西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

【追加1000円で国際線ビジネスクラス体験】JAL3009便クラスJ搭乗記(成田18:20⇒伊丹19:55)

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京成上野発15:40発のスカイライナー61号で16:21に成田空港第2ビル駅に到着。

 

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今回は成田発18:20のJAL3009便で伊丹へ向かいます。

JAL3009便は国内線でありながら国際線機材が使用されることで知られ、JALのHPの予約画面にもその旨の表示があります。

そして機内前方のビジネスクラスは1000円の追加で利用できるクラスJ席として発売されていることから、気軽にJALの国際線ビジネスクラスを体験できるフライトとなっています。

今回の航空券は特典航空券のエコノミーですが、クラスJに空席がある場合、当日空港のカウンターで追加料金を払ってアップグレードすることができます。

スカイライナーの車内でJALアプリの予約画面から空席が残っていることを確認済みでしたが、他の客に先を越されないよう真っすぐチェックインカウンターへ向かい無事追加料金1000円でアップグレードをすることができました。

 

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目的のチケットを入手できたので、出発までの2時間で夕食を済ませることに。

 

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第2ターミナル4階の「すし三崎丸」に入店。

 

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どんぶりにサラダがついて1000円少々でした。

この程度の値段で行列せずに食事ができるのは成田空港の良いところかもしれません。

 

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食後は第2ターミナル4階にあるカードラウンジ「IASSラウンジ」へ。

 

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こちらも比較的空いていました。

何度もリニューアルされているようですが、天井の造作に成田空港が開港した昭和50年代を感じることができます。

 

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全席にコンセントがありソフトドリンクのほか、おつまみもあって年会費数千円のゴールドカードでも無料利用できるラウンジとしては十分な内容でした。

 

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17:30頃、ラウンジを出て国内線出発口へ。

 

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成田空港からのJAL国内線は18時台に大阪・名古屋・札幌・福岡と国内主要空港へ向け出発します。主たるターゲットは言うまでもなく国際線で成田空港に到着した乗り継ぎ客です。

鉄道では主要幹線に客を集めてくる支線のことを「培養路線」と言ったりしますが、いずれも成田発着の国際線の「培養路線」ということができそうです。

 

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国内線の保安検査場を抜けると売店やトイレなどの設備が集められた一角があります。搭乗口は1階にありますが、1階は搭乗口とベンチのみであり、搭乗開始の案内があるまではここで過ごすことが前提のようです。

 

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バス搭乗のため30分前から搭乗開始。

 

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5分程バスに揺られ、搭乗機に到着。機材はB787-8です。

IASSラウンジでの事前調べによれば、JALが保有する国際線用のB787-8はJA821J~JA845Jの25機あり、

そのうち先に導入された15機(821~835)のビジネスクラスのシートはシェルフラットシート・ネオ、後年に導入された10機(836~845)については1人掛けのフルフラットシート(JALスカイスイート)を備えています。

今から搭乗するJL3009便に入る787-8については両者が混用されるようで、どうせならスカイスイートを体験したいところですが、

スマホにダウンロードしたアプリ「フライトレーダー24」によれば本日のJL3009便は残念ながらシェルフラットシートのJA821Jで運航となっていました。

直前購入でなければ航空券購入時点でどちらの機体で運航されるかを知る手立てはおそらくなく、こればかりは「運」になってしまうようです。

(JAL側でも機材までは決定していても、どの機体で運航するかについては、直前まで決定しないのではないでしょうか。)

 

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前方3列、横6席のビズネスクラスシート(JAL SHELL FLAT NEO)がJL3009便のクラスJ席です。

 

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「お試し」という点ではスカイスイートを逃し残念ですが、

実用面では成田~伊丹の1時間程度のフライトでは、これでも「もて余し」てしましそうです。

 

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シートの操作パネル。

 

 

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シートコントロールのほか、肘置きなどに格納されているテーブルや最前列席ではモニターの出し入れまで、その取扱いは説明書を必要とするレベルです。

国内線でのお試し搭乗なら退屈することがなく楽しい限りですが、本領が試される国際線では「素晴らしいシート」と手放しに喜んでいいのか?少々考えさせらる部分もあります。

 

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おおむね定刻の18:20にはドアが閉まったはずですが、駐機場を離れたのは18:40頃、離陸は19:00頃となりました。

伊丹の到着予定時刻は19:55となっており、成田空港離陸までに時間がかかることを前提にした「ゆとりダイヤ」になっているようですが、今回はそれでも多少の遅延が発生してしまいました。

 

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機内サービスは膝掛の貸出やドリンクサービスなど他のクラスJと共通です。

 

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取り扱い説明書も参考にしながらモニターを取り出してみましたが、

映画などのエンターテイメントが見られないだけでなく、起動自体ができずマップ画面で現在地を確認するようなこともできませんでした。

 

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ベルトサインが消えてからリクライニングを最大にしてみました。

「斜めの状態でフルフラットになる」と言うとわかりやすいでしょうか。

これまで経験したことがない寝心地でした。

 

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シートで遊んでいるうちに降下が始まり、生駒山系を超え大阪府の上空へ。

 

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少し遅れて大阪国際空港伊丹に到着いたしました。

 

鉄道でも航空でもイベント会場などで「最新モデルのシートに座ってみませんか」というような企画をよく見かけますが、主催者からすればそのシートを備えた列車・飛行機に「乗りたい」という気持ちを高揚させる狙いがあるのでしょう。

そういう意味では今回搭乗したJL3009便はさらに一歩踏み込んだシート体験ができる面白いフライトです。

「今度はこのシートで豪華な機内食を食べ、就航先のあの国へ行ってみたい」となれば単なる「国際線の培養」を脱し収益にもつなげられそうです。

シートポケットにそういう趣向のパンフレットが入っていても面白いのではないか。と個人的には感じました。