西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

新しくなった那覇空港ANAラウンジとソラシドエア26便(ANA3726便)搭乗記(那覇⇒神戸)

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沖縄都市モノレール「ゆいレール」の新規開業区間(首里~てだこ西浦)の乗り歩きを終え那覇空港駅にもどってきました。

 

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ターミナルビル3階出発フロア。

出発表示の一番下14時05分発ソラシドエア26便(ANA3726便)を利用して神戸に戻ります。航空券はANA便名で手配しました。

 

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今回はANAの上級会員制度におけるプラチナステータスを獲得して初めての旅行です。

利用できるようになったプレミアムチェックインカウンターは空いていましたが「無理して使う」のも変な感じがして、セルフチェックイン機で紙の搭乗券を発券。

荷物も小さいので預ける必要はなく素通りしました。

 

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エスカレーターで2階におりると、C検査場近くに最近移転リニューアルされたANAラウンジがあります。(ANAスイートラウンジも同じ場所にあります。)

隣が保安検査場ですがラウンジの入口にラウンジ利用者専用の検査場があります。

ラウンジだけならカードラウンジでも空港によってはANAラウンジに匹敵するものもありますので、行列もなく落ち着いた雰囲気で保安検査を受けられることこそ、このラウンジを利用するメリットなのではないかと思います。

 

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検査場を抜けラウンジに入ると一番手前はカウンター席になっていました。シートの間隔は広く居住性は悪くなさそうです。

 

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ラウンジの大半はソファ席でかなり広いラウンジです。

羽田空港のANA国内線ラウンジなども面積的には広いと思いますが、ここはソファ席もゆったり配置されている印象であり、新しいことや比較的空いていたことも手伝って非常に快適に過ごすことができました。

 

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コンセントは座席下。

「クッションは必要ない」と思い端に動かそうとすると紐で座席と繋がっていたのには驚きました。

「こんな嵩張るものをお持ち帰りする人などいるのか」と思うとともに「紐で繋いでまで各座席にクッションを置く必要があるのか」とも思いました。

スタッフが空いた席のサイドテーブルを拭いたりするついでに、紐が見えないよう綺麗にクッションをセッティングし直す光景を見ていると複雑な気持ちになります。

 

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フリードリンクの中にアルコール類が含まれている点も多くのカードラウンジとの違いですが、冷静に考えてみればその恩恵を受けられる人はそれほど多くないはずです。

ビジネス利用では手をつけられないのが普通でしょうし、私用であっても到着空港から車を運転する予定があると結局ソフトドリンクしか選択できません。

ドリンク以外はANAラウンジ定番の「おつまみ」のみという点は従来通りです。

 

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ラウンジを出ると搭乗口はすぐでした。

ラウンジ入口で保安検査を受けておりラウンジは制限エリア内だったのですが、保安検査がストレスフリーだとエリア外・エリア内という概念が希薄になるようです。

 

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明るい陽射しに映える黄緑のソラシドエアの機体。

今回の那覇市内は朝晩など思ったより涼しく本州や四国などと気温差をあまり感じませんでしたが、緯度が低いためか陽射しはまだ夏の様相です。

 

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搭乗。

着席率は4割~5割と空いていました。

今回神戸~沖縄往復の航空券はANA便名で予約して13940円でした。

ソラシドエア便名だとさらに安かったと思いますが、LCCなみの価格にもかかわらず空席が目立つのは少々気がかりではあります。

 

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ほぼ定刻に出発。

41番搭乗口は国内線では一番端に位置しており、壁一枚隔てた先は国際線の搭乗口になっていたようです。

隣では中国東方航空の機体が出発待ちをしていました。

 

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離陸。

 

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沖縄県上空から鹿児島県上空に入りしばらくすると左の機窓に綺麗な円錐形の山が見えました。

一瞬桜島かと思いましたが山の大きさや位置から考えるとおそらく開聞岳でしょう。

JR日本最南端の駅で知られる西大山駅からも望むことができる美しい山です。

 

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機内WIFIは、往路のフライトでは現在地を確認できましたが、帰りはマップモードにはできたものの現在地表示はできませんでした。

この種のサービスが今一つ「安定しない」のはJALやANAも同じです。

 

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高知県土佐清水市・足摺岬付近。

 

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高知空港付近。

 

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徳島空港付近。滑走路は反対側に見えていたはずです。

右の山裾に見えているのが高松自動車道、左の平地に延びているのが徳島自動車道です。

 

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播磨灘上空に出て姫路市の沖合で右に旋回。

低高度で加古川市・明石市沖など兵庫県の沿岸部を飛行します。

 

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神戸空港には若干の早着。

大空港と違い着陸からターミナル据え付けまでの時間が短いのは好印象で、CAさんの到着放送が終わらないうちに駐機場に停止しました。

 

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神戸空港を離着陸する際の機窓からは関西空港がよく見えるのですが、地上におりると見えなくなるようです。

 

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ターンテーブルの近くにある駐車場の精算機。

 

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神戸空港については搭乗者はターミナル前の駐車場を24時間無料で利用できます。

今回は1泊2日の旅行でしたが、支払いは24時間を超えた部分のみとなるため破格の安さでした。

関西3空港(伊丹・関空・神戸)の中では最も地味な印象の神戸空港ですが、車でのアクセスについては非常に恵まれています。

また航空券の価格についてもANAの予約サイトで関西3空港発着を意味する「大阪すべて」(「神戸は大阪ではない」という声が聞こえてきそうですが。)で検索すると最安値は神戸空港発着便であることが多く、その利用価値がもっと認められてよい空港だと思います。

今回の沖縄訪問記はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。