スマホのJALアプリで興味深い広告を発見したので記事にさせていただきます。
JALアプリ内に表示された「お客さま限定クーポン」をクリックすると下の6枚のクーポンが表示されました。
[未来の旅に使える]
また旅に出ようクーポン(3枚)
3000円 7000円 10000円 (1グループにつき)
それぞれ旅行代金30000円以上、70000円以上、100000円以上
出発対象 2020年7月10日~2021年3月31日
[新潟]日本海美食旅 新潟 1人3000円
対象条件 往復新潟空港利用と新潟県内に1泊以上
出発対象 2020年4月1日~6月30日
[青森]春の青森県へ行こう 1人5000円
対象条件 羽田~青森線利用と青森県内に1泊以上
出発対象 2020年4月1日~6月30日
[兵庫]しあわせを運ぶコウノトリ舞う但馬 1人8000円
対象条件 往復伊丹~コウノトリ但馬線利用と、但馬(豊岡市・朝来市・養父市・香美町・新温泉町)に1泊以上
出発対象 2020年6月20日~2021年3月30日
上段の「また旅に出ようクーポン」はJALダイナミックパッケージの金額が最大10%オフになるもの、
真ん中の新潟と青森は指定空港やJAL指定路線利用で定額が値引きになるものですが、残念ながら6月末で終了となっています。
注目したいのは「総額制限なしにもかかわらず額面が大きい」下段の「しあわせを運ぶコウノトリ舞う但馬」クーポンです。
クーポンの表示をクリックして詳細を確認すると、
本企画は但馬空港推進協議会の助成金により実施しています。とあり、
ご利用条件
JALダイナミックパッケージご利用で、往復大阪(伊丹)空港~コウノトリ但馬空港線をご利用(乗継利用を含む)いただき、但馬にご宿泊で、8000円(1名につき)を旅行代金から助成いたします。
対象期間
2020年6月20日(土)から2021年3月30日(火)
※2021年3月31日(水)までの帰着となります。
※ご出発の7日前までにご予約ください。
となっていました。
「さっそく検索」で日付けや宿泊地・フライトを選択できるようになっていますが、
試しに伊丹発着で往路8月29日 復路8月30日 宿泊地「城崎・竹野・豊岡」で検索すると、
8月29日 伊丹8:55⇒但馬9:30 JAC2321便
宿泊 豊岡パークホテル (朝食つき)
8月30日 但馬18:00⇒伊丹18:40 JAC2324便
の旅程に、特典として「但馬おみやげ・お食事・お買い物クーポン」1000円分がついて
旅行代金19100円
⇒「このプランを選択する⇒」に進むと割引適用代金として11100円が提示されました。
ちなみに同日の羽田発着では
羽田13:25⇒伊丹14:30 JAL119便
伊丹16:55⇒但馬17:30 JAC2323便
豊岡パークホテル泊(朝食つき)
但馬10:00⇒伊丹10:40 JAC2322便
関西15:00⇒羽田16:20 JAL224便
が最安行程として表示されます。
8000円割引後の価格は31500円ですが、観光のためには追加料金で便を変更するか、宿泊数を2泊以上にする必要がありそうです。
結論として、割引額が定額8000円であることから、旅行費用の総額が少なくなる伊丹発着1泊のプランが最もお買い得といえそうです。
ちなみに同じ日・同じ便の伊丹~但馬往復の運賃を検索すると
往路JAC2321便が7960円、復路JAC2324便が7460円で「先得」の往復航空券だけでも15420円必要であり、
宿泊ホテルとして提示された「豊岡パークホテル」の朝食付きプランの最安値が4500円程度ですので、
8000円の割引を受けずに別個に購入した場合の旅行費用は約20000円となり、土産・食事クーポン1000円が付属することも考慮すれば約半額になる計算です。
別の視点では総額11100円のうち4500円がホテル代ですので、伊丹~但馬のフライトが片道3300円になると考えることもできそうです。
ホテル選択については、6月13日現在、新型コロナの影響もあってのことか、宿泊地を「兵庫県全域」で検索しても上記の「豊岡パークホテル」しか表示されません。
この点について、8000円割引の条件は「但馬地域での1泊以上の宿泊」ですので、8月29日出発、8月31日帰着で航空券を予約し、2泊のうち1泊は別途自身で選んだ但馬以外の地域のホテルや旅館に宿泊することもできます。
確認しましたがその場合でも旅行費用は割引後11100円で変更はありません。
但馬空港周辺は、城崎温泉や「そば」で有名な出石、天空の城「竹田城跡」など魅力的な観光地が多数あります。
伊丹から朝出発、翌日夕方帰着の行程であれば、マイカーや鉄道・高速バスで行くよりも、現地の滞在時間を長くとれるほか、割引後の価格なら飛行機利用が実質的に最も安い手段となりそうです。
また割引適用の期間が長いのでJAL上級会員を目指す「回数修行」にも利用できるかもしれません。
筆者もすでに1回分を購入しており、京都丹後鉄道の乗車記と抱き合わせで本ブログの記事にする予定ですが、
出石・城崎などの観光目的で秋ごろにもう一度利用するのも悪くないと考えています。
なお「助成の予定数に達し次第終了」と注意書きがあるので予約は早目に入れたほうがよいかも知れません。
最後までお読みいただきありがとうございました。