西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

福山城の桜と尾道新駅舎(青春18・岡山広島日帰り旅行2)


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 岡山から清音乗り継ぎで到着した井原駅。駅施設内での昼食のあと、後続の列車で神辺方面へ歩を進めます。(*清音からは井原鉄道線のため青春18は使えません。)


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 日中は1時間に1本ですが、朝と午後の早い時間帯から1時間2本になるなど、それなりの運転本数が確保されています。これから乗車する12時17分の神辺方面の列車は井原鉄道の終点神辺からJR福塩線に入り福山へ直通します。


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 運賃表の路線図。青線が井原鉄道、黒線がJRです。井原から神辺までは420円、その先福山まではJRですので青春18が使えます。


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 福山行が入線。一つ手前の早雲の里荏原始発のため、ほぼ無人での到着でした、井原からの乗車は10人程度でした。


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 井原鉄道の西の終点神辺に到着。JR直通列車はJRのホームに到着します。すでに県境を越え広島県に入っています。


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 JR福塩線に入り南に進路を変えると、芦田川に寄り添うように走ります。


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 井原から約30分で福山駅に到着。福塩線乗場は駅の一番北にあり、隣接する福山城の石垣が目の前です。


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 福山城は桜の名所でもあります。乗り継ぎの時間を利用して行ってみました。駅の建物から登城道の入口まで120mと案内が出ていました。


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 駅出口から徒歩5分ほどで福山城天守閣の正面に立つことができます。夜桜見物用なのか、提灯も用意されていましたが、


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 開花状況は「咲き始め~5分咲き」程度とバラつきがあるようでした。写真は「開きが良い」部分を狙って写したものです。植物には詳しくありませんが、東からの陽を受ける木のほうが花の開きが進んでいるような印象をうけました。


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 天守閣東側ではすでに宴会がはじまっていました。「花散らし」の嵐がなければ多分来週末でも間に合うでしょう。


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 城から福山駅を見下ろします。駅側の木はほとんど開花していません。


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 桜の話ばかりですが、福山はバラの街でもあります。「百万本のバラ」の入線メロディで入線した黄色い電車で山陽本線を下ります。

 駅メロの好みなどは、個人の価値観が強く現れる部分だと思いますが、毎日通勤通学で利用する人は「とらわれの聞き手」になるのであり、あまりハイテンションな曲を押し付けるより、この駅のような短調の曲のほうが長期的には耳になじみ違和感がなくなるのではないかと感じています。

 

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 福山から約20分で尾道水道沿いへ出ます。週末だけのサービスなのか、手前の東尾道駅を発車したタイミングで「あと1分程しますと、列車は・・・」と肉声の車窓案内があり、つづいて外国語を含む自動車窓案内までありました。

 肝心の車窓のほうは、昭和初期の「海が見えた、海が見える」の時代からドックはあったようですが、昭和後半に建てられた建物が景色の美しさを減殺してしまっているように感じられます。(尾道大橋は別ですが)英語放送を聞いて期待した西洋人の乗客はそのあたりどのように感じるのでしょうか。「向こう」の人は日本人より景観保全のセンスはずっと上のように感じます。

 
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 尾道駅で途中下車します。


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 尾道は今年(2019年)3月10日に新駅舎の営業を開始したばかりです。

 


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 駅前広場とボーダレスにつながるイメージのコンコースには、土産物屋や観光案内所・飲食店などがあります。写真左の階段から2階へ上がります。


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 駅の階段とは思えない洒落た階段を上ると


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 駅前広場と尾道水道を見下ろすバルコニーに出ます。バルコニーに隣接して、この景色を見ながらコーヒーを飲むことができる喫茶店がありました。


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 コンコースには開業祝の花輪などが多数並べられ、また開業直後のムードが残っていました。


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 呉線の臨時快速列車「せとうちマリンビュー」に乗車するため後続の列車で三原へ向かいます。駅舎は完成しましたが、まだ工事がつづいているようで、この先の変化が楽しみです。


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 海の車窓を楽しむのであれば、尾道を過ぎてからのほうが障害物がなくてよいかもしれません。


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 尾道から2駅15分ほどで「タコのまち」三原に到着。

 

 つづき瀬戸内マリンビュー号乗車記はこちらです。

 

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