)を「追跡」してみましたが上郡で2人が下車したのみで、残る8人は岡山まで約1時間30分、席を立つことはありませんでした。

 

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岡山でこの旅の最終ランナーとなるマリンライナーに乗り継ぎ。

 

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高松寄り先頭車両の指定席に1席だけ残ってきた空席を確保することができました。

 

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約55分の乗車で高松駅に到着。

 

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元旦の山形駅から新白河・甲府・敦賀で各一泊、青春18切符4日分を使って到着した高松駅。

鉄道の旅行記はここで終点ですが、今回は最後に高松駅前のホテルに宿泊することにしました。

 

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高松駅前の広場に面して建つ2つのホテル。

左手がホテルクレメント高松、右手が最近オープンしたクレメントイン高松です。

後発のクレメントインのほうがエコノミー・リーズナブル路線のようですが、新しいこともあり、ホテルクレメント高松と価格は大きく違わないようです。

両方とも泊まったことがなかったので、今回はホテルクレメント高松に泊まることにしました。

 

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エントランスには立派な門松が。

 

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案内された17階の部屋。

正月休みの期間中でも8000円程度で予約することができました。

 

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部屋の広さにはゆとりが感じられます。

 

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窓のカーテンを開けると最近廃止になった宇高航路が使用していた桟橋が見えました。

一応「オーシャンビュー」の範疇に入れてよいようです。

駅前から建物の形を見ると、どの部屋になってもオーシャンビュー・シティービュー・トレインビューのいずれかには該当しそうです。

後発のクレメントインの建物が不思議な形状をしているのもホテルクレメント高松の客室からの眺望に配慮した結果なのかもしれません。

 

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夜が明けてカーテンを開けると朝の瀬戸内海の風景が広がっていました。

宇高航路が廃止になった桟橋で小豆島へ向かうフェリーが出航を待っています。

 

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右手には高松の市街地越しに昇る朝陽。曜日配列に恵まれた令和2年の正月休みも今日で終わりです。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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