タイ・バンコクのスワンナプーム空港出発フロア。
バンコク市内から空港鉄道ではなくタイ国鉄の旧型客車列車を利用して18時半ころに到着しました。
搭乗予定のアシアナ航空OZ742便仁川行の出発時刻は午前1時10分であり、まだ6時間以上あります。
当然チェックインカウンターは開いていませんが、スワンナプーム空港からアシアナ航空便に搭乗する場合はWEBチェックインが利用できます。
パスポート情報などを事前に入力しておくと、登録したアドレスに航空券が送信され、その画面を保安検査やイミグレで提示することで、カウンターを通らずに制限エリア内に入ることができました。
復路もビジネスクラス利用のためラウンジを利用できます。
アシアナ航空のスワンナプーム空港での指定ラウンジはタイ航空の「ロイヤルシルクラウンジ」です。
広さやラウンジの造り・雰囲気はこれまで利用した国際線ラウンジ(それほど多くありません)の中でも上位に入るレベルでした。
カウンターが開いてからチェックインしていたのでは、ここを利用できる時間は長くても1時間半程度だと思いますが、今回はWEBチェックインのおかげで5時間以上の長居ができました。
食事やデザートも豊富です。
朝食が10時前と遅かったため食事の時刻が後ろにずれており控えめな夕食になってしまいました。
シャワーも利用するつもりでしたが、食後にスマホで当ブログの記事を書いているうちに眠たくなり、搭乗時刻が近づくまでソファ席で睡眠の補充をすることに。
その間にカメラやスマホの充電がしたかったのですが、周囲の席も含めコンセントは装備されておらず、その点はこのラウンジ唯一のマイナスポイントのように思われました。
日付が変わって0時30分ころに搭乗口に到着。仁川行きOZ742便はエチオピア航空とのコードシェア便のようです。
WEBチェックインで制限エリア内に入っており、搭乗口の改札機でもスマホ画面をかざすのかと思っていましたが、係員にスマホの搭乗券画面を見せると紙の搭乗券を手渡され、それを見せての搭乗となりました。
最後までWEB対応にしてくれたほうが客にとっては便利でありアシアナ航空にとっても合理的だと思うのですが、保安上などの理由で難しいのでしょうか。
搭乗機はA380。2階席のビジネスクラスです。
往路は窓側に座席がありサイドテーブルが通路側だったのですが、復路は座席が通路側となる席でした。
機内食の配膳などはこのほうがスムーズですが、プライベート感を重視するならサイドテーブルが通路側にある席を狙うべきだと思います。
なお写真の座席の枕カバー付近に写っているようにアシアナ航空ビジネスクラスのシートベルトは3点式になっています。
乗用車の3点式とは違い、まず2点式の要領で腰のベルトを装着してから肩からのベルトをつなけるスタイルになっています。
離着陸時は3点、上空では2点と使い分ける前提のようです。
離着陸時に2点のままでいるとCAさんから3点にするよう注意されます。
復路は仁川空港での乗り継ぎ時間を利用してソウル市内へ向かう予定のため韓国の入国書類をもらいました。
アシアナ航空のCAさんは往路復路とも日本に絡まないバンコク路線であっても、定型のセリフは日本語で対応してくれましたが、税関申告書は日本語版の用意がなかったようで英語版です。
出発時刻の1時10分は日本・韓国時間の3時10分です。
ベルトサインが消灯したのちトイレだけ済ませ即就寝しました。
アシアナ航空のA380ビジネスクラス席のトイレには窓があり、広さも通常の機内のトイレよりかなり余裕があります。
使い捨て歯ブラシなども用意されていました。
アシアナ航空に限らずA380は客席数の割にトイレが不足気味という情報を得ていましたが、ビジネスクラスで深夜便ということもありトイレの混雑で困ることはありませんでした。
日本・韓国時間の6時40分頃、機内が明るくなり朝食の配膳が始まりました。
まずはフルーツとヨーグルト。左の皿に載せるパンは数種類から好みものを選ぶことができます。
パンを多めにもらえば、これだけで日常の朝食に匹敵するのですが、
さすがはビジネスクラス、メインディッシュのオムレツが後からサーブされました。
サーブ開始から30分ほどで締めのコーヒー。
夜の時間帯だった往路(OZ741便)のフライトの「夕食」に比べれば簡素でしたが、CAさんのサービス・食事の内容とも、このくらいが「ちょうど良い」のではないかとも思いました。
8時30分頃ソウル仁川空港に着陸。
バンコクから5時間強のフライトで所要時間は往路とほぼ同じでした。
降機後にターミナルから搭乗機を撮影。
近くで見ると大きな胴体以上にそれを支える翼の大きさに驚かされます。
乗り継ぎの関西空港行きOZ114便の搭乗時刻までの5時間程度を利用して、空港特急AREXでソウル市内へ向かいました。
つつきはこちらです。