西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

JAL2301便 伊丹・松山線搭乗記と松山空港アクセス

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 伊丹空港発7時20分のJAL2301便松山行を利用するため、早朝の伊丹空港へ向かいます。梅田から伊丹空港へ行く場合、阪急電鉄宝塚線の蛍池駅でモノレールに乗り継ぐのが一般的だと思いますが、10km以上ある梅田・蛍池間が220円であるのに対し蛍池・大阪空港(伊丹)のモノレールの運賃は1.4kmで200円です。SUICAなどの電子マネーの普及で見えにくくなっていますが、蛍池駅から10分少々歩いてアクセスすると、運賃は約半額になります。モノレールの運転間隔を考えれば空港到着時刻もほとんど変わりません。

 

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 伊丹空港まではモノレールの軌道の下の道を進みます。

 

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 午前6時20分ごろ、JALのチェックインカウンターに到着。今回は特典航空券を利用します。

 

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 保安検査場が空いていることを確認してから、カードラウンジの「ラウンジオーサカ」へむかいます。

 

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 ちょうど6時30分にオープンしたところで、早朝限定のクロワッサンのサービスを受けることができました。神戸空港などもそうですが、飲食はソフトドリンクのみと公表されているラウンジでも、早朝はパンなどのサービスがあるラウンジは他にもあるのかもしれません。ちなみに15分後に退室した時点では、まだ配布が続いているようでした。

 

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 23番搭乗口からバスで搭乗します。去年12月にどこかにマイルで利用したエンブラエル190より一回り小さいエンブラエル170での運航です。

 

www.nishiuraexp.com

 

 

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 小雪の舞う寒さでしたが、搭乗口から階段を降りると目の前でバスが扉を開いて待機しており寒い思いをすることはありませんでした。バス搭乗で許容されるのはこの程度ではないでしょうか。今の羽田空港(2ターミナルのみで1ターミナルの最近の状況は知りませんが)の状況は異常だと個人的には思っています。

 

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 搭乗機に到着。エンブラエル190に比べて見るからに前後長が短く、いかにも小さな飛行機という印象をうけます。

 

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 2列目だったので、機内を見渡す写真は撮れませんでしたが、機内に入ると外見よりも奥行き(前後長)があるように感じました。

 

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 シートピッチは「190」や大型機と同じのようです。横幅についてはむしろ余裕があるように感じました。定員は70人程度だったと思いますが、今日は20人くらいしか乗っていないようでした。別に搭乗記を書いた(この記事の最後に添付)昨日のピーチ松山⇒関西線が180席ほぼすべて埋まっていたのとは対照的です。

 

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 ANAは最近、安全ビデオが刷新されましたが、JALは制服が新しくなるようです。

 

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 「松山までの飛行時間は41分、雪雲の影響で強めの揺れが予想されます」と機長の放送がありましたが、不快な揺れもなく快適な飛行がつづきました。

 ベルトサインが消えてもドリンクサービスはなく、短距離路線では省略になったのでしょうか。そもそも不要ではないかと思っていたので、省略自体は個人的には構わないと思いますが、サービスの有無は事前に分かったほうがいいように感じました。

 

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 一方気になったのが機内WIFIです。スムーズに接続できましたが、マップ機能やグーグル検索はできなくなったのでしょうか。マップはともかく、検索のほうは到着地の鉄道やバスの接続、ホテルへの道順の確認など有益だったと思うのですが。操作方法を間違っていただけかもしれません。

 

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 松山空港に到着。滑走路に接地してから、減速し駐機場に停止するまでわずか1分半でした。上空でのスピードアップは困難でも、航空利用の所要時間には「ぜい肉」が多いので、やり方次第ではまだまだ時間短縮が可能なのではないでしょうか。

 客層はピーチの松山関西線にくらべ個人(1人)利用が多い印象で、機内は静かで落ち着いていましたが、搭乗率に圧倒的な差があったので、単純な比較はむずかしいと思いました。今回は特典航空券利用でしたが、運賃は1万円前後のことが多く、同じ日の羽田行より高いことも珍しくありません。JRの新幹線・特急乗り継ぎとは勝負になっても、3000円のピーチとの比較では、関空発着の不利を考慮してもダイヤさえあえばピーチに軍配があがるように思います。また多くの方がそのように感じている結果が搭乗率の差に現れているのではないでしょうか。

 

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 昨日のピーチ(松山⇒関西)の記事では2階のカードラウンジ「ビジネスラウンジ」について簡単にご紹介しましたが、今日は3階のカードラウンジ「スカイラウンジ」に入ってみます。こちらも制限エリア外にありアライバル利用もできますが、オープンはビジネスラウンジの6時45分に対して、8時30分と遅めです。

 

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 外からみるとビジネスラウンジより簡素に見えましたが、こちらもポンジュース、コーヒー・紅茶・緑茶のサービスと全席コンセント完備で、サービス内容は同じです。

 

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 地酒などの販売もあるようでした。

 

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 ビジネスラウンジと違い窓があって、展望デッキごしに飛行機の離発着を眺めることができます。乗ってきたエンブラエル170が大阪へ折り返すのを見送って退室しました。

 

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 松山空港から市街への交通機関はバスのみですが、JR松山駅、伊予鉄道松山市駅、繁華街の大街道、道後温泉に直通し、運賃・所要時間の面から見てもアクセスの良い空港のひとつに数えられると思います。

 

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 ちなみに交通機関で松山観光をする場合は、写真の1DAY~3DAYチケットが便利だと思います。上記の空港リムジンバス往復と、松山市周辺の公共交通をほぼ独占している伊予鉄道の電車、路面電車、バスの乗り放題がセットになっています。

 「独占している」というところがポイントで、「〇〇電鉄は乗れるが、〇〇電鉄はダメ」とか、「〇〇バスは利用できません」というようなケースがほぼありません。ヨーロッパの主要都市では、同様のフリーパス(向こうは公営であることが多い)をよく見かけますが、日本の他の地方都市でも、このような本物のフリーパスが普及すれば便利になるのにと思います。

 

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 松山銘菓の「坊ちゃんだんご」(空港の土産物屋で買ったものです。

 

 

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