西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

【大阪~徳島2200円】南海フェリーの新造船「あい」乗船記(徳島港8:00→10:10和歌山港10:23→難波11:29)

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JR徳島駅から徳島市バスで約20分。

徳島港フェリーのりば。

今回はここ徳島港と和歌山港を結ぶ南海フェリーに乗船。

和歌山港から南海電鉄の特急サザン号に乗り継いで大阪難波へ向かいます。

(本記事の乗船日は3月初旬です。)

 

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 南海フェリーでは2019年12月から新造船「あい」が就航しています。

南海フェリーのダイヤはおよそ2~3時間おきの1日9往復ですが、そのうち深夜の1往復は休航中。

残る8往復を従来船の「かつらぎ」と新造船「あい」が交互に運航するダイヤになっています。

写真は和歌山から到着し徳島港に入港する新造船「あい」で、徳島港出航時刻は8:00です。

 

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入港風景を見届けたのちターミナルビルの1階で乗船券を購入。

徳島港~和歌山港の所要時間は2時間程度で運賃は片道2200円ですが、

それと同額で南海電鉄に乗り継いで難波(大阪)や関西空港まで行ける「好きっぷ」という企画乗車券(乗船券)が発売されています。

反対方向(南海電鉄沿線→徳島港)の「とくしま好きっぷ」も同額で発売されており、徳島~大阪間の行き来にはオススメです。

 

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ターミナルビル2階の待合室。

 

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乗船時刻が近づくと係員の誘導で連絡橋を渡り船内へと進みます。

 

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徳島港乗船口から船内に入り左方向(船体後方)に進むと、

広々としたスペースにテーブル席が並びその一角では売店が営業していました。

 

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売店の対面にはカップ麺やアイスクリームなどの軽食を含む自販機が並んでいます。

 

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船体最後方、和歌山港下船口へと続く通路沿いにトイレやドライバーズルームが並ぶのは従来船と同じですが、

その手前に甲板への階段が設置されているのがわかります。

 

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甲板は屋根付きで開放感には欠けますが悪天候でも外のベンチで寛げるという点では、

船の揺れに弱い方には良いかも知れません。

 

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徳島港乗船口付近(船体中央部)のカーペット席。

靴を脱いでリラックスできるため従来船と変わらず一番人気となっているようです。

柱には南海フェリーの航路が描かれています。

 

 

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徳島港乗船口から右方向(船体前方)の先端部分はリクライニングシートが並んでいます。

リクライニング角度はJRのグリーン車並みであり、

カーペット席が混雑しているときはこちらの利用がオススメです。

 

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従来船では最前方がグリーン席でしたが、「あい」ではリクライニングシートが並ぶ部分の2階がグリーン席になっていました。

「あい」の船内は、全体の印象として従来船に比べ広く感じられましたが、

グリーン席が2階に移動したことも関係あるようです。

  

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グリーン券は500円(多客期は1000円)で乗船後に売店で購入します。

  

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今回のように船内が空いている場合、カーペット席やリクライニングシートでも充分快適なこともあり、

グリーン券を購入したのは筆者だけだったようです。

多客期割増の1000円の方が実はコスパが良いのかも知れません。

新幹線のグリーン車のようなシートが並ぶグリーン船室の室内は、

従来船と大きな違いはないように見えますが、

 

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ワンフロア上がったことにより前方の見通しが効くようになって、船室内が明るくなったようにも感じられました。

一方、南海フェリーのグリーン席は混雑便において、混雑回避のために利用する子供連れや高齢者も少なくないのですが、

バリアフリーという観点では従来船のほうが勝っているかも知れません。

 

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徳島港出航から30分。進行方向左側には淡路島が見えています。

 

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 テーブル席のエリアには従来船にはなかったモニターが設置されていました。

下段の行先表示は英語画面ですが、

和歌山だけでなく関西空港や難波も併記されていることがわかります。

 

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500円で貸し切った?グリーン船室で寛ぐうち約1時間が過ぎ、前方には紀伊山地の山並みが見えてきました。

 

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和歌山港入港の放送が流れるころ。

徒歩圏内にコンビニや飲食店がある徳島港周辺に比べると、

和歌山港周辺は工場ばかりが目立ちますが、

南海電鉄が港まで乗り入れているほか、和歌山市の繁華街に近いJR和歌山駅方面へのバス便もあります。

 

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和歌山港の下船口。

甲板通路のビニール屋根の下で接岸を待つ光景は従来船と変わりません。

簡易な設備のようですが、この屋根のおかげで、船から南海電鉄の車内まで、雨の日でも傘なしで乗り継ぐことができます。

 

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和歌山港到着は定刻の10:10。

鉄道連絡航路だけに定時運航率も鉄道なみという印象です。

写真は下船口から続く南海電鉄和歌山港駅への連絡橋。

 

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連絡橋には船・電車の発着に合わせて運転方向が変わるムービングウォークが設置されており、

明石海峡大橋開通前、この和歌山港乗り継ぎが大阪~徳島間のメインルートだった時代の活気が伝わってくるようです。

 

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下船から約5分。南海電鉄和歌山港駅の改札口に到着。

写真右手の出口をでるとJR和歌山駅行のバス乗り場があります。

 

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バスの発車は10:29。

他の便で到着しても深夜を除き接続便があります。

 

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南海電鉄の特急サザン号なんば行の発車は10:23。

こちらも深夜を除き10分から20分で船と接続するダイヤになっています。

(一部は途中の和歌山市駅で乗り換えが必要です。)

 

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特急サザン号は8両編成で大阪寄り4両がロングシートの通勤型車両、 

和歌山寄り4両が座席指定の特急型車両となっています。(写真は指定席車両の車内。)

指定席券は徳島港の窓口で購入することもできます。

 

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折り返し徳島への出航を待つ「あい」の姿を指定席車両の車内から撮影。

 

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特急サザン号は和歌山港を出ると、

和歌山市の中心に近い和歌山市駅に停車したのち、

孝子峠を越えて大阪府に入り泉州の海岸線を北上、

 

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和歌山港から約1時間。11:29に大阪のターミナルなんば駅に到着しました。

徳島港から3時間29分での到着です。

明石海峡大橋を経由するバスを利用すると徳島駅前から大阪まで2時間半程度で到達できるとはいえ、

船と電車の乗り継ぎは時間に正確で充分実用に耐えるルートであるといえます。

なお途中の泉佐野駅で乗り換えると、11:12に関西空港に到着することができます。

こちらは徳島側の目的地によってはバスより早いケースもありそうです。

南海フェリー全便の時刻と船名(「あい」叉は「かつらぎ」)及び、なんば・関西空港~徳島港間の接続時刻表は南海フェリーのHPに掲載されています。

また徳島港と徳島駅の間を運行する徳島市バスは概ね平日20分毎、土日祝日30分毎の運転です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

従来船利用で難波から和歌山港・徳島港を経て徳島駅まで向かった際の記事を下に添付させていただきます。(運賃・ダイヤは記事掲載当時のものです。)

 

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