西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

【9434PV】ブログ開設から27ヶ月目のアクセス数と11月投稿分おすめ記事3選

いつも当ブログ(西浦特急鉄道と旅のブログ)の記事をお読みいただきありがとうございます。

ブログを開設した2018年9月から27ヶ月目にあたる、2020年11月のアクセス数等について書かせていただきます。

 

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 2020年11月のアクセス数は、30日23:59現在で9434PV、1日あたりでは315PVとなりました。

先月から573PVの増加です。(1日あたりでは29PVの増加)
現時点での公開記事数は本記事を含めて376記事、

233名の方に読者登録していただいています。

2019年2月以降のアクセス数の推移は下記のとおりです。

2月     3364PV

3月     4313PV 

4月     5124PV

5月     7014PV

6月     6629PV

7月     7419PV

8月      10589PV

9月      10995PV

10月 11633PV

11月 12637PV

12月    13258PV

2020年

1月  14675PV

2月  10990PV

3月   12638PV

4月   13471PV

5月   10602PV

6月     6215PV

7月     8996PV

8月  10938PV

9月    9455PV

10月     8861PV 

11月  9434PV 

 

今月投稿分おすすめ記事3選 

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琴電の新駅「伏石駅」訪問と地方都市の鉄道

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2020年11月28日、香川県内に約60km の路線を持つ「高松琴平電気鉄道(通称ことでん)」の琴平線に新駅「伏石駅」が開業しました。

琴電の駅としては平成25年開業の「綾川駅」以来7年ぶりの新駅開業です。

JR高松駅に隣接する琴電のターミナル高松築港駅から琴平線の電車で約12分、5駅目にあたります。

開業日の朝に早速訪問しました。

 

f:id:nishiuraexp:20201128084642j:plainバスターミナル建設工事が続く伏石駅前。

新規開業の伏石駅は、

駅周辺に古くからの市街地が広がる、隣接の三条駅や太田駅ではスペースの面で限界がある「電車とバスの結節拠点」としての役割が期待されています。

そういう意味では、伏石駅の真価ざ試されるのは、来年春以後とされる駅前バスターミナルが完成してからと言えそうです。

なおバスとの結節の「バス」には地元の生活路線だけでなく、

高松と関西方面を結ぶ高速バスも含まれているようです。

琴電沿線からは一部の高速バス停に併設された駐車場まで車で行かなくても電車から乗り継いで遠方に出かけられるようになり、

京阪神からは一大観光地でありながら直通するバス路線がない琴平方面への短絡ルートとして利用できそうです。

 

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駅前が工場中のため駅舎への入口はややわかりにくく、

駅の目の前に、駅への道案内看板が設置されていました。

 

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バスターミナルが完成するまでの間、

待合室横の「勝手口」のような入口が

この立派な高架駅の玄関となるようです。

 

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待合室にはベンチのほか、

自販機、バリアフリートイレなどが設置されていました。

電車の待合室というより、バスターミナル完成後のバス利用者向けの待合室という印象を受けました。

 

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高架下のコンコースは比較的シンプルですが、開業を祝う花が彩りを添えていました。

 

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頭上の発車案内。

伏石駅が開業した琴電琴平線の高松市内区間は全国の地方私鉄でもトップクラスの旅客需要がある区間で、

列車は日中以後15分間隔、平日朝ラッシュ時には7分半間隔の運転となっています。

 

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下り琴平方面の時刻表。

琴平方面については伏石駅地点では15分毎の運転ですが、

半数は途中の一宮または滝宮で折り返し琴平まで直通するのは2本に1本です。

なお伏石駅開業にあわせ琴電全線でダイヤ改正が行われ、

伏石駅を含む琴平線に関しては、ほぼコロナ以前の水準まで列車本数が回復した一方、

長尾線は従来(コロナ減便前)の日中20分間隔が24分間隔に、志度線は日中20分間隔が30分間隔に変更されています。

高松市内の気軽な近距離利用も多い志度線の減便は残念ですが、

「単なる減便にしない」という観点で個人的に思うのは、

志度線に並行するJR高徳線の普通列車が日中30分~1時間間隔のランダムダイヤで運転されており、

琴電の減便で両者の運転頻度の差は縮まったことになります。

JR四国は同じく日中30分~1時間間隔のランダムダイヤだった牟岐線の徳島近郊区間について、

2019年3月改正から増発の上30分の等間隔ダイヤとしており、

仮に同じような積極策が採れるならば、両路線の運転間隔が揃い、接続を意識したダイヤを組むことで、

これまでは志度駅や八栗新道駅(JRは讃岐牟礼駅)で「隣接」と言える場所に駅を構えながら、

ほぼ無関係のダイヤで運転されていた両路線の結節強化を図ることができそうです。

ただJR四国もコロナの影響で特に日中の利用者が減少しているとの報道もあることを考えると、

複雑な思いですが、JRも減便して30分~1時間のランダムダイヤを1時間の等間隔ダイヤにすれば、

それはそれで接続ダイヤが組めるのかも知れません。

その場合JRも単なる減便ではないことになります。

「相方がいなくなる」琴電志度線の1本については、従来から1時間間隔で運転されているJR高徳線の特急うずしお号と志度駅で接続させるということも考えられます。

 

