LCCと青春18を使った道東格安旅行3日目の朝。岩見沢駅から徒歩5分のホテル岩見沢4条をチェックアウトし、岩見沢駅からスタート。今日は新千歳空港まで行って、ピーチで関西空港へ帰るだけの行程です。
朝の札幌方面は721系の6両編成でした。昨日の網走や北見・旭川周辺とは違い各駅で人の動きが感じられ、大都市が近づいていることを実感しました。北海道に到着したときは、その自然や風景の雄大さに感動するものですが、その環境にある程度慣れた後に札幌入りすると別の感動があるのが面白いところです。
札幌駅に到着。9月の北海道は5月頃とならび、気候に恵まれ旅行しやすい時期なのかもしれません。
新千歳へは快速エアポートの指定席車両Uシートを利用。指定券は以前は320円でしたが、今は520円になっています。
新千歳に到着。6両から全員が下車し、階段やエスカレーターが混雑します。飛行機の時間が迫っているときは、階段に近いドアを教えてもらい到着前から待機するくらいのほうがよさそうです。最終日の青春18きっぷは岩見沢~新千歳のみで元がとれたかどうかは微妙なところです。
JR北海道の有人駅で売られているご当地入場券。裏面は自治体のPRになっています。単価は小さいですが、間接的にJR北海道の経営を支援の仕組みになっているようです。
新千歳空港では右奥に見えているカードラウンジへ行くつもりでしたが、快晴の天気に誘われ展望デッキへ行ってみることに。
札幌という大都市の玄関となる空港ですが、空港周辺に関していえば、他の北海道の空港以上に北海道らしい雄大な風景が広がっているように思います。あたたかい時期はベンチに腰かけているだけでも快適で、混雑するカードラウンジよりよいかもしれません。
帰りもピーチです。初めてピーチを利用したときは斬新に思えた窓側席優先搭乗ですが、すっかり慣れました。合理的な搭乗方法だと思います。
帰りは追加料金を払って非常口座席にしました。非常口座席は12列目と13列目ですが、12列目は前からのリクライニングがない代わりに自らもリクライニングできません。13列目は前からのリクライニングはなく、自らはリクライニングできます。追加料金は12列目も13列目も同じです。なお11列目は前からのリクライニングはあるが、自らはリクライニングできないという、できれば敬遠したい座席です。
北海道は一般的に普通列車の本数が少なく青春18切符を利用した旅行には不向きと言われますが、今回乗車した車両は「くしろ湿原ノロッコ号」をのぞき、すべて転換クロスシートで、普通列車でも速度が高く、行程の組み方次第では充実した旅行ができるのではないでしょうか。