西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

【ピーチ】MM154便搭乗記(福岡12:35→関西13:45)

 

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8:31。長崎から特急かもめ号で約2時間。博多駅に到着。

地下鉄に乗り継いで福岡空港へ向かいます。


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博多駅コンコースの真ん中に鎮座するエスカレーターで地下鉄駅へ。

福岡空港が博多駅など福岡都心から近いことは改めて言うまでもありませんが、

JR博多駅改札から地下鉄博多駅改札までの動線にも無駄がありません。


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地下鉄駅の掲示。

福岡市の地下鉄を利用する時は必ずマスクを着用しなければならないだけでなく、

車内での会話も緊急の場合を除き控えなければなりません。

個人的にはこのような対策強化には肯定的な考えをもっています。


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博多から2駅・約5分で福岡空港駅に到着。


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地下鉄駅の改札前は空港施設のリニューアルで見違えるようになっています。

左手のエスカレーターは各社のチェックインカウンターがある1階へ。

右手のエスカレーターは保安検査場がある2階にダイレクトにつながっています。

一昔前なら2階直通という発想はなかったかもしれません。

WEBでの事前チェックインが普及することで空港の造りも変わっていきます。


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今回の長崎訪問は、往路はANA特典航空券、長崎のホテルはクーポンで1500円、復路はJALの特典航空券で、

諸々の支払いを含めても10000円以内になると目論んでいたのですが、

JALアプリからの特典予約が完了していなかったようで、

カウンターで「予約情報が見当たりません」と言われ唖然。

その時点で直前購入すると20000円以上になるといわれ、

「それだったら博多駅に戻って新幹線にしますわ」とJAL利用を断念。

ANAも似たような価格だったのですが、

スマホで直前購入でも新幹線より安く帰れる航空券を発見して即刻購入しました。


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新潟訪問の記事で「乗って応援」などと書いたピーチに救われた格好です。


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購入したのは福岡発12:35の関西空港行MM154便で、価格は支払い手数料込みで8000円程度でした。

コロナの影響でご無沙汰していましたが筆者はピーチのヘビーユーザーで、

2015年に関西~香港線で初利用してから今回で27回目の利用となります。


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ピーチは事前チェックインはなく、

空港の自動チェックイン機でのチェックインは出発の90分前から30分前にする必要があります。(国内線の場合)

空港内を散歩するなどして時間を潰し、搭乗便のチェックインが可能になる11:05の直前に「はなまるうどん」と「吉野家」が一緒になった店舗で昼食。


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チェックインを済ませたのち、

食後のコーヒーを求めて、各航空会社のチェックインカウンターから近いカードラウンジ「くつろぎのTIMEラウンジ」へ。


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窓のないラウンジで開放感には欠けますが面積は広く収容力はありそうです。


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今年3月にインビテーションで入手したJCBゴールドプレミアカード。

年間100万円以上の決済があると、楽天プレミアムカードと同じ年会費10000円で、プライオリティパスを使うことができるのですが、

筆者のプライオリティパスは諸事情により今のところ「宝の持ち腐れ」状態になっています。


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出発30分程前に保安検査場へ。

空港内はそれなりに賑わっているように見えても、

最終便出発直前かのような空き具合の保安検査場を見れば、

コロナの深刻な影響を受ける航空業界の現実に引き戻されます。


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各社の減便の影響もあったのか、今回は検査場から比較的近い搭乗口からボーディングブリッジを使っての搭乗となりました。


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ピーチでは以前から行われていた、

優先搭乗なしで後方窓側席から機内に案内するスタイルは、

ソーシャルディスタンスの確保には有効なようで、

コロナ拡大後はANAでも採用されています。


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搭乗機材。

ピーチが保有するA320の中でも比較的新しい機材にあたったようです。


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窓側席だったため早めに機内に入ることができましたが、

最終的には7割程度の座席が埋まりました。


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シートピッチは以前と変わっていないはずですが、

シート形状の改良で、足元が少し広く感じられるようになりました。

 

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ほぼ定刻に駐機場を離れ滑走路へ。


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駐機場と滑走路は小規模な地方空港並みに近くすぐに離陸。

フライト中に撮影した機窓からの写真を後で見返すと、

偶然にも上空を通過した県ごとに1枚づつになっていました。


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国東半島(大分県上空)


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来島海峡付近(愛媛県上空)


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津田海岸付近(香川県上空)


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淡路島北端と明石海峡大橋(兵庫県上空)


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関空連絡橋(大阪府)を左に見ながら、北から関西空港に着陸。


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ピーチ専用ターミナルとして営業を開始した関西空港第2ターミナルは、

その後国際線用のターミナルが追加され、

春秋航空やチェジュ航空も発着するようになりましたが、

諸事情によりピーチ専用に戻っているようです。


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タラップで降機後、倉庫のような第2ターミナルの建物へ徒歩で向かいます。


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 人影もまばらな第2ターミナルの国内線施設。

隣に国際線用の施設ができた2017年以降は、もて余し気味だったとはいえ、店舗は休業しているものが多く、

連絡バスで向かった第1ターミナルも含め、

「いつもより空いている」程度の伊丹空港と比べると、

関西空港が置かれている状況の深刻さが伝わってくるようでした。

福岡の地下鉄駅の掲示に見られるような厳重なコロナ対策を支持する背景には、

そのような対策をしてでも、旅行を含む経済活動は、コロナ前のレベルに近づけていかなければ、

近い将来大変なことになるという危機感があります。 

また関西空港から海外に飛び立てる日が一日も早く戻ってくることを期待しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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