西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

【新幹線より8分遅い?】伊丹空港8:00発羽田行(ANA16便)搭乗記

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 今回は伊丹空港8:00発のANA16便で羽田へ向かいます。航空券は特典航空券で用意しました。

ハイシーズンにあたるため7500マイルを消費しましたが、伊丹羽田の航空券は直前でも1万円台前半、早めに予約すれば1万円以下で買うことも難しくないのであまりよい使い方ではないかも知れません。

 

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7時前にはチェックインが終わったのでカードラウンジのラウンジオーサカへ。

 

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国内線専用の伊丹空港の場合、新幹線に乗る感覚で出発直前に空港に到着する人が多いのでしょうか、それほど大きいラウンジではありませんが、空いていることが多いように思います。

 

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ビジネスクラススタイルのブース席にも空席がありました。

普段はソフトドリンクのみですが朝はクロワッサンのサービスがあることも見逃せません。

伊丹空港のANAラウンジは利用したことがありませんが「スイート」ではないほうは食べ物は「おつまみ」だけだと思います。

上級会員でなくてもプレミアムクラスにアップグレードすればANAラウンジには入れますが、アップグレード料金は伊丹羽田線の場合、2日前からのWEB価格で10000円。

個人的にはその出費に見合う価値を見いだせずにいます。

一方JALの場合、空席があれば8000円で当日カウンターでのファーストクラスへのアップグレードが可能で、その場合はANAの「スイート」に相当する「食べ物がある」ラウンジも利用できます。

JALのファーストクラスはANAのプレミアムクラスに比べ運航路線を絞り込んでいるため手厚いサービスが可能なのでしょう。

JALのファーストクラスについては、羽田から札幌や福岡に向かう便では温かい機内食が提供されるようですが、フライト時間が短い伊丹線については、冷たくてもおいしく食べられる別メニューではなく、札幌行きや福岡行きで温めて提供しているメニューを冷たい状態で提供しているようで、その点はあまりよい印象を持っていません。

ただそういう点を考慮しても伊丹羽田線に限れば「大金」を払ってでもアップグレードしたくなったときは、JALのファーストクラスのほうが良いのではないかと思います。

***JALの国内線ファーストクラス搭乗記(JAL139便 羽田⇒伊丹)を記事下に添付しています。***

 

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7時30頃に検査場を通り搭乗口へ。

地方空港では存在感抜群の電車型の京急の券売機。

伊丹のような大きな空港では事前に場所を確認しておかないと見落としてしまいそうです。

 

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今回は京急から直通の都営浅草線方面へ向かうため、写真の京急ANAのマイル切符を購入しました。

品川版が往復820円に対し、一駅先の泉岳寺までは往復900円。どちらも切符購入によって得られるマイルは70マイルです。

その差額を払う意味や、そもそもなぜ泉岳寺駅というそれほど目的地とする人が多くないであろう駅までのバージョンが用意されているか、という点については、ある程度東京の鉄道事情を知らないと理解しがたいと思います。

品川方面へ向かう京急の電車は品川から先地下に入り都営浅草線へ直通しますが、京急と都営地下鉄(浅草線)の境界駅は品川ではなく、一駅先の地下駅である泉岳寺駅になっています。

もし都営浅草線内の駅に向かう予定があるのに安いからといって品川版を買ってしまうと、下車駅での精算は泉岳寺駅からの都営浅草線の運賃に品川駅~泉岳寺駅の京急の運賃を加算したものになってしまいます。

これが泉岳寺版だと精算は都営浅草線の運賃だけでよいことになり、結果的には泉岳寺版の方が安くなるというカラクリを知れば、なかなか乗客思いの良心的な切符に思えて来ないでしょうか。

 

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ちなみにこの切符の価格は京急の普通運賃と同額ですが、その普通運賃について10月から空港線加算が170円から50円に大幅値下げとなることをうけ、例えば羽田空港~品川の運賃は410円から290円に値下げになります。(消費税増税があるのど額が違ってくるかも知れません。)

このニュースは東京ローカル扱いのようですが、全国ニュースで取り上げられてもよいレベルの話だと思います。

京急ANAのマイル切符の発売額も変更になるものと思われます。

 

