2019年はANAの上級会員「SFC」を目指しています。1月に中国国際航空ビジネスクラスでのシンガポール旅行と、ANA乗り継ぎ石垣島旅行に出かけ、プレミアムポイントは15088ポイントとなっています。今回の旅行は神戸⇒羽田⇒那覇と飛んで1泊、翌日のソラシドエア運航便で神戸に戻る3フライトです。
ANA412 神戸 7:05 羽田 8:15
ANA475 羽田 14:35 那覇 17:30
ANA3724 那覇 11:15 神戸 13:05
計25280円、3004ポイント、ポイント単価は8.39円となっています。
本記事は3回目で那覇での「ゆいレール」の話題とソラシドエア搭乗記です。
国際通り沿いのカプセルホテルMAXI ALPAをチェックアウトして、最寄りのモノレール牧志駅へ。徒歩3分程です。
昨日那覇空港駅で購入した1日券はまだ有効です。
牧志駅から空港とは反対方向の首里行きに乗り、終点の首里駅に到着。高架を降りると世界遺産「首里城」周辺へ向かうバスに乗り換えることができます。
「ゆいレール」は開業から15年間、那覇空港と首里の間12.9kmでの営業でしたが、今夏には首里駅から浦添市の「てだこ浦西」駅まで4.1kmの延伸開業が予定されています。首里駅から「てだこ浦西」方面を見ると新しい軌道が伸びていました。
首里駅のホームも延伸に向けて工事中です。
首里駅にあった路線図。左の緑に塗られたエリアが那覇空港、オレンジのラインが「ゆいレール」の軌道です。
運賃は初乗りが150円、全区間(12.9km)乗車すると330円です。同じ条件で比較すると、大阪モノレールの大阪空港~南茨木間13.3kmが430円(初乗り200円)、広島のアストラムラインは本通~長楽寺間12.7kmが400円(初乗り190円)ですから、かなり割安ということができると思います。
ダイヤは全列車全区間運転が基本で、運転間隔は朝ラッシュ時4分、日中8分となっています。利用者は増加傾向で2両から3両への増結も検討されているようです。
首里から折り返しのモノレールに那覇空港まで全線乗車しました。車内はロングシートですが、車端部のみ2人掛けのクロスシートになっており、前面展望や後面展望を楽しむことができます。(運転席の後ろの席から撮影した動画を添付しておきます。)
首里から27分で終点の那覇空港に到着。朝9時前後でしたが、沖縄旅行を終え空港へ戻る人を中心に途中から満員状態でした。
到着フロアの1階にあるカードラウンジ「華」。
モノレールの駅と直結しているのはターミナルの2階で、同じフロアに保安検査場があるので、カウンターに用事のない方には便利ですが、航空会社のカウンターは3階、ラウンジは1階ですので、モノレール駅⇒2階⇒3階(カウンター)⇒1階(ラウンジ)⇒2階(保安検査)と、やむなく上下移動を繰り返している人も少なくないはずです。
ラウンジ華は空港の規模に比して小規模で混雑しています。
ソフトドリンクのほかに、おつまみがあるのは良心的だと思います。
3階のANAカウンター付近。これから利用するのはソラシドエアの神戸行ですが、ANA便名での予約です。SKIPサービスも利用できますが、自動チェックイン機で紙の搭乗券を発券して搭乗口へ向かいました。
国境や県境などは人間の都合で勝手に決めたに過ぎず、自然の世界には関係のないことです。沖縄本島は、東京や大阪を基準に距離だけ見れば、韓国や中国の上海などより遠いわけで、検疫上の特別な対策が必要になるのも当然だと思います。
ANA3724便(ソラシドエア運航)の搭乗口は37番でした。増設されたエリアなのか、施設があたらしい代わりに売店や土産物店からは離れた場所にありました。
到着したソラシドエアの機体(ボーイング737-800)。
ソラシドエアはLCCではなく、「スターフライヤー」などとともにMCC(レガシィとLCCの中間)というカテゴリーに分類される航空会社です。本社は宮崎にあり、当初はスカイネットアジア航空を名乗っていましたが2015年に現社名に変更になりました。
上の写真でソラシドエアの機体の後方に見えるのはEVA航空の機体です。EVA航空は台湾の航空会社で、ANAやJALと同じくスカイとラックス社が認める5つ星エアラインです。スターアライアンス加盟なのでポイント稼ぎに利用することもできますが、写真の「ハローキティJET」については、機体のラッピングだけではなく、機内も「KITTYちゃんづくし」のようで、男一人で乗るのはかなり敷居が高そうです。
ソラシドエアに話を戻します。搭乗方法についてはANAに準じており、上級席はありませんが、スターアライアンスゴールドなどの資格があると優先搭乗できるようでした。
3列・3列のシート配置ですがグレーの生地に黄緑の枕カバーは個性的だと思います。
シートピッチはANAのエコノミーより若干広いように感じられました。
機内誌「ソラタネ」。
機内誌掲載の路線図です。東京から西の地域と九州・沖縄方面を結ぶ路線のみで、北日本への路線はありません。北海道に拠点をおくAIR DOとすみ分けがなされている印象を受けました。
機内WIFIも利用できました。マップモードやエンターテイメント、観光情報などのメニューがあるようでした。
無料ドリンクサービスもあり、機内サービスはANAのエコノミーと同じレベルです。
写真ではわかりにくいですが、九州東岸を飛行中です。ソラシドエアの本社がある宮崎の市街地が見えていました。このあたりで「あと10分で神戸空港へ向けて降下を開始します」とアナウンスがあり飛行機の早さをあらためて実感しました。
高知市の南を飛行中。写真左よりの川は仁淀川です。
高度を下げながら四国山地を乗り越え、徳島市上空を飛行中です。このあと播磨灘へ出て東に進路を変え、
13時05分。ほぼ定刻に神戸空港に到着しました。
写真は那覇空港到着後に国際通りで購入した土産です。安売りドラッグストアのようなノリで販売されており、空港より安い値段で買うことができました。
今回の旅行でプレミアムポイントは18092ポイントになりました。