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こちらは伏石駅の運賃表。

高松市の繁華街に近く志度線、長尾線との乗り換え駅である瓦町まで190円、

JR 高松駅に隣接するターミナル高松築港駅までは250円。琴平まで590円です。

近距離の運賃はJRの1.5倍程度となる区間もありますが、

先述のようにJRと並行する志度線では減便されてもなおJRより高い頻度で列車が運行されています。

極端な言い方をすれば「安いが不便なJR と高いが一定の利便性を維持することに熱心な地方私鉄」が共存するという構図は、

高松における琴電とJR四国に限らず全国の地方都市で見られます。

一昔以上前の話ということになりますが福井近郊に路線を持っていた京福電鉄は、

モータリゼーションなどで長期にわたる利用者減少がつづき、

JRを大きく上回る運賃水準で経営を続けていましたが、

設備投資もままならないなか2度の正面衝突事故が発生。

安全対策が完了するまで列車の運行停止を命じられる事態になると、

その費用を捻出できない。として、そのまま路線廃止に至りました。

その結果、突如県都に乗り入れる鉄道がなくなった地元では大きな交通混乱が生じ、

渋滞の増加などで、従前から車を利用していた人も含め、

多くの住民が鉄道の必要性を再認識させられた。と言われています。

福井での京福電鉄の経営難については、事故による路線廃止前には、

「トレードオフ」要は運賃が高いから客が乗らず経営難になっている→京福電鉄の経営センスの問題。という認識が広がっていたとも言われていますが、

高いことや値上げは一律に「悪」で、安いことや値下げは一律に「善」であるという一般通念は、

地方都市の公共交通を考えるうえではマイナスに作用することはあってもプラスに作用することはないと個人的には思っています。

(京福電鉄廃止後の福井では第3セクターの「えちぜん鉄道」が設立され、一部区間を除いて、京福電鉄の廃止路線を引き継ぐ形で列車が運行されています。)

 

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切符を購入し高松築港行の電車に乗るためエレベーターで高架のホームへ向かいます。

伏石駅には改札口はありません。

琴電は独自のICカード「IRUCA 」で乗車することもでき、またSUICAなど他の交通系ICカードにも対応していますが、

それらのICカードで乗車する場合はホーム入口にある乗車用のカードリーダーにタッチしてから乗車します。

一般的な自動改札機がある駅と違いタッチを忘れてもそのまま乗車できてしまうだけに、

大都市圏から琴電を訪問する方は注意が必要です。

 

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伏石駅ホーム全景。

4両編成対応の対向式ホームが2面。

伏石駅を挟んで隣接する三条駅と太田駅の間は伏石駅の開業にあわせ複線化されました。

公式に発表されているわけではありませんが、

従来のダイヤを維持するためには、この区間の複線化は避けて通れない道であったと思われます。

平日朝ラッシュ時に、運転間隔が7分半間隔となる時間帯、従来は、

(上り)太田駅→三条駅(行き違い)

(下り)三条駅→太田駅(行き違い)

(上り)太田駅→

というサイクルを7分半で回していたものが、途中に伏石駅が開業したことで不可能になってしまったということのようです。

なお太田駅と次の仏生山駅の間にも新駅設置の計画があり、その際には同区間も複線化される予定のようですが、

駅設置と複線化が抱き合わせになる理由は同じと思われます。

もちろん複線区間が長くなれば柔軟なダイヤ設計ができ、

ダイヤが乱れた場合の収束も容易になるなどの幅広いメリットがあります。

 

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対向ホームに琴電琴平行が到着。

2両編成の場合は、琴平方に寄せて停車する形になるようです。

 

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高松築港方の風景。

近代的な複線高架の軌道の先には密度の高い市街地が広がっており、

大都市圏の大手私鉄の駅を思わせる光景です。

 

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8:16発の高松築港行は京王電鉄からの移籍車両でした。

 

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車両最後部から写した琴平方の風景。

さらなる新駅設置計画がある仏生山駅方面にかけ、市街地が続いている様子がわかります。

 

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今回はコロナの逆風の中で開業した地方私鉄「ことでん」の新駅訪問を通じて、

地方のローカル鉄道のなかでも、比較的需要のある路線について、個人的な考えを述べさせていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 


2020.11.28開業 琴電伏石駅に発着する京急ラッピング車両等



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本日開業の琴電伏石駅早速訪問(写真のみ)

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本日2020年11月28日、香川県の地方私鉄「高松琴平電気鉄道(通称ことでん)」の琴平線に伏石駅が開業しました。