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機材はボーイング777-200。

 

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エコノミーのシートは3列、4列、3列が基本ですが、機体な幅が狭まる最後部は2列、4列、2列になっています。

2列席は1人の場合もそうですが特に2人連れで利用するときは「あたり席」となります。

個人的には前方の席を選べる「身分」になっても、この機材では、最後方の2列席を指定するような気がします。

  

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機体が湾曲しているため、やむを得ず?座席と壁の間に空間ができています。

そのお陰で隣の席の人と壁に挟まれるような感覚も緩和されます。

 

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ほぼ定刻に出発し滑走路へ向かいました。

 

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窓側を指定しましたが、薄い雲が広がり地上の景色はよく見えませんでした。

 

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ドリンクサービス。

ANAのエコノミーのドリンクサービスではおなじみのナビタイムの広告が印刷された紙コップです。

最近無料で地方私鉄の全駅全列車のダイヤが簡単に検索できた「えきから時刻表」がサービス終了になり、影響を受けている「乗り鉄」の方も多いと思います。

筆者もその一人ですが、ナビタイムの有料版などはその代用になるのでしょうか。

 

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機内Wi-Fi対応の機体だったのでマップモードや、

 

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ネット検索も試してみました。

今回はライバル会社のアプリでの空席検索などもストレスなくすることができました。

 

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羽田空港への着陸機が多かったのか複雑な経路を進み、

 

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都心のビル街を右手に見ながら、9時10分に着陸。

時刻表上の羽田到着時刻は9時15分です。乗り物に乗ると分単位の時刻が気になるのは鉄道ファンの特性かもしれません。着陸後の時間の流れは概ね下記のようなものでした。

 

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9時20分頃、63番搭乗口に到着。

 

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9時25分頃降機。

 

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9時30分頃、預け荷物なしでエリア外に出ましたが、京急は9時33分発が出たところで、次は9時44分発の成田空港行の快速特急でした。

この列車の品川到着はちょうど10時です。

東海道新幹線の時刻表で近い時刻に品川に到着する便を調べると、新大阪7時33分発の「のぞみ108号」の品川到着が9時56分となっています。

今回利用したANA016便の伊丹発時刻は8時00分です。

大阪最大のターミナル梅田から、それぞれ新大阪駅と伊丹空港へ向かうことを想定して乗り継ぎを調べると、新大阪の場合、時刻表記載の標準乗り換え時間10分を満たす最終便は平日ダイヤでは大阪駅発7時19分、休日ダイヤでは7時16分の普通列車となります。

これに対し伊丹空港8時発のANA016便に乗る場合、保安検査などを考慮すれば、平日は阪急梅田駅発7時10分の宝塚線の急行から蛍池駅でモノレールに乗り継いで空港駅着が7時34分、休日ダイヤでは7時11分発の普通からの乗り継ぎで7時39分空港着あたりがギリギリ間に合うか、休日の場合はさらに早い列車に乗る方が無難かも知れません。

結果から言えば10分未満の僅差で新幹線の方が早い(遅くまで大阪都心に滞在できる)ということになります。

一般には鉄道での所要時間が4時間を越えると航空利用が有利になり、3時間を切ると鉄道が有利になるといわれています。鉄道が大幅にスピードアップして新たに3時間の壁を破ると、需要が限られている地方路線などでは空路が廃止されるケースも出てくるようです。

東京大阪の新幹線の所要時間は国鉄末期には3時間を切っており、実際のシェアも新幹線が航空を圧倒する状況ですが、元々の需要が膨大なため、空路も充分「やっていけている」というのが実態だと思います。

伊丹羽田線の空路について言えば、今回の場合、羽田空港に着陸してから乗り継ぎの京急の電車が発車するまで34分かかっています。

その時間を含んだ計算で、都心~都心(梅田~品川)での新幹線との時間差が10分程度ということを考えれば、このロスは非常に大きいといえます。

そういう意味では東海道における時間競争の舞台は鉄道と空路というよりは、鉄道と空港と言った方が適切なのかも知れません。

 

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