西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

【港珠澳大橋】香港空港からマカオ・セナド広場への行き方(香港・マカオ・広州旅行3)

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 北角のイビスノースポイントホテルから一旦香港空港にもどり、港珠澳大橋を渡るバスで、マカオの世界遺産セナド広場へ向かいます。

 港珠澳大橋上は出入境管理上、香港にもマカオにも属さないエリアとなっており、まず橋の手前(香港側)で香港からの出境手続きを行い、橋を渡り終えてからマカオの入境手続きをするいう流れになります。

 香港空港から橋の手前にある出境施設へはB4系統のバスに乗車して向かいます。写真のようにバスターミナルの手前からB4系統だけ特別に案内表示があるので場所に迷うことはありません。

 

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 日中は8分から12分ごとに出ています。出境施設の漢字表記は「大橋香港口岸」です。

 

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 B4系統に限らず、香港のバスや地下鉄に乗車する際はオクトパスの利用が便利です。SUICAのようなICカートで、空港についたら空港鉄道の駅で購入とチャージができます。

 

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 午前9時頃でしたが、バスはよく空いていました。

 

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 オクトパスは乗車時に運転席横のカードリーダーにタッチします。下車時はタッチ不要です。

 

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 バスは10分ほどで香港の出境施設に到着。

 

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 珠海・澳門と案内がある入り口から建物に入ると、早速香港からの出境手続きがあります。外国人でもパスポートを押し当てるだけの自動化ゲートなので非常に簡単で待ち時間もありませんでした。飛行機に乗るわけではないので、荷物検査などもありません。

 

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 出境を終え、まっすぐ進むと、港珠澳大橋を渡るシャトルバスの券売機が並んでいるので、ここで乗車券を購入します。

 

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 待ち受け画面は「購票」・「取票」となっているので、「購票」を選択。その後画面の表示にしたがって、「珠海」または「澳門」の行先を選択、枚数を入力して、表示された金額を支払います。

 筆者の場合オクトパスに十分残額があったので、画面下のオレンジの部分にオクトパスをかざして支払いができましたが、見たところ紙幣やコインを入れるところが見当たらないので、オクトパスがない場合は有人窓口などへ行く必要があるのかもしれません。有人窓口でも行先を口頭で伝え、枚数の本数分の指を立てれば買えるのでしょうが、オクトパスを持っているに越したことはなさそうです。

 

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 澳門までは65香港ドルでした。(珠海も同額のようです。)

 

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 券売機で切符を購入したら澳門と書かれた方向に進むだけです。建物を出たところで切符のチェックがあり、

 

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 通路を歩いた先に止まっている金色のシャトルバスに乗車します。特にダイヤは公表されておらず、席がうまり次第発車という雰囲気でした。10分も待たされることはないと思います。

 

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 2階席の窓側に空席を見つけることができました。

 

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 港珠澳大橋は2018年に開通した香港とマカオの間を結ぶ、約50kmの「橋」ですが、大型船舶の通行などを考慮したのか、

 

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 中央部分は海底トンネルになっています。

 

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 地上部分はマカオ側のほうが長いようで、はるか彼方までつづく橋脚の上を淡々を走っていくのは壮観です。

 

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 30分ほどでマカオのビル街が見えると、間もなくマカオの入境施設に到着します。

 

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 40分弱でマカオの入境施設に到着。

 

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 入境とかかれた入口から建物に入りエスカレーターを上がったところが入境の審査場です。外国人は有人ゲートでの入境となりますが、パスポートの提示のみでよく、待ち時間も5分ほどでした。

 

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 入境後エスカレーターをおりたところにマカオの通貨「パタカ」への両替所などがありました。筆者は短時間の滞在で、知人からマカオの交通系ICカード「マカオパス」(香港のオクトパスや日本のSUICAのようなもの)を借りていたので、そのカードとクレジットカードだけで用を済ませるつもりで両替はしませんでした。

 

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 マカオの入境施設からの路線バスは101Xと102Xがありますが、セナド広場などの観光地へは101Xを利用します。

 1乗車6パタカで、先述のマカオパスが使えますが、筆者のような短期滞在の場合はパスを購入して、まとまった金額をチャージしても使い切れず、残額が無駄になってしまいそうです。そういう意味では、入境後の両替施設で少額のパタカを手にして、現金で支払って乗車するほうが良いのかもしれせん。

 

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 バスは10分以下の間隔で運転されているようでした。ちょうど席が埋まるくらいで発車。セナド広場もよりのバス停「新馬路」までは20分ほどの乗車です。

 

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 今回、新馬路のバス停に気づかず乗り過ごしてしまいました。新馬路バス停を出発したあと、進行方向左側にセナド広場が見えて乗り過ごしに気づいたのですが、次のバス停で下車しても5分ほどで広場まで戻ることができました。

 

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 マカオは16世紀以降、中国とポルトガルの交易場となっていましたが、アヘン戦争後の19世紀にはポルトガルの植民地となりました。時代は下って1999年12月には中国に返還されマカオ特別行政区となりましたが、セナド広場はそのようなマカオの歴史を伝えるヨーロッパ建築がならぶエリアで、広場周辺は世界文化遺産にも登録されています。

 写真奥の白い建物は1784年に建てられ、ポルトガルのマカオ統治の中枢として機能してきました。

 

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 筆者はヨーロッパへは数回行ったことがありますが、フランスより西は未知の世界です。ポルトガルの古い街へ行けばこんな風景をみることができるのでしょうか。

 

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 広場から徒歩2分程度のところにある聖ドミニコ教会。

 

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 内部を自由に見学することができます。

 

 このあとバスで出境施設へ向かい「中国」の珠海市へ。そこから新幹線で広州市のホテルへ向かいました。つつきはこちらです。

 

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