神戸空港駅からポートライナー、阪神、阪急、京都市営地下鉄と乗り継いで到着した京都駅。ここからJRの旅を始めます。
駅舎は21世紀を前に現在のものに建て替えられましたが、ホームの上屋はいつからのものでしょうか。
15時07分の快速米原行に乗車。
急ぎの旅でなければ、新快速より空いていて快適です。
16時19分米原着。同じホームで16時30分発名古屋方面の新快速に乗り継ぐことができました。日中の米原から名古屋方面への列車は大垣で乗り換えが必要ですが、この列車が午後の名古屋方面直通の初便となります。
後続の京都方面からの新快速を受けて発車するダイヤになっており、先着すると席を自由に選べます。
大垣から先は各駅からまとまった乗車があり、「次は名古屋」とアナウンスが流れる頃には、車内は写真のような状態になりましたが、
名古屋まで10分を切っても車窓は長閑なものです。名古屋の市街地が鉄道で言えば中央本線方面に広がっているのと、国鉄が都市圏輸送に消極的だった結果として、私鉄沿線のほうが開発が進んだ結果でしょう。
名古屋に到着。
早速ホームの東京寄りにある「名代きしめん」に入ります。わざわざ入場券を買って入店する人がいるほどおいしいと言いますが、その話には裏があるのではないか。と思っています。
素のきしめんが350円、卵をのせると400円、それに天ぷらを加えたメニューが写真のワンコインきしめんです。500円でした。
名古屋駅のきしめん屋は改札を出たところにもあり、そちらは着席して味わうことができるのですが、いいお値段で、一度入店したときには「同じ名古屋名物でも「味噌カツ」の値段なら理解できる」と思ったものです。
駅前のビジネスホテルに入る前に、名鉄で3駅目の西枇杷島駅に興味があったので行ってみようとしたのですが、
西枇杷島と東枇杷島を誤認し、犬山行でも行けると思って乗車したところ、目的の西枇杷島駅を横目に別路線に入ってしまいました。
慌てて下車した次の下小田井駅。折り返しているうちに、平成最後の陽も暮れてしまい今回は断念。
行こうとした西枇杷島駅は東海道線の電車からも見えるのですが、待避線を有する2面4線の駅でありながら、その超簡素な(見窄らしい?)造りには目を疑います。最初は乗務員交代などの業務用の乗降場かと思ったほどです。また機会を見つけて訪問します。
今夜の宿は名古屋駅から徒歩5分もかからないところにある「第3スターナゴヤ」です。第1、第2も近くにあるようです。便利な立地で連休に入ってからの予約だったにもかかわらず素泊まり5200円でした。
建物や通路は年季が入っていましたが、部屋は清潔に保たれて極端に狭いわけでもなく、泊まるだけなら十分でした。
新しい元号は平成であります。の生の映像は今でもはっきり覚えています。あれから30年あまり、筆者の平成は名古屋中心部の夜景とともに終わり、明日からは新しい時代が始まります。
名古屋からは令和初日を迎えた信州へ向かいます。
つづきは、こちらです。