西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

ANA503便搭乗記(伊丹9:35⇒宮崎10:40)と活気溢れる宮崎空港 (宮崎ソウル函館旅行1)

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3週連続入室の伊丹空港ANAラウンジ。先週はなかったクリスマス飾りが施されていました。

 

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今回は18500ANAマイル(ローシーズン)で購入した、

 

①国際線乗継第1区間

 NH503 伊丹  9:35⇒宮崎10:40

(宮崎観光)

②国際線乗継第2区間

 NH610 宮崎15:55⇒羽田17:25

③国際線往路    

  NH867 羽田20:00⇒金浦22:30

(ソウル泊・観光)                 

④国際線復路   

 NH868   金浦20:10⇒羽田22:15

(羽田泊)

⑤国際線乗継第1区間

 NH4757 羽田  6:55⇒函館  8:15

(函館観光)

⑥国際線乗継第2区間

 NH746  函館13:20⇒ 伊丹15:10

  

の6枚の特典航空券を使って旅行します。

なお国際線往路をビジネスクラスにしたため18500マイル必要でしたが、すべてエコノミーであれば12000マイルで同じ6フライト分の航空券を発券することもルール上可能(マイル数はローシーズン基準)であるほか、

国際線区間にスターアライアンス加盟便を含めると、今回の旅程で言えば宮崎・函館のいずれかでストップオーバー(24時間以上の滞在)をすることも可能になるようです。

  

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しばらくラウンジで過ごすつもりでしたが、最初のフライトである宮崎行503便の出発は9:35にも関わらず9時過ぎにはラウンジ内に搭乗開始の案内が流れ急いで搭乗口へ。

今回も地平の9番搭乗口からバスでの搭乗です。

 

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次発のIBEXエアラインズ福島行は先週利用したばかりです。

 

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バスで移動すること300m程度。歩いた方が早いような位置に沖止めされていたB737-800が本日の宮崎行503便の使用機材でした。

 

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通路を挟んで3列・3列のシート配置の同型機は、A320とならびLCC・MCCで多用されており、スカイマークや春秋航空日本などで利用した記憶があります。

 

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座席定員は170人程度だったと思いますがほぼ満席で、バス4台に分乗して搭乗。

バス4台を走らせてもブリッジ接続より安上がりなのか、ブリッジが不足しているのか、日本の空港施設内を走るバスの収容力が少なすぎるのか。いろいろと考えさせられる搭乗風景でした。

 

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早目の搭乗開始は適切だったようで定時の9:35にドアが閉まり、間もなく駐機場を離れました。

 

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伊丹空港離陸直後に進行方向左手に見える伊丹市の昆陽池公園は都市部では珍しい渡り鳥の飛来地として知られるほか、池の中に日本列島の形をした小島が浮かぶことでも有名です。

 

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徳島上空から四国山地を縦断して

 

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高知県の安芸市付近から太平洋上へ出ました。

 

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機内WIFI対応機材でしたが、「本日は不具合のため使用できません」と案内がありました。

以前から対応機材でもつながらないことがよくありましたが、このような案内があったのは初めてです。

「黙っているのはおかしい」と客から苦情があったのかもしれません。

 

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関西と宮崎市などが立地する九州東海岸は陸地を進む鉄道では遠回りになりますが、

海上の直線距離は近く多くのフェリー航路が就航しています。

陸地の形の制約を受けないのは空路も同じでフライト時間50分程度で日向灘に突き出した宮崎空港の滑走路に着陸しました。

 

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到着時の案内によれば気温は16度、出発時の伊丹空港より5度程度高かったようです。

 

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ターミナルビルから撮影した搭乗機B737-800。

 

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宮崎空港は羽田空港の第1ターミナルと同じく到着客と出発客が顔を合わせる構造になっています。

このような空港では到着時に利用できる店舗やラウンジが多くなる傾向にあるようで、空港内での営業サイド・利用者サイドのいずれから見てもメリットがありそうですが、

あえて羽田第2のように到着客と出発客を分ける構造をとる空港が多いのは保安上のメリットを優先してのことでしょうか。

 

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1階で手荷物受取を終えエリア外に出たところにも飲食店などが並んでいたほか、

 

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ターミナルビル中央部分は吹き抜けを取り囲むように土産物店やレストランなどが並んでいました。

宮崎市の人口はおよそ40万人で大分市の約47万人より少ないにもかかわらず、先日訪問した大分空港より店舗数も空港内を行き交う人の数も明らかに多いように感じました。

東京への足としては宮崎・大分とも空路が主流である点は同じですが、

京阪神へは大分の場合は所要時間的に鉄道も選択肢に入る一方、宮崎では京阪神も空路が主流、九州内の福岡についても多数の便が就航していることなどが理由と思われ、

平成30年度の利用者の統計でも宮崎空港は年約333万で仙台空港に匹敵するのに対し、大分空港は年約197万と数値に開きがみられます。

九州の鉄道に目をやればJR九州の経営について収益力がある北半分を「北半九」、採算が課題の南半分を「南半九」と呼んだりすることもあるようですが、空の世界ではその反対のことが起こっているようです。

 

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空港駅から鉄道で出かけるまでに3階のレストランCOSMOSで早目の昼食をとることにしました。

 

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宮崎和牛ゴロゴロカレーは1230円。

 

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カウンター席からは滑走路を離発着する飛行機を望むことができました。

 

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食後、1階にもどり一旦ターミナルビルを出て、

 

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ターミナルビル隣接の宮崎空港駅へむかいました。

1996年の駅開業時には「高架駅から1階に降りてビルに入り、カウンターでチェックインをして、2階の保安検査場を抜けて搭乗口へ」という流れは自然だったかもしれませんが、

事前のWEBチェックインなどで直接保安検査場へ向かうことが珍しくなくなった現在では高架駅⇒1階素通り⇒2階検査場・搭乗口という動線は面倒な印象をもたれているかもしれません。

宮崎空港駅から宮崎市街や観光地「青島」方面への鉄道事情についてはこちらです。

 

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