JR 高松駅に隣接する「ことでん」のターミナル高松築港駅から琴平線の電車で約12分、5駅目にあたります。

駅の開業に際して、伏石駅を挟む三条駅と太田駅の間の複線化も同時におこなわれており、

早速訪問した高架複線の同駅や、その周辺の雰囲気は、大都市圏の大手私鉄の駅を思わせる雰囲気でした。

今回は、まず訪問時に撮影した写真と、駅に発着する電車(京急ラッピング車両)の動画のみの状態で投稿し、

事後編集で記事を加える形にさせていただきます。

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2020.11.28開業 琴電伏石駅に発着する京急ラッピング車両等



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JAL国内線ファーストクラス搭乗記。国際線ビジネスクラス気分。(JAL910便 那覇14:10→羽田16:30)

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那覇空港ターミナルビル3階。

JALチェックインカウンター。

 

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今回は出発表示下から4段目の14:10発JAL910便羽田行を利用します。

空席表示は普通席○・クラスJ △・ファースト△になっていますが、すでにファーストは満席のはずです。

搭乗日の910便ファーストクラスは、

2日前の時点で満席でしたが、前日深夜に残4席となり当日8時の時点で残1席。

 

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今回那覇空港へのアクセスに利用した神戸空港8:15発のソラシドエアが10:10頃に那覇空港に着陸したのち、

JALアプリで確認してみると、2時間のフライト中誰にも押さえられることなく残1席のままだったので、

那覇空港の自動チェックイン機で筆者がそれを押さえたばかりです。

アプリの表示によれば、その時点で910便ファーストクラスの航空券を購入すると50360円するようですが、

該当便の普通席などの予約があって、当日上級席に空席がある場合は、

出発空港のカウンターなどでクラスJ は追加1000円、ファーストクラスは追加8000円でアップグレードする事ができます。

アップグレード前の航空券の券種に制限はなく、今回は特典航空券からのアップグレードです。

 

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土壇場で格安のプラチナチケットを入手したのち空港内の土産物屋などを散策。

チェックインカウンターの背後にあるエスカレーターで2階に降りた場所にあるJALファーストクラス保安検査場へ向かいました。

 

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一般の保安検査場に隣接するJALダイヤモンドプレミアラウンジやサクララウンジ直結の専用保安検査場。

サクララウンジとダイヤモンドプレミアラウンジはANAにおけるANAラウンジとANAスイートラウンジの関係に似ていますが、

ANAスイートラウンジが最上級のダイヤモンド会員にならないと利用できないのに対し、

JALの上級ラウンジ「ダイヤモンドプレミアラウンジ」はファーストクラス利用者にも開放されており、 

極端な話、JALを初めて利用する場合でも、ファーストクラスを予約すれば利用できます。

多くの地方路線にも上級席プレミアムクラスの設定があるANAに対して、

JALのファーストクラスは羽田~伊丹・福岡・札幌・那覇の4路線限定のため、

その分、より充実したサービスを受けられるということでしょうか。

 

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保安検査場で受け取った搭乗半券。

 

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裏面には去年秋にJALに新規就航したA350の広告がありました。

A350が就航するのは現時点では羽田~福岡・札幌・那覇のみで、

それらの路線でも数の上では従来のボーイング機が主力ですが、

これから搭乗する羽田行910便はこのA350での運航です。

 

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那覇空港ダイヤモンドプレミアラウンジ内。

コロナの影響もあるのか、ファーストクラス利用者にまで門戸を開いている割には12:10発906便羽田行、12:50発908便羽田行と出発が重なる時間帯でも比較的ゆとりがありました。

 

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上の写真の赤色の仕切り板の奥がダイニングカウンターになっており、アルコールを含むドリンクや軽食が並んでいます。

 

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一通りお盆に載せて自席でいただきました。

美味で知られるJAL国際線ラウンジのカレーライスに対して、

国内線のダイヤモンドプレミアラウンジではカレーパンを食べられます。

個人的には温かい状態で提供されていた「混ぜご飯のおにぎり」のほうが口に合い、

何個でも食べられそうでしたが、ファーストクラスの機内食もあるので控えめにしておきます。

 

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空港内の土産物屋で買った「塩ちんすこう」

JAL HP掲載のダイヤモンドプレミアラウンジ利用規定によれば、

ラウンジ外からの持ち込みは、匂いの強いものなどを除いて自由のようです。

 

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13:25出発時刻まで45分ありますが、早めにラウンジを出て搭乗口へ。

 

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搭乗口への通路に掲げられた首里城再建の横断幕。

 

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910便の出発準備が進む26番搭乗口付近。

 

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目の前にはJAL就航から1年を迎えたA350がすでに据え付けられています。

 

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A350側面。

 

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ANAはコロナ対策で上級会員や上級クラスの優先搭乗を中止していますが、

JALではファーストクラス利用者と上級会員の優先搭乗が継続されています。

 

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コロナ流行以後、2通路の機体に搭乗するのは初めてでした。

