西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

新東名スーパーライナー・近鉄特急アーバンライナー乗り継ぎ乗車記(東京駅9:00⇒14:00名古屋駅16:00⇒近鉄難波18:05)

 

www.nishiuraexp.com

 

 2013年6月に下記のルートで旅行した際に撮影した写真と日記を編集し記事を作成しました。(日記を編集しているので「言い回し」が他の記事と異なっています。)

本記事は上に添付した記事のつづきです。

旅程

新大阪⇒(東海道新幹線のぞみ)東京⇒(東北新幹線はやぶさ)⇒新青森

青森⇒(寝台特急あけぼの)⇒上野・東京駅(JR高速バス新東名スーパーライナー)⇒名古屋駅⇒(近鉄アーバンライナー)大阪難波

 

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2013年6月16日

6:58に青森から寝台特急あけぼの号で上野に到着。副都心線との直通運転が始まった東急東横線渋谷駅の様子などを覗いて8:45に東京駅八重洲口の高速バス乗り場に到着。

9:00発の名古屋駅行新東名スーパーライナーに乗車。

 

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新東名スーパーライナーは4列シート承知で、あえて名古屋駅まで5時間運転の最速便を選んだのだが、乗り込んでみれば着席率は50%以下。

つまり1人で2席使える状況で快適な5時間になりそうだ。

定刻に東京駅を発車。以前は手近なところから首都高に乗っていたように思うが、最近は霞が関まで一般道を走る。走りやすい区間を選んでいるのかと思ったが、あくまで渋滞対策なのだろう。

霞が関から渋谷線に入り間もなく東名高速へと入っていく。最初は60km、東名に入ることには80km、東京料金所からは100km運転。100kmになると全体の流れより早く、追い越されるより追い越す台数のほうがずっと多い感じだ。

 

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空いてはいないが流れはスムーズでやがて箱根の山越えにかかり、ほぼ定時に最初の休憩地足柄SAに到着。

 

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(写真 足柄SA)

 

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約20分で発車。今日は富士山は見えなかった。約5分で新東名高速道路に進入。

さらに加速かと思ったが100kmのまま。今度は追い越していく車が多くなる。

静岡県が言う140kmはどうかと思うが、110km化や120km化は考えられてよさそうに思う。

カーブらしいカーブもなく快適な乗り心地で30分程睡眠を補う。

 

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2度目の休憩地遠州森町PAに到着。西へ走るうちに天気が回復し晴れ間がのぞいてきた。今度は13分で発車。PAのインフォメーションでは名古屋まで渋滞なし1時間30分となっていたから、何事も起きなければ早着するかもしれない。と思う。

 

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新東名から連絡道、東名にもどりしばらく走ると暫定3車線区間で70km~80kmの流れにのって走る。新東名が伊勢湾岸道に直接つながる日が待ち遠しい。

やがて伊勢湾岸道から名古屋高速へ。

首都高同様の60km運転にもどりゆっくりと高層ビルが立ち並ぶ名古屋駅周辺のエリアが近づいてくる。黄金ランプで高速を降りると名古屋駅到着の放送が入った。

結局9分早着の13:51に名古屋駅の新幹線側に到着。

東京駅から4時間51分、霞が関から黄金ランプまで4時間30分、そのうち約30分は休憩だから、実走ほぼ4時間で350kmを走った計算になる。

平均時速は90kmに迫り、高速バスの実力を改めて知った。

 

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名古屋で乗り継ぎの近鉄特急アーバンライナーは新東名スーパーライナーが遅れることも想定し、15時発ではなく16時発の席を押さえたので、どこで時間を潰そうか迷ったが、

外は暑く、高島屋に入る三省堂書店などをウロウロし、15:30頃に近鉄名古屋駅に向かった。去年まであった駅前の大名古屋ビルジングは解体され更地になっていた。

アーバンライナーについては、ネットでデラックスシートをクレジット決済していたが、ネットで買えるのは特急券(指定券)だけだったので、券売機で普通乗車券を購入する。JRと違い2000円以上でも券売機で買える点は便利だが、ネットで一緒に変えるようにしてほしいところ。

 

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もうひとつ近鉄に注文をつけるなら名古屋駅に特急客用の待合室がほしい。

特急列車の入線は、たいてい発車10分前を過ぎてからで、ホームにはベンチも少なく、いつも立って待たされる。

新幹線の倍以上の時間がかかり、運賃差も以前に比べれば小さくなっていても、あえて近鉄特急を選ぶ客を大切にしてほしいと思う。

回送で15:50頃に入線。車内清掃や座席転換はすでに完了しているのですぐに乗車できた。

 

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ホームから「ドナウ川のさざなみ」のメロディーが聞こえ発車。

デラックスシートは500円の追加が必要だが、ほぼ埋まった状態で景気がよい。

アーバンライナーは名阪ノンストップ特急の代名詞だったが、先のダイヤ改正から津駅にも全列車が止まるようになった。

津から乗る人が多いのかと思ったら、デラックスシートからも5人程降りていった。名古屋~津間の移動の利便を図ったということらしい。

デラックス券は距離が短くても500円だったと思うが、ノーマルの指定席はもしかして満席だったのだろうか。

 

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持参したロガーの速度表示を見ていると頻繁にマックスの120kmに達するが、大幅な減速も多く、これでよくぞ鶴橋までの平均時速が95kmになるものだと不思議に思う。

伊勢中川から大阪線。以前鳥羽から乗車した乙特急はこの区間で停車が多く車両も古くお尻が痛くなったが、やはり鶴橋までノンストップで3列シートだと快適性が全然違う。

今回はとくに大阪近郊の市街地に入ってからの減速が少なくあっという間に奈良線と合流した感じだった。津駅停車と同時に行われた列車本数削減の効果だろうか。

 

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阿倍野ハルカスを眺めるうち鶴橋に定時到着。以前は数分遅れということも多かった記憶があるが先行列車に支障されることが 多かったのだろう。

地下を走り18:05.名古屋から2時間5分で終点の大阪難波に到着。

 

あとがき。

新東名スーパーライナーと近鉄特急アーバンライナーの所要時間の合計は約7時間で、

待ち時間を除けば、夜の東海道線を駆け抜けるJRの寝台特急サンライズエクスプレスに匹敵するスピードで東京~大阪を移動できた計算になり快適性も申し分ありませんでした。

また運賃についても新東名スーパーライナーが早売りで2000円台だったため、東京~難波で7000円程度と格安でした。

この乗車記から7年を経た現在でも同じ所要時間での乗り継ぎが可能で、近鉄では新型特急車両「ひのとり」もデビューしています。

コロナ騒動が落ち着いたら、お試しになられてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

北陸新幹線開業直前の2014年に、

大阪→(北陸ドリーム)→金沢→(特急はくたか)→越後湯沢→(上越新幹線)→東京・烏山線訪問

東京→(サンライズ出雲)→松江→(スーパーまつかぜ)→鳥取→(スーパーいなば)→岡山

のルートで乗り歩いた旅行記を投稿する予定です。

 

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