西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

【台北101と小籠包】台北観光ののちキャセイパシフィック航空564便で帰国。

 

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 コロナによる外出自粛のため新しい旅行記事を投稿できないので、過去の日記(編集)と撮影した写真で記事を作成しています。

本記事は3泊4日の台湾鉄道旅行の最終日で、台北市内観光ののち帰国します。

(上に添付している記事のつづきです)

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2014年12月23日

8時頃、3泊した台北・西門町のホテル一楽園大飯店をチェックアウト。

日本は祭日だが台湾は平日で、ホテルもよりの地下鉄板南線西門駅からラッシュで満員の地下鉄に乗車。

 

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板南線の終点南港展覧館駅で無人の新交通システムで運転される文湖線に乗り換え。

松山空港に乗り入れ地下鉄のネットワークに組み入れられている文湖線だが、高架を走る区間も多い。

沿線の街並みは近代的で昨日立ち寄った高雄のような東南アジア感はあまりない。

大安駅で淡水信義線に乗り換え、台北101最寄の「台北101・世貿」駅で下車。

 

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地上に出ると前方に高くそびえる「台北101」が見えた。

展望台への入場料は500元と安くはないが上ってみることに。

 エレベーターに乗る前に荷物を預け写真を撮られる。

9.11のテロのあとに訪れたニューヨークのエンパイアステイトビルなみのセキュリティ態勢が敷かれていた。

 

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展望台の高さは東京スカイツリーに迫るが、現地の地理に疎いため台北駅がどちらの方向にあるのかさえよくわからない。

展望台を一回りしてみたが、わかったのは淡水河と松山空港くらい。

 

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(展望台からの眺め)

 

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展望台の下のフロアに展示されている台北101を支えているダンパーを見学。

 

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エレベーターで地上に降りると、地下鉄の入口につづく通路の脇に小籠包で有名な「ディエンタイファン」の店舗を発見。

台湾到着の夜、台北都心「忠孝復興」駅近くのデパ地下の店舗へ行ったところ「100分待ち」の表示があり入店を断念していたのが、

今回はまだ11時前ということもあって店内は空いており迷わず入店。

 

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(店内のオープンキッチン)

 

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 ホテルでの朝食からあまり時間がたっておらず、注文したのは小籠包5個のみだったが、蟹みそが入っており名店に恥じない美味だった。

 

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(外国語版の食べ方指南は「日本語とフランス語」が併記)

 

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支払いはサービス料込で192.5元。700円程度。

日本の市中にある中華料理店とかわらなかった。

 

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台北101の地下から地下鉄に乗車し台大医院駅下車。付近の二二八和平公園を散歩。

(日本の台湾統治が終了した第2次世界大戦直後、中国と台湾住民の間で起こった武力衝突は発生した日を指して二二八事件と呼ばれています)

 

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(公園内)

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(公園内)

 

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日本統治時代の「台湾総督府」の建物を撮影。

 

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こちらは地k鉄「中正紀念堂」駅すぐ。中正紀念堂前の広場。

 

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広場の奥にそびえる中正紀念堂。

 

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堂内には中正こと蒋介石の銅像とその政治思想を記した碑が展示されているが、

ここで正午に行われる衛兵交代式にあわせて訪れたにもかかわらず建物前に工事の柵が設けれ、蒋介石像は上半分のみ、交代式を行う衛兵の姿も見えず銃で床を叩く音だけが響いていた。

 

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仕方なく正午過ぎの地下鉄で台北駅にもどり土産のパイナップルケーキを買って台北駅の西に隣接するバスターミナルへ。

ここから桃園空港までは125元。悠々カードの残額は128元だったのでカードで支払い残りは3元となり、到着時にチャージした400元を綺麗に使い切ることができた。

 

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バスはあまり待つことなく乗車できたがかなりの年代物でシートベルトは「常にしまった状態」の昭和式で走行音も「少しおかしい」。

高速にあがれば平坦な区間では快調に走るが上り坂では50kmくらいまで落ちてしまい追突されないか心配になった。

 

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台北駅から約50分かかって桃園空港の第一ターミナルに到着。成田なみに遠い空港という印象。

 

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帰国便はキャセイパシフィック航空564便。

香港から台北経由で関西空港へ向かうフライトに途中から搭乗する格好。

出発の15:55の1時間ほど前には搭乗口に到着した。

 

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チェックインカウンターなどに比べると搭乗口はやや古びた印象。

15:40頃から搭乗開始。

 

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帰国便のシートはピッチが狭く、リクライニングも「背もたれは倒れずお尻が前に出るだけ」の仕様。

鉄道でいう「簡リク(簡易リクライニングシート)」にようなものでお世辞にも快適とはいえなかった。

 

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離陸後台北都心の上空ではさきほど訪れた「台北101」がはっきりと確認できた。

 

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機内食のポークカレーを食べ終わるころにはもう九州付近に達しており、追い風となる帰国便は対地速度が時速1000kmを越え、実際の所要時間以上に早く感じられた。
関西空港到着は大阪湾を回り込んで北側から着陸。

入国・税関などを終え制限エリア外にでたのは20:00頃だった。

 

3泊4日の台湾鉄道旅行の記事はこれで終了です。最後までお読みいただきありがとうございました。

★★★なお最新の報道によれば、現在全国に発出されている新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言が、事態が落ち着いている34県で一斉解除され、34県相互間の移動制限も緩和される見込みとなっているようです。

緊急事態宣言が発出された4月初旬以降、公開を前提とせずに書いていた過去の日記の編集と撮影していた写真で「繋いで」きましたが、

報道されている通りになれば、今後は従来通り最新の旅行記事を投稿できる見込みです。★★★

 

 

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