国内線では手前の通路側席、奥の通路側席と2本のブリッジを使い分けることが多いように思いますが、

今回は国際線のようにファーストクラスとクラスJ は左のブリッジ、普通席は右のブリッジと、クラス別に分けられていました。

 

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ボーディングブリッジからA350機内に進むと、CAさんと大きな鶴丸のエンブレムにむかえられました。

今はなきブルートレインの牽引機関車に取り付けられたヘッドマークを連想させる存在感があります。

 

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JAL A350国内線ファーストクラスのシート。(離陸後、隣席の方が席を外している間に撮影したものです)

2-2-2の横6席が2列の12席で幅51cm シートピッチは135cm。

人肌に触れる部分にはプラスチック素材を使用しない。などのこだわりをもって設計されたそうで、

対になった2席を仕切るパーティションは障子をイメージしたと言われています。

使われている素材がプラスチックかどうか一つ一つチェックする客は少数だと思いますが、

そうしたこだわりの積み上げが「国際線のビジネスクラスのような雰囲気」という第一印象につながるのではないでしょうか。

 

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備えつけのヘッドホンとスリッパ。

手の届かない個人モニターを操作するリモコンやコンセントなどは右側肘おきに内蔵されています。

 

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各座席には機内食の案内とドリンクメニューがあり、

着席後すぐにCAさんが機内食時のドリンクの注文を聞いてくれました。

 

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モニターを初期画面からマップモードに切り替え。

那覇~羽田は約1800km あります。

 

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ほぼ定刻の14:10に駐機場を離れ滑走路へ。

モニターを機外カメラモードに切り替えると、滑走・離陸・車輪格納の様子をリアルタイムで見ることができます。

 

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羽田までのフライト時間は2時間ありますが水平飛行に入ってすぐに機内食の配膳が始まりました。

ドリンクはキウイジュースを注文しました。

 

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・小鉢

海老カツの玉子餡掛け

スモークツナサラダ

・主菜

牛ヒレ 

ブラウンえのき入り赤ワインソース

・御飯・味噌汁

・茶菓

八甲田山(二階堂)

(578kcal 茶菓を除く)

 

機内食に関しては「JALファーストクラスの機内食は陶器の皿で提供されるから「弁当箱」のANAプレミアムクラスより優れている」という評価をネット上などでよく見かけます。

(ANAも一部路線では陶器の皿で提供されます)

SFC会員の筆者としては「器の問題なのか」と疑問を感じているところですが、

機内食に関してJALのほうがANAより優れていると思う点を挙げるならば、

提供時間帯による格差が少ないことではないでしょうか。

JAL ・ANA とも国内線上級クラスの機内食をネットで公開しており比較することができますが、

JALは朝食と昼・夕食のボリュームの差が、ANAほど顕著ではないように感じられます。

また今回の910便の14:10発というダイヤでは、ANAだと昼食と夕食の間に設定されている「軽食」(菓子の詰め合わせなど)の時間帯になってしまいます。

今回のフライトで隣席に座られた方は、着席後にCAさんがドリンクの注文伺いに来られた時点で「食事はいらない」と辞退されていました。

食事の時間帯から外れているから「いらない」と思えば客の側で辞退すればよいだけのことだと思っています。

 

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食後のおつまみとホットコーヒー。

 

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食後の一服を終えてもまだ到着まで1時間以上あります。

機内の照明が少し暗くなったように感じられ、リクライニングをフルに使って寛ぎます。

機内のファーストクラスエリアには、やはり国際線のビジネスクラスを思わせる贅沢な時間が流れます。

実際に那覇~羽田のフライト時間約2時間は、JAL国内線ファーストクラスが設定されている4路線の中では最も長く、ソウル~羽田などの近距離国際線と変わりません。

 

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今回ラスト1席で押さえた席は通路側でしたが、那覇→羽田は海上がほとんどであり、離着陸時にはモニターで機外カメラからの映像をみることができるため、

「機窓を楽しめない」という通路側席のマイナス要素をほとんど意識することがありませんでした。

 

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自席からの眺め。

奥の通路側にはエンブレムはありませんが、コーポレートカラーの赤がJALの上級クラスでの旅の途上であることを常に意識させているかのようです。

 

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やがて高度が下がり羽田空港に接近。

今回は今春から運用が始まった都心上空ルートからの着陸となりました。

騒音や着陸角度、部品落下などいろいろ言われていましたが、

西からの到着の場合は遠回りで着陸までに要する時間も長くなっているようです。

 

★都心上空通過から着陸までの機外カメラ映像を撮影してみました。


【都心上空ルート】JAL A350機外カメラモニターの映像(JAL910便)

 

 

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16:30頃。那覇から2時間少々のフライトを終え羽田空港の駐機場に到着。

 

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JALの国内線ファーストクラスは2018年10月に羽田~伊丹線で利用したことがありました。

