大分空港からバスで約1時間。別府市の中心で別府駅も徒歩圏内の別府北浜に到着。しばらく周辺を散歩します。
別府北浜のバス停留所からバスで来た道を少し戻ったところには別府タワーがあります。
雰囲気が大阪の通天閣にそっくりです。
タワーがあるビルまで行くと入場券の販売機と古風なエレベーターがありました。
入場券は300円。展望台は17階にあります。
別府タワーは通天閣だけでなく名古屋のテレビ搭や東京タワーなども設計した内藤多仲という建築学者の手によるもので、雰囲気が似ているのも当然なのかもしれません。
展望台からの眺め。南(大分市方向)。
展望台からの眺め。北(別府観光港方面)。
あまり商売気は感じられませんでしたが、展望窓沿いに並べられたテーブルでドリンクを注文して一服する事もできます。(ウーロン茶は250円。)
タワーを降り徒歩10分ほどの歓楽街の中に、やや場違いな感じもする立派な木造建築があります。
竹瓦温泉の建物は昭和13年に建てられたもので登録有形文化財に指定されています。
市営の浴場として営業中で気軽に入浴することができます。
普通浴110円。砂湯1050円と表示が出ていました。
竹瓦温泉からアーケード街を歩いて別府駅へ向かいます。
坂を上り駅前まで来るの洋館風の駅前高等温泉の建物が。
竹瓦温泉同様公営で気軽に入れるようなので、また機会があれば試してみたいものです。
別府駅。徒歩で温泉街にアクセス可能な立地で、特急列車で博多から1時間50分程度。小倉から1時間10分程度で到着できます。
駅前に立つ銅像。
油屋熊八は明治時代に別府や湯布院の観光開発に功績を残した人物です。
銅像の後ろにはお湯で手を洗うことができる「手湯」があります。
大分駅コンコース。
別府発12:03の普通列車で大分へ移動します。大分までは3駅、普通列車で15分程度です。
大分駅に到着。
高架化された大分駅は東西両側に駅前広場がありますが、東側のほうが賑やかです。
東側駅前広場には大友義鎮像。
九州北部を治めた戦国武将ですが、キリシタン大名としてと知られ、洋服姿の像は武将というより「立派な先生の銅像」というような風格が漂っています。
別府駅前の油屋熊八の銅像の姿とは好対照であり、
大分の人は行政の中心としての「大分」と、古くから温泉街として知られる「別府」という、隣合う性格の違う二つの街を上手に使い分けているのかもしれません。
大分駅からは在来線特急としては九州最速のソニック号で博多へ向かいました。
つづきはこちらです。