新型コロナウイルスの流行による出控えで新しい旅行記を投稿できないので、
2014年12月に台湾へ出かけた当時の日記(編集)と撮影した写真から記事を作成しました。
2014年12月20日
午前7時前にリムジンバスで関西空港に到着。
搭乗予定のキャセイパシフィック航空565便台北経由香港行の出発は11時で時間がありすぎるので、
AREA24にあるインターネットカフェ「KIX LOUNGE」をためすことに。
30分あたりオープン席310円、ブース席420円と正規価格では高め(KIXカード提示で半額になる。)だが、フリードリンクもあってよい時間潰しになる。
平成27年春のJRダイヤ改正のプレスリリースなどを検索したがJR四国だけは未発表のままだった。
(2段表示の搭乗便の出発案内 JALとのコードシェアも実施)
9時頃にチェックインカウンターへ。長蛇の列ができており20分程度待たされ、保安検査も大行列。
10分早まった搭乗開始時刻の20分ほど前にようやく搭乗口に到着した。
搭乗口で周囲を見渡せば東洋人ばかりだし、沖縄の少し先までなのでヨーロッパへ向かうような気負いもなく、
日本人についてもヨーロッパ行に乗る人とは人種が違うように感じられた。
本来の出発時刻の11時をすぎてようやく滑走路へ向けて出発。滑走路混雑で離陸は11:20頃になった。
水平飛行に入るか入らないかというタイミングで機内食のアナウンスがあったが、配膳には時間がかかっていた。
機内食の味は悪くないが台北まで約3時間、復路は2時間とあって内容は簡素で、CAさんの対応も大味、シートのデザインなども必ずしも好みではない。
同じキャセイでも長距離路線では違う雰囲気なのかもしれないと思う。
偏西風のため対地速度600km台の飛行がつづき、短距離という意識で搭乗したこともあり九州上空を過ぎてから時間の長さを感じた。
13:00前から降下がはじまり、13:30に台北桃園空港に着陸。
9年前に到着したときは蒋介石国際空港と案内されていた記憶があるが、今は文字もアナウンスも「桃園」に統一されている様子。
ターミナルビルを歩き入国審査場へ。ここでも行列にならび約20分の待ち時間があった。
荷物を受け取って高鐵桃園行のバスの切符を買いに行くが漢字の案内に従って進めば迷うところはなかった。
総統客運のカウンターで30元の切符を購入し目の前に停まっているバスに乗車。
短距離路線だが高速道路に入ることもあり全員着席での運行。
約15分で高鐵(台湾新幹線)の桃園駅に到着。
券売機で台北までの自由席の乗車券を購入してホームへ。
桃園駅に停車するのは1時間に3本程度だが14:40発の便にタイミングよく乗車することができた。
ただ12両中3両の自由席は満席でデッキに立つことに。
在来線の台鉄と並んで淡水河を渡り市街地の地下に潜ると間もなく板橋に停車。
駅間の距離が近いので高速鉄道といっても速度は控えめ。
桃園から約20分で台北に到着した。
桃園空港からの所要時間は約40分。運賃はバス30元、新幹線160元の計190元。
空港から台北駅へ直行するバスの運賃は125元で所要時間は道が空いていれば同程度のようだ。空港バスは帰りに試してみようと思う。
台北駅からは地下鉄板南線で一駅。西門で下車。
西門駅で地上に出て人の多さに圧倒された。
付近は「台北の原宿」とも言われているそうで「なるほど」と思う。
人をかきわけながら歩くこと約10分。伊楽園大飯店に到着。
部屋は高級感はないが充分な広さだった。
夜はふたたび満員の地下鉄に乗車して忠孝復興駅近くで夕食。
2014年12月21日
5:30に起床。6:30に身支度をして地下の食堂へ。
バイキングスタイルだったが、日本のビジネスホテルではみかけないメニューもあって興味深かった。
7時前にホテルを出たが、乗車予定の台湾高鉄の台北駅発車は8:00.
時間があるため地下鉄板南線で反対方向へ一駅の龍山寺を訪問。
寺は駅からすぐで早朝から参拝者が多い。
日本より熱心な方が多いようで合掌だけでなくイスラム教徒のように「土下座」の姿勢をとる人も少なくない。
台北 龍山寺 (Taipei Lungshan Temple)【読経の声が響く朝のお勤め】
(台北駅舎 地下に在来線「台鉄」と新幹線「高鉄」のホームが並んでいる)
(駅舎内の広々としたコンコース)
地下鉄で台北駅まで戻り、駅舎を写してから地下の高鉄のホームへ向かった。
つづきは近日中に投稿します。
★2020年現在、桃園空港と台北駅の間には空港鉄道が開通しており急行列車で約35分で結ばれています。