デルタ航空のニッポン500マイルだけで貯めたスカイマイル7500マイルで、7月に上海経由ソウル行の中国東方航空の航空券を発券していましたが、ようやく出発日になりました。
購入日以降にダイヤ変更があったらしく関空発は10分早い9時30分になっていました。カウンターは7時10分にオープン。すぐに並びましたが1人1人に時間がかかるようで10分程度の待ち時間がありました。
カードラウンジの比叡で時間を潰してから搭乗口へ。出発35分前の8時55分から搭乗開始。
カウンターで、、機材変更のため、指定していた「35A」のない機材になったことを告げられ、非常口座席の33Aに変更したのですが、機内に入ると33Aは一般座席で、元々指定していた35Aのほうが非常口座席のようでした。空港の業務を請け負っているJALが中国東方航空のやることについていけていない印象をもちました。
一般座席でもJALやANAの国内線程度のシートピッチはあり掛け心地や清潔感も問題ないレベルです。CAさんは日本人が3名乗務とのことで、その点でも安心できるエアラインだと思います。
ほぼ定時に出発、上海浦東までは2時間30分のフライトです。水平飛行に入ると早速機内食タイム。メニューは一種類だけで、昼には少し早いためか、「本日はトマトパスタを、ご用意しておりますが、・・」と意思確認があってからサーブされました。実際に飲み物だけ頼む人も多かったので、中国東方航空がケチというわけではないようです。
機内食が終わり機窓に目をやると正月に訪問することになった長崎空港がみえました。まだ日本の上空なのか、とおもいかけましたが、関空→上海は、機内アナウンスによれば1280kmとのことで、もう道半ばか、それ以上進んでいる計算です。
食後のドリンクの注文も起きている人全員に声をかけているようでした。
関空を出て2時間程で降下を開始。予定どおりほぼ2時間半程で上海浦東空港に到着しました。沖止めでしたがバスへの誘導などはスムーズでした。
関空での搭乗から後は、上海浦東空港のターミナル据え付けまで、中国東方航空のサービスに「ほころび」のようなものはかんじられず、機内食のレベルも高かったとおもいます。
利用上の注意点はむしろ搭乗の前後で、機材変更や座席変更があってもJALやANAのようにメールでお知らせがあるわけではなく、予約のタイミングが早い場合には今回のように知らない間に時刻変更ということも考えられます。また浦東空港のイミグレは長蛇の列で30分程並びましたが、中国では乗り継ぎの場合も一旦入国となる場合があるようです。筆者の場合は急ぎの旅でもなく、どうせ入国が必要ならと、上海観光を前提に7時間以上の乗り継ぎにしたのですが、短時間の乗り継ぎだと大変かもしれません。
中国キャリアだからといって食わず嫌いするのはもったいないというか、嫌いになるのは一度利用してみてからでも遅くないのではないか。というのが中国東方航空初利用を終えての感想です。
つづきはこちらです。