羽田~伊丹線のファーストクラスは便や予約のタイミングによっては東海道新幹線「のぞみ」のグリーン車とほぼ同じ値段で利用できる反面、

フライト時間が短く、一部サービス内容が他の路線とは異なることもあり、その時は必ずしも良い印象を持たなかったのですが、

新型機材・最長路線での利用となった今回のフライトの満足度は高く、

そのイメージも大きく変わりました。

アップグレードにかかる料金がANAのプレミアムクラスより安価である点も見逃せません。

もっともANAのプレミアムクラスに関しても、これまで利用したのはいずれも地方路線(羽田~関西もサービス上は地方路線扱い)で、

個人的な評価はその範囲内のものでしかありません。

手持ちのアップグレードポイントがあと1回分残っているので、

今度はJAL国内線ファーストクラスと競合する路線で「ANAの本気」を体験してみたいと考えているところです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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【リニアVS 航空】東京駅8:00発。大阪以西への到着時刻を検証。

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最近投稿させていただいた、 上に添付の2記事ではリニア新幹線が名古屋まで開通した際の、名古屋以西の県庁所在地への到達時刻を検証しましたが、

今回は、そのうち大阪以西で空港を有する府県について、航空利用での到着時刻を調べ、

鉄道現状、鉄道リニア開通後、航空利用の3者を比較・検証してみました。

検証は鉄道が東京駅8時発車で、

リニア開通後については東京8:00発名古屋8:40着のリニア新幹線が運行されるものと仮定し、

名古屋以西については2020年6月号の時刻表掲載のダイヤを利用。

今回検証に加えた航空については、

東京駅8時発を「羽田空港発9時以降の便に搭乗可能」と読み換え、 

2020年6月号のJR時刻表掲載の航空ダイヤで検証しました。

到着空港からバスを利用する場合は、

実際のダイヤに関わらず航空便到着の15分後に空港を出発するものとして所要時間を計算しています。

なお空港からのバスが拠点駅より手前で実質的なその都市の中心に立ち寄る場合(熊本・高松など)もありますが、

今回の比較は拠点駅到着時刻で検証しています。

ただし神戸空港からポートライナーを利用する兵庫県については鉄道が神戸駅、航空利用はポートライナーの終点三宮駅到着時刻となっています。

※所要時間はあくまで東京駅8時発(羽田9時発)という条件固定ですので、

検証結果は航空・鉄道ダイヤに左右されたものになっています。

 

近畿地方

大阪府 大阪駅

航空利用10:55到着 

鉄道現状10:45到着 

鉄道リニア開通後9:50到着 

羽田9:00→ANA17便→10:10伊丹空港10:25(バス)大阪梅田10:55

 

兵庫県 神戸駅

航空利用10:53到着(三宮駅)

鉄道現状11:10到着 

鉄道リニア開通後10:25到着 

羽田9:05→SKY103便→10:20神戸空港10:35(ポートライナー)神戸三宮10:53

 

 

中国地方

岡山県 岡山駅

航空利用11:50到着

鉄道現状11:22到着 

鉄道リニア開通後10:22到着 

羽田9:50→ANA653便→11:05岡山空港11:20(バス)岡山駅11:50

 

広島県 広島駅

航空利用11:50到着

鉄道現状12:03到着

鉄道リニア開通後11:03到着 

羽田9:20→ANA 675便→10:45広島空港11:00(バス)広島駅11:50

 

山口県 山口駅

航空利用13:14到着

鉄道現状13:14到着 

鉄道リニア開通後12:46到着 

羽田10:25→ANA 693便→12:05山口宇部空港12:20(バス)12:50新山口駅13:01(JR 特急)山口13:14

 

鳥取県 鳥取駅

航空利用11:15到着

鉄道現状13:51到着 

鉄道リニア開通後12:53到着 

羽田9:25→ANA293便→10:40鳥取空港10:55(バス)鳥取駅11:15

 

島根県 松江駅

航空利用12:30到着

鉄道現状14:45到着 

鉄道リニア開通後13:40到着 

羽田10:15→JAL279便→11:40出雲空港11:55(バス)松江駅12:30

 

 四国地方

香川県 高松駅

航空利用11:45到着

鉄道現状12:36到着 

鉄道リニア開通後11:49到着 

羽田9:25→JAL477便→10:45高松空港11:00(バス)高松駅11:45

愛媛県 松山駅

航空利用11:35到着

鉄道現状14:13到着 

鉄道リニア開通後13:15到着 

羽田9:35→ANA585便→11:05松山空港11:20(バス)松山駅11:35

高知県 高知駅

航空利用11:45到着

鉄道現状14:42到着 

鉄道リニア開通後13:41到着 

羽田9:25→JAL493便→10:45高知空港11:00(バス)高知駅11:45

徳島県 徳島駅

航空利用11:43到着

鉄道現状13:33到着

鉄道リニア開通後12:33到着

羽田9:45→JAL455便→11:00徳島空港11:15(バス)徳島駅11:43

 

