西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

四国松山空港とピーチ最短路線「松山関西線」搭乗記

 LCCピーチアビエーションは関空発着を中心に、国内外に多数の路線を運航していますが、その中で最短距離となる路線が、関空と四国の松山空港を結ぶ路線です。f:id:nishiuraexp:20190210211503j:image

 大阪と松山はJRの新幹線と特急を乗り継いで3時間半程度、高速バスでも5時間程度です。また関西空港に比べ立地で勝る伊丹空港からはJAL、ANAがともに松山への路線をもっています。

 そのような状況のなかで、あえて関空まで行って1日1往復のピーチに乗る動機は、価格しかないように思われます。

 ピーチのHPで検索すると大阪松山路線の価格は、セール期間に関係なく、1週間から10日前でも、支払い手数料込みで3000円程度のことが多く、これは高速バスの半額程度、JAL、ANA、JRの3分の1程度ではないでしょうか。

 ピーチのダイヤは少し前までは夜に関空から松山を往復するダイヤでしたが、現在は時刻が早まり関空発が16時台、折り返しの松山発が17時台に変更になっています。

 今回、松山から折り返しの関西空港行きに乗る機会があったので、四国最大の松山空港の様子と併せてご紹介させていただきます。


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 ピーチMM310便関西空港行の松山空港出発時刻は17時35分です。16時ごろに空港ターミナルに到着。


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 ピーチのチェックインは国内線は90分前から、国際線は120分前からです。カウンターへ行くと、ちょうどチェックインが始まるところでした。WEBチェックインはなく、当日カウンターでのセルフチェックインが原則です。


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 レシートのような搭乗券を発券し、出発フロアへ向かう途中で面白いものを見つけました。「愛媛では水道の蛇口をひねると、みかんジュースが出てくる」という都市(都市?)伝説がモチーフのようです。スマホを向けていた観光客から「一杯350円か、ええ値段やな」と言われていましたが、筆者も同感でした。


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 2階出発フロアには航空会社の店舗以上に地元の私鉄「いよてつ」系列の土産物屋が目立っていました。松山における「いよてつ」は、福岡の「にしてつ」なみの存在感があります。


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土産物売り場の反対側はフードコートと飲食店になっていました。その中の一店「かどや」で早めの夕食にします。


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 地元名物の「鯛めし」に、やはり特産品の「じゃこ天」などがついた「鯛めし御膳」です。右上の鯛を卵が浮かぶダシに入れてかき混ぜ、お櫃から茶碗に移したご飯の上にのせて食べます。


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 こんな感じです。高級食材の代名詞を、あえて高級とは縁遠い食べ方をするという、なんとも贅沢な地元料理だと思いました。


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 食後のコーヒーはカードラウンジ「ビジネスラウンジ」でいただくことに。制限エリア外で土産物売り場の奥にあります。


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20席程度とそれほど広くありません。全席コンセント完備のようでした。


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 ドリンクはポンジュースとコーヒー、紅茶、緑茶などがありました。蛇口から出てこなくても無料のほうがありがたいですね。


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 ちなみに松山空港には3階にもう一つカードラウンジがありますが、外から見る限りやや簡易な雰囲気で、上記の2階のビジネスラウンジの混雑救済のためのラウンジという印象でした。


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 17時ごろに保安検査場へ向かいましたが、ピーチが出発する17時35分前後は出発便が集中し10分前後の待ち時間が生じていました。


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 出発20分前の17時15分から搭乗開始。


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 ピーチは関西空港以外は松山にかぎらずボーディングブリッジからの搭乗となる場合が多いようです。

 

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 ほぼ満席になりました。

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 前席に膝があたるピッチにも慣れてきましたが、最近は機材によってはシートがくたびれてきている印象をうけることがあります。


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 ピーチだけではありませんが、以前から国内LCCの機内販売の価格は高すぎると思っていましたが、今回、炭酸水がコンビニ価格にちかい100円で売られているのを発見しました。

 LCC側にしてみれば、こういうところで稼ぎたいのかもしれませんが、コスト意識の高いLCC利用者が、機内販売で500円のサンドイッチや1000円の弁当は買わないと思います。筆者はすでに20回以上ピーチを利用していますが、実際に周囲の席の乗客が買って食べている光景をみたことがありません。


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 最短路線らしく飛行時間35分前後で関西空港に到着しました。連休の中日ということもあり、客層はこれから大阪へ出かける人、松山旅行から帰る人など老若男女入り乱れ、ピーチ運航開始当初からのキャッチコピーではありませんが、カジュアルな雰囲気、多彩な客層に、35分という「乗車時間」もあいまって、まさに大都市近郊の電車の車内のようでした。


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 国際線が隣接の建物に移ってからスペースを持て余し気味の、関西空港第2ターミナルの国内線ターミナルです。目の前から京阪神各地へのリムジンバスに乗車できるようになるなど、利便性は高まっているのですが、今後はピーチ以外のLCCも引っ越してくるのでしょうか。

 

 松山への復路は伊丹空港からJALを利用しました。ピーチとの比較も含む搭乗記はこちらです。

 

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