西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

そうめんの里「たつの」に立寄り。(姫新線・智頭急行訪問記2)

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姫路からJR姫新線で到着した本竜野駅。兵庫県たつの市の中心に近く姫路からは4駅約20分です。

 

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駅舎は近年、近代的な橋上駅舎に建て替えられました。

 

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1階には観光案内所があります。

今回、たつの観光の本命は本竜野から一駅進んだ東觜崎駅近くの観光施設「そうめんの里」内の食事処で「揖保乃糸」を食べることですが、30分間隔でやってくる列車1本分の時間で本竜野駅周辺を散歩することにしました。

 

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駅前の広い通りをしばらく歩くと「ヒガシマル醤油」の本社らしき建物がありました。揖保川沿いに開けた「たつの市」は、素麺のほか醤油の製造が盛んなことでも知られています。

 

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本社の向かいには工場の建物。

 

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駅前通りは、駅から徒歩5分程の交差点から先、古くからの街並みに続いていました。

 

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街中を流れる用水の横には醤油工場のパイプラインが。化学プラントの様相ですが、パイプ内は何が流れているのでしょうか。

 

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たつの市は「夕焼け小焼けの赤とんぼ」の歌詞で知られる童謡「赤とんぼ」などの作詞をしたことで知られる詩人「三木露風(本名操)」氏の出身地でもあり、駅前にはそれを記念する銅像がありました。

「山の畑の桑の実を小籠に摘んだはまぼろしか」最近ではゴミ収集車の接近メロディーに使われてたりしているようですが、一種のブラックユーモアだとしても、たつの市周辺でやったら苦情のネタになりそうです。

 

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今回は次の列車までの30分間だけでしたが、もう少し時間があると三木露風氏の生家や醤油資料館、歴史的な街並みまで駅から徒歩でアクセスできるようです。

 

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姫新線はたつの市内の移動にも利用できます。

 

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約3分の乗車で次の東觜崎駅に到着しました。駅横の古びた倉庫には揖保乃糸の看板があり、一瞬大量のそうめんをこの駅から出荷していたのかと思いましたが、米の倉庫にそうめんの看板を貼っただけでしょう。

 

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駅舎は昔ながらの木造です。

駅前は最近できたと思われる「揖保の糸」の直売所以外に店はなく、集落と田園が広がる静かな雰囲気でした。

 

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東觜崎駅から徒歩10分で到着した。観光施設「そうめんの里」。

 

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1階には創作そうめん料理の食事処「庵」があります。連休などの昼時は混雑するようですが、今回は空席がありすぐに入店できました。

 

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シーフードそうめん870円。酢の味付けでこれからの季節にはオススメのメニューです。屋外では夏限定の「流しそうめん」が行われており、施設内にはそうめん流しスタッフ募集という求人広告までありました。

 

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テーブルに置いてあった醤油は先ほど工場と本社を見てきた「ヒガシマル醤油」です。

同社の商品は近畿地方での販売が中心だったようですが、昨今の讃岐うどんブームにのって、同社で製造されたダシが関東でも売られるようになったようです。関東にも醤油の産地があったと思いますが、西の食べ物には西のダシが合うのかも知れません。

 

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手延べそうめんと言いますが、建物内では、そうめんが手作業で延ばされていく様子の実演があり、観光バスで到着した団体客と一緒にしばし見学させていただきました。

 

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2階はそうめん資料館になっていてこちらは有料でした。

 

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土産物の販売コーナー。

 

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東觜崎駅前には「そうめんの里」を含む周辺スポットへの簡易な地図がありました。

 

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今度は3本後、1時間30分後の便でさらに歩を進めます。

 

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東觜崎駅を出ると揖保川を渡り、

 

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播磨新宮駅に到着。姫路近郊区間はここで一段落し、この先は列車本数も大幅に少なくなります。またICカードの利用ができるのもここまでです。

 

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播磨新宮から先は里山と田園の車窓が続きます。

 

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1両でも空席が残る程度の乗車率でした。

 

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東觜崎から約35分で列車の終点佐用に到着。

姫新線は次の駅上月の先で岡山県に入り津山を経て新見まで続きます。

利用者数では姫路近郊が突出して多い姫新線ですが、路線延長では全線158kmのうち岡山県区間が100km以上を占めています。

 

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佐用は第3セクターの智頭急行線との乗り換え駅です。このあと接続の智頭急行線の普通列車でお隣「平福」駅まで足を延ばし駅周辺を散歩、佐用駅に戻ったのち特急スーパーはくと号で帰路につきました。

つづきはこちらです。

 

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