九州地方

福岡県 博多駅

航空利用11:10到着

鉄道現状13:06到着 

鉄道リニア開通後12:06到着 

羽田9:00→ANA245便→10:50福岡空港11:05(地下鉄)博多駅11:10

熊本県 熊本駅

航空利用12:55到着

鉄道現状13:51到着 

鉄道リニア開通後13:23到着 

羽田9:50→ANA643便→11:35熊本空港11:50(バス)熊本駅12:55

鹿児島県 鹿児島中央

航空利用12:45到着

鉄道現状14:49到着 

鉄道リニア開通後14:10到着 

羽田10:00→SNA73便→11:50鹿児島空港12:05(バス)鹿児島中央駅12:45

大分県 大分駅

航空利用12:50到着

鉄道現状14:37到着 

鉄道リニア開通後13:36到着 

羽田10:00→JAL663便→11:35大分空港11:50(バス)大分駅12:50

宮崎県 宮崎駅

航空利用11:30到着

鉄道現状16:20到着

鉄道リニア開通後16:20到着

羽田9:20→ANA602便→11:05宮崎空港11:19(JR)宮崎駅11:30

佐賀県 佐賀駅

航空利用12:20到着

鉄道現状14:15到着

鉄道リニア開通後13:16到着 

羽田9:35→ANA981便→11:30佐賀空港11:45(バス)佐賀駅12:20

長崎県 長崎駅

航空利用12:45到着

鉄道現状15:44到着

鉄道リニア開通後14:10頃到着 

羽田9:40→SNA33便→11:35長崎空港11:50(バス)長崎駅12:45

 

今後、機会があれば、2037年とされるリニア大阪開通後の西日本各地への到達時刻についても検証してみたいと考えています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

リニア新幹線開通による各県庁所在地への時間短縮効果を検証2(四国・九州地方編)

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7年後の2027年に東京~名古屋間でリニア新幹線が開通すると、現在東海道新幹線の「のぞみ」でおよそ1時間40分を要している同区間の所要時間が40分程度になることが見込まれています。

今回は、リニア新幹線開通後に、その終点名古屋で東海道・山陽新幹線や在来線の列車に乗り継いだ場合、「のぞみ」を利用する現状と比較して、名古屋以西の各県庁所在地への所要時間がどの程度短縮されるか検証してみました。

検証についての注意点は下記のとおりです。

★現状・リニア開通後とも、最速所要時間ではなく東京駅を8:00に出発した場合の乗り継ぎ・到着時刻を検証する。

★現状の所要時間については2020年6月号の時刻表掲載のダイヤでの検証とする。

★リニア開通後の所要時間については、東京8:00発⇒名古屋8:40着のリニア新幹線が運転されるものとし、名古屋から先の乗り継ぎは2020年6月時刻表掲載のダイヤでの検証とする。

 ●原則としてJRを利用するが、徳島県「徳島駅」の新神戸~徳島、宮崎県「宮崎駅」の新八代~宮崎は高速バスを利用する。

●三重県「津駅」、和歌山県「和歌山駅」については私鉄や地下鉄を利用するほうが、所要時間が短くなる可能性があるが、JR(伊勢鉄道)ルートでの検証とする。

●長崎県「長崎駅」のリニア開通後については、リニアより先に開通が予定されている長崎新幹線(武雄温泉~長崎間)の利用を想定する。

●平日ダイヤでの検証とする。 

●陸路が通じない沖縄県は除外する。

●検証の結果、短縮効果なしの結果になる場合もありますが、東京8:00発という前提条件によって生じる接続の良し悪しによるものであり、その地域にリニア新幹線による短縮効果が及ばないという意味ではありません。

検証結果は下記のとおりになりました。今回は四国地方と九州地方です。

中部地方・近畿地方・中国地方はこちらをご覧ください。

www.nishiuraexp.com

 

四国地方

香川県 高松駅

現状 12:36到着 リニア開通後11:49到着 △47分

現状  東京8:09(のぞみ15号)11:22岡山11:42(快速)高松12:36

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9号)10:22岡山10:53    (快速)高松11:49

愛媛県 松山駅

現状 14:13到着 リニア開通後13:15到着 △58分

現状  東京8:09(のぞみ15号)11:22岡山11:35(特急しおかぜ9号)松山14:13

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9号)10:22岡山10:35(特急しおかぜ7号)松山13:15

高知県 高知駅

現状 14:42到着 リニア開通後13:41到着 △1時間1分

現状  東京8:09(のぞみ15号)11:22岡山12:05(特急南風9号)高知14:42

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9号)10:22岡山11:05(特急南風7号)高知13:41

徳島県 徳島駅

現状 13:33到着 リニア開通後12:33到着 △1時間

現状  東京8:09(のぞみ15号)10:51新神戸11:25(高速バス)徳島駅13:33

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9号)9:51新神戸10:25(高速バス)徳島駅12:33 

