西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

台北桃園空港アクセスとチャイナエアライン桃園⇒関西CI158搭乗記(台湾鉄道旅行6)

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台鉄の乗り歩きを終え台北駅にもどってきました。帰国は予約していたピーチの夜便をキャンセルして、桃園空港17時15分発チャイナエアライン関西空港行を約17000円で直前予約しました。

まだ午後1時過ぎで時間に余裕があるので、空港鉄道開通まで台北駅から空港へのアクセス輸送を一手に引き受けていた、国光客運の空港バスの様子を見にいくことにしました。国光客運のバスターミナルは台北駅舎に隣接し徒歩1分程度で行くことができます。

 

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有人の切符売場もありますが、

 

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日本語表示もでき、悠遊カードも使えるこの機械を使うほうが便利です。以前乗車したときは空港まで125元でしたが、値下げで鉄道に対抗しているのかと思いきや135元に値上げされていました。ちなみに空港鉄道は160元です。

ターミナル内には売店もあり、空港へ向かう人で混雑することもなくなったので居心地は悪くなさそうです。

 

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系統番号1819はかわっていません。かつてはこのあたりに長蛇の列ができ、ピストン運転のバスが到着すると、座席定員まで乗せてすぐに発車という繰り返しでしたが、

 

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現在は空席多数のバスが客が集まるのを待っています。ダイヤは公表されておらずターミナル内には10分~20分毎に運転と表示されていました。

 

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3列シートで快適性は申し分ありません。

 

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各座席にはUSBポートも設置されています。

 

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13時25分、客5人程度で台北駅前を発車。

 

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歴史的建築物を囲むロータリー交差点はソウルの街を連想させますが、

 

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街路にあふれるバイクが「ここは台北だ」と主張しているようです。

 

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バスの走行経路も以前と変わらず、淡水可を渡った後、いくつかのバス停に停車してから高速道路に上がります。

 

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桃園空港は山に囲まれているわけではありませんが、台地上にあるようで、台北市街を抜けると急な上り勾配が続きます。

 

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途中、空港鉄道の電車が見えました。鉄道の最高時速は100kmですが勾配がつづくのは高速道路と同じで、直達(急行)でも最高時速に達する区間は少ないようです。

 

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先着の第2ターミナルまでで約45分。終点の第1ターミナルまでは約50分かかりました。日本のバスに比べると豪快な運転に思えましたが、それほど早くない印象の空港鉄道の急行が35分で到達することを思うと、意外に時間がかかっています。 

 

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チャイナエアラインは第1ターミナルに発着します。これまでは第2ばかりでしたが、第1のほうが近代的に整備されている印象です。

 

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チャイナエアラインのチェックインカウンター。台湾の花で機体の垂直尾翼にも描かれている「梅」の木が彩りを添えていました。

 

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イミグレの待ち時間は15分程度。写真は制限エリア内の高級?フードコート。ソファが並び快適そうでした。ラウンジが利用できない場合はここで時間を潰せばようのではないでしょうか。

 

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 少し離れたところには各社のラウンジが並んでいる一画がありました。台湾の5つ星エアラインでスターアライアンス加盟の「EVA航空」や

 

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 これから利用するチャイナエアラインのラウンジなど。

 

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台北の空港から台湾を代表する航空会社のフライトを利用するとなると、それほど歩かなくてよい便利な搭乗口から搭乗できることを期待してしまいますが、そんな保証はどこにもありません。フードコートやラウンジがあった一画から搭乗口まで10分近く歩いたように思います。

 

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店舗と店舗の間にひっそりと佇む搭乗口への入口や、

 

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搭乗口前のやや古びた空間は第2ターミナルと同じでした。

 

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搭乗機は駐機位置の関係で写せなかったので、隣に駐機中の機体を撮影。搭乗機はA330-300でした。

 

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30分前から搭乗開始。「こんなに遠いと思わんかった」と搭乗口に駆け込んでくる中年の女性グループがいました。皆思うことは同じのようです。

 

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機内に入るとレガシィ航空会社らしい、クッションの分厚いシートがならんでいましたが、

 

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実際に座ってみると確かに掛け心地は良いのですが、クッションが分厚い分、ピッチが犠牲になっている印象があります。うっかりすると前の席に膝があたってしまいます。

 

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全席に備付けの腰当てと毛布がありました。腰当てを使うとさらに狭苦しくなりそうだったので毛布とともに座席脇においたまま使用することはありませんでした。

 

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小さなモニターとリモコンがありますが反応はいま一つ。隣の席の男性も思うように操作できず苦戦していたので、設備全体が古くなってしまっているようです。

 

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機内誌「Dynasty」

 

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アジア内・ヨーロッパ・北米とオーストラリアが数路線というネットワークです。

 

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機内販売品のカタログ。

 

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搭乗中、BGMだったのか「帰れソレントへ」の演奏が聞こえてきて、前の席に座った人が小さく口ずさんでいました。

「海原はるか」のソレントの温暖で心地よい気候風土を謳い、そこを離れる恋人に「帰ってきて」と語りかける歌詞は、日本路線のように台北を飛び立ち北へ向かう国際線の出発前の音楽にふさわしいと感じました。

 

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滑走路へ向かう途中。海外進出を果たしたスターフライヤーの機材も見えました。

 

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辛うじてマップモードにはできました。マップの都市の表記を見ていろいろ思うことはありますが、本ブログは記述は「鉄道と旅」の土俵から出ないことを心掛けています。

 

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水平飛行になって間もなく機内食の配膳が始まりました。

シートピッチやモニターなど辛口気味の評価がつづきましたが、機内食は短距離路線にしてはよかったのではないでしょうか。

メニューの選択については「チキンORポーク」でチキンにしたのですが、隣席の男性のポークを除くと、ごはんの上にのっている肉の種類が違うだけで他はすべて同じのようでした。

 

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水平飛行中に雲が横に見えていた往路のフライトと違い、揺れも少なく夕刻特有の美しい機窓を楽しむことができました。

 

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定刻より少し早く関西空港に到着。

あまりに身軽(手提げ鞄一つ)なのが怪しまれたのか、いつもは申告書を渡すだけの税関で荷物を調べられ「こんなものお持ちではないですか、最近多いんですよ」と言いながら、金の延べ棒の写真を見せられました。そんな立派な「お土産」一度でいいから買って帰りたいものです。

今回の旅行で2014年以降、訪台の目的の一つであった台鉄の乗り潰しは完了しましたが、訪れてみたい観光地もありますし、具体的な予定はありませんが近いうちに、また出かけるような気がします。

 

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