西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

広深港高速鉄道「広州南⇒香港西九龍」乗車記。(香港・マカオ・広州旅行6)

 昨日、香港のホテルからマカオ⇒珠海と巡り、高速列車で広州に到着。市内のホテルで一泊したのち、今日は広州南駅から2018年に香港へ乗り入れた、広深港高速鉄道で香港にもどります。

 

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 広州南駅の切符売場は昨日の珠海駅を上回る行列ができていました。列には長短がありますが、窓口毎に用途をわけている結果であり、安易に短い列に並ぶと並び直しを命じられる羽目になります。

 

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 途中からオープンした窓口があり列が分散したため待ち時間は20分程で済みました。乗車券はtrip.comのサイトで事前に予約していたものです。香港西九龍駅までは53分。1等車利用で約5000円です。価格は香港の物価水準を意識したのか、中国「内地」で完結する路線に比べると割高感があります。

 

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 切符受取の次は荷物検査ですが、ここも行列ができていました。中国の鉄道に乗車する場合で、駅での切符の購入や受取があるときは、遅くとも1時間前には駅に着いておくのが無難だと思います。

 

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 コンコースの広大さを利用者に誇示するための尺度として車を置いているようにようにもみえます。

 

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 発車時刻は10時28分。10時過ぎに検票口へ。

 

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 昨日の珠海駅や北京南駅は高架のホームへ上がるスタイルでしたが、ここ広州南駅や上海駅などは橋上駅からホームへ降りるスタイルです。韓国のソウル駅も同じような構造になっています。

 

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 乗車する香港西九龍行の「復光号」。他の中国の高速列車の「青」に対し、この列車は「赤帯」を纏っています。

 

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 日本の新幹線に似た車両、ドイツの高速列車に似た車両など様々ですが、復興号の前面はイタリアの高速列車を連想させるスタイルでした。

 

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 中国の高速列車の行先表示に「香港」の文字。

 

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 1等車の車内は日本の新幹線のグリーン車と同じような雰囲気です

 

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 1等車のシート。

 

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 車内誌もあります。「服務指南」は「サービスガイド」と英訳されています。こうやって中国での鉄道旅行に必要な中国語を少しずつ理解できるようになっていくことも、旅の楽しみだと思います。

 

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 車内設備紹介のページ。シート、2等が新幹線の普通車と同じ2列・3列、1等は、2列・2列。最上級の特等は1列・2列になっているようです。

 非常の際は備え付けのハンマーで窓を叩き割って脱出します。日本人にはワイルドな方法におもえますが、鉄道・バスの非常時の脱出方法としては、これが世界標準に近いようです。

 

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 広州南駅を発車すると、高速道路のジャンクションのように高速鉄道の軌道が複雑に交差するエリアを通過します。写真に写っている車両とは、しばらく並走していましたが、

 

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 郊外の車庫へ入庫する編成だったようです。  

 

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 昨日の珠海からの路線同様、沿線には常にマンションなど人工の構造物がみえ、人口密度の高い地域を走っていることがわかります。

 

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 40分程で深圳北駅に到着。これまでは深圳から香港へ出境し、地下鉄で香港中心部へ向かうという方法が一般的でした。

 

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 深圳北でまとまった下車があり、香港への乗り入れ区間はガラ空きになりました。深圳までの一等車利用が多いのかと思いましたが、従来のルートで出境して香港入りするほうが便利な人も多いのでしょう。

 

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 深圳北からは、ほとんどがトンネルです。

 広州南駅から53分で、香港特別行政区内に位置する香港西九龍駅に到着しました。この駅で中国内地からの出境と香港特別行政区への入境手続きがあります。香港への入境は、備え付けのカードに住所・パスポート番号・香港での滞在先などを記入して係員に提出する必要があります。筆者はこのあと空港へ向かい帰国するだけなので、滞在先欄には「TRANSIT」とだけ記入しましたが、特に問いただされることもなく、入境することができました。

 なお入境を済ませたあとに、駅出口の自動改札を通ることになるので、香港西九龍までの乗車券は、大切に保管しておかないと駅から出られなくなっていまいます。

 

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 香港西九龍駅の改札を出ると、大型のスクリーンにこれから帰国で利用する香港航空のCMが流れていました。筆者が利用するのは関西空港行ですが、四国高松へも週4便のフライトがあるようです。しばらく画面を見ていると香川県とのコラボ広告のようにも見えました。

 

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 香港西九龍駅から空港鉄道や地下鉄の九龍駅までは乗り換え通路がありますが、徒歩10分程度はかかります。

 

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 今回の旅は香港を拠点にしましたが、観光や街歩きの時間はありませんでした。最後に乗り換え通路から香港島の高層ビル街を写真に収めておきます。

 香港空港へは空港鉄道でも空港行きのバスでもない、格安の「第3のルート」で向かいました。つづきはこちらです。

 

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