 

九州地方

福岡県 博多駅

現状 13:06到着 リニア開通後12:06到着 △1時間

現状  東京8:09(のぞみ15号)博多13:06

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9号)博多12:06

熊本県 熊本駅

現状 13:51到着 リニア開通後13:23到着 △28分

現状  東京8:09(のぞみ15号)13:06博多13:13(さくら411号)熊本13:51

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9号)12:06博多12:44(さくら551号)熊本13:23

鹿児島県 鹿児島中央駅

現状 14:49到着 リニア開通後14:10到着 △39分

現状  東京8:09(のぞみ15号)13:06博多13:13(さくら411号)鹿児島中央14:49

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9号)12:06博多12:44(さくら551号)鹿児島中央14:10

大分県 大分駅

現状 14:37到着 リニア開通後13:36到着 △1時間1分

現状  東京8:09(のぞみ15号)12:50小倉13:09(特急ソニック23号)大分14:37

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9号)11:50小倉12:09(特急ソニック19号)大分13:36

宮崎県 宮崎駅

現状 16:20到着 リニア開通後16:20到着 △0分

現状  東京8:09(のぞみ15号)13:06博多13:13(さくら411号)14:04新八代14:11(高速バス)宮崎駅16:20

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9号)12:06博多13:13(さくら411号)14:04新八代14:11(高速バス)宮崎16:20

佐賀県 佐賀駅

現状 14:15到着 リニア開通後13:16到着 △59分

現状  東京8:09(のぞみ15号)13:06博多13:31(特急みどり13号)佐賀14:15

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9号)12:06博多12:31(特急みどり11号)佐賀13:16

長崎県 長崎駅

現状 15:44到着 リニア開通後14:10頃到着 △1時間34分

現状  東京8:09(のぞみ15号)13:06博多13:55(特急かもめ23号)長崎15:44

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9号)12:06博多12:31(特急みどり11号)13:43武雄温泉13:50(長崎新幹線かもめ号)長崎14:10

 

最後に前記事の中部・近畿・中国地方編とあわせ一覧にしてみました。

 

東京駅を8時に出発した場合の名古屋以西県庁所在地への鉄道到達時間

(現状での所要時間が短い順)

             現状 リニア開通

1 愛知県・名古屋駅       09:39       08:40

2 岐阜県・岐阜駅    10:11  09:11

3 京都府・京都駅    10:15  09:21

4 滋賀県・大津駅    10:32  09:39 

5 大阪府・大阪駅    10:45  09:50

6 三重県・津駅     10:59  10:24

7 兵庫県・神戸駅    11:10  10:25

8 奈良県・奈良駅    11:18  10:18

9 岡山県・岡山駅    11:22  10:22

10 広島県・広島駅    12:03  11:03

11 和歌山県・和歌山駅  12:26  11:29

12 香川県・高松駅    12:36  11:49

13 福岡県・博多駅    13:06  12:06

14 山口県・山口駅    13:14  12:46

15 徳島県・徳島駅    13:33  12:33

16 鳥取県・鳥取駅    13:51  12:53

16 熊本県・熊本駅    13:51  13:23

18 愛媛県・松山駅    14:13  13:15

19 佐賀県・佐賀駅    14:15  13:16

20 大分県・大分駅    14:37  13:36

21 高知県・高知駅    14:42  13:41

22 島根県・松江駅    14:45  13:40

23 鹿児島県・鹿児島中央駅14:49  14:10

24 長崎県・長崎駅    15:44  14:10

25 宮崎県・宮崎駅    16:20  16:20

 

時刻の太字表記は航空との競合の際に目安とされる4時間以内に到着できることを示しています。

なお今回はあくまで東京駅を一律8時出発という条件での比較ですが、実際には目的地までの接続を考慮した便で東京駅を出発するケースが多いはずです。

その観点では、福岡・山口・徳島・鳥取などはリニア開通により鉄道(バス)での最短所要時間が4時間程度となり航空との競合圏内に入るものと予想されます。

次回は「東京駅8時出発=羽田発9時以降の便に搭乗可能」と仮定し、鉄道現状・鉄道リニア開通後・航空利用の3者比較をしてみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

  

       

リニア新幹線開通による各県庁所在地への時間短縮効果を検証1(中部・近畿・中国地方編)

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7年後の2027年に東京~名古屋間でリニア新幹線が開通すると、現在東海道新幹線の「のぞみ」でおよそ1時間40分を要している同区間の所要時間が40分程度になることが見込まれています。

今回は、リニア新幹線開通後に、その終点名古屋で東海道・山陽新幹線や在来線の列車に乗り継いだ場合、「のぞみ」を利用する現状と比較して、名古屋以西の各県庁所在地への所要時間がどの程度短縮されるか検証してみました。

