西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

《広州》1泊6000円の高級ホテル?!「広東ホテル」と広州南駅からの地下鉄アクセス(香港・マカオ・広州旅行5)

珠海駅から高速列車で広州南駅に到着。驚くほど広いコンコースに圧倒されます。時刻は16時、地下鉄で今夜の宿「広東ホテル」へむかいます。

 

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 広州南駅の地下鉄乗場は駅の地下にあり、建物から出る必要はありませんが、駅自体が広大なため乗り換えに少なくとも10分程度の時間を要します。

 広州南駅は上の地図の下寄り、南北に延びるブルーの2号線の南の終点です。広州南駅には2号線のほか、7号線も乗り入れています。

 目的地の広東ホテルの最寄駅は2号線の紀念堂駅ですので、広州南駅から乗り換えなしで行くことができます。

 

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 初乗りは2元、紀念堂駅までは5元でした。券売機に必要金額を投入すると写真のようなプラスチックのコインが出てきます。乗車時は、これを自動改札にタッチし、下車時は挿入口に投入すると回収される仕組みです。紙の切符と違い、そのままリサイクルができるメリットがあるようです。

 

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 ホームに降りると、ちょうど電車が発車していくところでしたが、すぐに次発の車両が入線。およそ4分程度の運転間隔ではないかと思います。満席なら気軽に1本見送ることができる頻度です。

 

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 座席にクッションはありませんが、その他は日本の地下鉄と変わらない清潔で快適な車内でした。

 

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 治安面に不安を感じるような雰囲気ではありませんでしたが、日本ではあまり見かけないようなことをする人がいるのでしょうか、禁止事項の貼り紙がユニークです。

 

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 紀念堂駅までは30分程度かかりました。街外れに位置しているのは紀念堂駅ではなく広州南駅の方です。「広東ホテル」最寄りの出口は「D2」です。

 

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 D2出口は、駅名になっている中山紀念堂に隣接しています。

 孫中山という革命家を記念して建築された八角形の宮殿様式の建物と銅像があり、周囲は芝生広場になっています。

 敷地内には無料で立ち入ることができ、観光客よりも地元の人の憩いの場として利用されているようでした。

 

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 紀念堂と反対方向を見ると整然とした街並みが広がっています。写真左手の建物が広東ホテルです。紀念堂駅D2出口から紀念堂の前をとおり徒歩約5分でした。

 

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 広東ホテル正面。「安心して泊まれるホテルかどうか」という基準で選んだ、税・サ込6205円(予約サイトで2か月ほど前に予約・素泊り)のホテルにしては立派な玄関です。

 

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 フロント周辺も「高級ホテル」と言っても差し支えないような立派なつくりでした。

 

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 部屋も広く、海外・国内とわず1泊6000円でこれほどの広さとインテリアの部屋というのは経験がありません。

 

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 WIFI、無料ミネラルウォーター2本、インスタントコーヒーなど定番のサービスのほか、クローゼットにはホテル名の入った傘が備えられていました。

 今日は香港からマカオ、珠海と通って、広州に到着しましたが、ずっと曇り一時小雨程度だったものが、紀念堂駅から地上に出ると本降りの雨だったので、広州は降水量の多い街なのかもしれません。

 

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 ホテルの部屋からの眺め、低層階だったのでビルしか見えませんでした。

 

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ルームキー入れの裏側には簡単な地図がついていました。赤い四角形が紀念堂駅です。夕方にチェックインして、ずっと部屋ですごしましたが、紀念堂以外にも徒歩で行ける観光地が複数あるようでした。

 翌日は広州南駅から2018年に香港への乗り入れを開始した広深港高速鉄道で香港西九龍駅まで行き、香港空港から帰国しました。つづきはこちらです。

 

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