このたびANAマイルを利用して下記の6フライト分の国際線特典航空券を発券してみました。
ソウルと東京で宿伯する2泊3日の行程です。
ベースとなる羽田・ソウル(金浦)の往復に「宮崎」と「函館」の訪問を追加し、発着地は伊丹空港としました。
1日目
① NH 503便 伊 丹 9:35 ⇒ 宮 崎 10:40
② NH 610便 宮 崎 15:55 ⇒ 羽 田 17:25
③ NH 867便 羽 田 20:00 ⇒ ソウル金浦22:30(ビジネスクラス)
2日目
④ NH 868便 ソウル金浦20:10 ⇒ 羽 田 22:15
3日目
⑤ NH4757便 羽 田 6:55 ⇒ 函 館 8:15(AIR DO運航便)
⑥ NH 746便 函 館 13:20 ⇒ 伊 丹 15:10
ANA国際線特典航空券の発券ルールのうち、上記旅程を組むにあたって重要となったルールとしては下記の太字の3点が挙げられます。
国際線区間の往路・復路それぞれに最大2区間の国内線区間を加えることができる。
このルールについては、本来は羽田路線が「ない」またはあっても「便数が少ない」北海道や沖縄県の小規模空港から羽田空港や成田空港に出て国際線に乗り継ぐケース、例えば「出発空港⇒那覇空港⇒羽田空港⇒海外目的地」というような行程を想定したものと思われますが、
出発空港に戻って出国するようなケース(羽田⇒宮崎⇒羽田⇒海外目的地)などを除いて、国内線2区間の設定は基本的に自由に設定できるため、上記のような伊丹から宮崎によって出国空港である羽田へ向かい、帰りは帰国空港である羽田から函館に立ち寄って伊丹にもどるというような行程を組むことも可能となります。
「往路ビジネスクラス・復路エコノミー」というような違うクラスを組み合わせた発券も可能であり、その場合は「ビジネスクラス往復の必要マイル数とエコノミー往復の必要マイル数を合算した数値を2で割ったもの」が必要マイル数となる。
日本・韓国間の必要マイル数はレギュラーシーズンではエコノミーが15000マイル、ビジネスクラスが30000マイルとなっており、上記旅程のように往路がビジネスクラス・復路はエコノミーを利用する場合、必要マイル数は22500マイルとなりますが、
閑散期を意味するローシーズンの場合、エコノミーが12000マイル・ビジネスクラスが25000マイルとなるため、必要マイル数は18500マイルまでディスカウントされます。
多客期(ハイシーズン)の場合、伊丹羽田を往復するだけで15000マイル必要であることを考えると、短距離とはいえ国際線ビジネスクラスを含む6フライトの行程で、ビジネスクラス搭乗前には羽田空港の国際線ANAラウンジも利用できることを考えると18500マイルというのは非常に魅力的であるといえます。(別途支払いの税金等は8310円でした)
なお日本韓国間に限らず、国際線区間のフライトにスターアライアンス加盟の航空会社の利用が含まれている場合は、往路・復路のいずれか1箇所でストップオーバー(24時間以上の滞在)が可能となります。
今回は閑散期(ローシーズン)に指定されている期間内で3日以上の旅程を組むことが個人的な都合で困難だったため、このルールを上手に活かすことはできませんでしたが、韓国往復の場合は往路復路いずれかをアシアナ航空便利用にすればこのルールの恩恵をうけることができます。(ANAのみの行程ではストップオーバーは不可となっています。)
宮崎と函館という経由地については、滞在が短時間とならざるを得ないため、空港と市街地が近く短時間で移動できる点を重視して決定しました。
また復路の羽田空港についても深夜到着・早朝出発となるため第1ターミナルの到着フロアにある「ファーストキャビン」を利用する予定です。
丸一日の時間があるソウルでの宿泊先や時間の使い方についてはこれから考えようと思っています。
少し先にはなりますが、実際にこの特典航空券を利用して旅行した様子を、宿泊や観光も含め記事にして投稿する予定です。その際は今後のANA特典航空券での旅のご参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。