検証についての注意点は下記のとおりです。

★現状・リニア開通後とも、最速所要時間ではなく東京駅を8:00に出発した場合の乗り継ぎ・到着時刻を検証する。

★現状の所要時間については2020年6月号の時刻表掲載のダイヤでの検証とする。

★リニア開通後の所要時間については、東京8:00発⇒名古屋8:40着のリニア新幹線が運転されるものとし、名古屋から先の乗り継ぎは2020年6月時刻表掲載のダイヤでの検証とする。

●原則としてJRを利用するが、徳島県「徳島駅」の新神戸~徳島、宮崎県「宮崎駅」の新八代~宮崎は高速バスを利用する。

●三重県「津駅」、和歌山県「和歌山駅」については私鉄や地下鉄を利用するほうが、所要時間が短くなる可能性があるが、JR(伊勢鉄道)ルートでの検証とする。

●長崎県「長崎駅」のリニア開通後については、リニアより先に開通が予定されている長崎新幹線(武雄温泉~長崎間)の利用を想定する。

●平日ダイヤでの検証とする。 

●陸路が通じない沖縄県は除外する。

●検証の結果、短縮効果なしの結果になる場合もありますが、東京8:00発という前提条件によって生じる接続の良し悪しによるものであり、その地域にリニア新幹線による短縮効果が及ばないという意味ではありません。

 

検証結果は下記のとおりになりました。

中部地方

愛知県 名古屋駅

現状 9:39到着 リニア開通後 8:40到着 △59分

現状  東京8:00(のぞみ207号)名古屋9:39

リニア 東京8:00(リニア)名古屋8:40 

岐阜県 岐阜駅

現状 10:11到着 リニア開通後 9:11到着 △1時間

現状  東京8:00(のぞみ207号)9:39名古屋9:48(特急しらさぎ5号)岐阜10:11

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:50(特急しらさぎ3号)岐阜9:11 

三重県 津駅

現状 10:59到着 リニア開通後10:24到着 △35分 

現状  東京8:00(のぞみ207号)9:39名古屋10:01(特急南紀3号)津10:59

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋9:06(快速)9:39四日市9:44(普通)津10:24

 

近畿地方

京都府 京都駅

現状 10:15到着 リニア開通後 9:21到着 △54分

現状  東京8:00(のぞみ207号)京都10:15

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9)京都9:21

滋賀県 大津駅

現状 10:32到着 リニア開通後 9:39到着 △53分

現状  東京8:00(のぞみ207号)10:15京都10:22(快速)大津10:32

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9)9:21京都9:29(新快速)大津9:39

奈良県 奈良駅

現状 11:18到着 リニア開通後10:18到着 △1時間

現状  東京8:00(のぞみ207号)10:15京都10:33(快速)奈良11:18

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9)9:21京都9:33(快速)奈良10:18

大阪府 大阪駅

現状 10:45到着 リニア開通後 9:50到着 △55分

現状  東京8:00(のぞみ207号)10:30新大阪10:39(新快速)大阪10:45

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9)9:36新大阪9:46⇒

   (快速)大阪9:50

和歌山県 和歌山駅

現状 12:26到着 リニア開通後11:29到着 △57分

現状  東京8:00(のぞみ207号)10:30新大阪10:39(新快速)10:45大阪10:51(快速)⇒和歌山12:26

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9)9:36新大阪9:46(快速)⇒  9:50大阪9:56(快速)和歌山11:29

兵庫県 神戸駅

現状 11:10到着 リニア開通後10:25到着 △45分

現状  東京8:00(のぞみ207号)10:30新大阪10:39(新快速)神戸11:10

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9)9:36新大阪9:46⇒

   (快速)神戸10:25

 

中国地方

岡山県 岡山駅

現状 11:22到着 リニア開通後10:22到着 △1時間

現状  東京8:09(のぞみ15号)岡山11:22

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9号)岡山10:22

広島県 広島駅

現状 12:03到着 リニア開通後11:03到着 △1時間

現状  東京8:09(のぞみ15号)広島12:03

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9号)広島11:03

山口県 山口駅

現状 13:14到着 リニア開通後12:46到着 △28分

現状  東京8:30(のぞみ17号)12:54新山口13:01(特急スーパーおき4号)山口13:14

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9号)11:03広島11:33⇒ (さくら551号)12:03新山口12:23(普通)山口12:46

鳥取県 鳥取駅

現状 13:51到着 リニア開通後12:53到着 △58分

現状  東京8:00(のぞみ207号)10:30新大阪11:18(特急スーパーはくと5号)⇒鳥取13:51

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9号)10:22岡山11:05⇒  特急スーパーいなば5号)鳥取12:53  

島根県 松江駅

現状 14:45到着 リニア開通後13:40到着 △1時間5分

現状  東京8:09(のぞみ15号)11:22岡山12:05(特急やくも11号)松江14:45

リニア 東京8:00(リニア)8:40名古屋8:47(のぞみ9号)10:22岡山13:05⇒ (特急やくも9号)松江13:40

 

四国・九州地方の結果はこちらです。

 

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