西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

岡山鳥取鉄道旅行2 快速ことぶきノスタルジー

 手持ちの青春18切符が3日分余っているので、高松から→岡山→鳥取→米子→岡山→高松(米子→岡山は高速バス)と巡る鉄道旅行を計画しました。本記事は2回目で、岡山から津山線の快速ことぶき(ノスタルジー編成)で津山へ向かいます。


f:id:nishiuraexp:20190309130522j:image

岡山9:42発の快速ことぶき津山行に乗り継ぎます。数年前に「みまさかノスタルジー号」として運転するために改造された編成が、そのまま使われていました。津山までは1時間少々の乗車です。


f:id:nishiuraexp:20190309130553j:image

 国鉄色に塗り替えられた外観に比べると、車内の改造は小規模で、他の同形車両(キハ47)と変わらないように見えます。


f:id:nishiuraexp:20190309130607j:image

 シートのモケットはオリジナルではなく、あえて国鉄ブルーにもどされたようです。


f:id:nishiuraexp:20190309130631j:image

 座席脇のテーブルの下には「せんぬき」がありました。ペットボトルどころか缶飲料も少なかった時代の産物です。キハ20や旧型客車では標準装備だったようですが、昭和50年代登場のキハ47は最初からついていなかったと思います。


f:id:nishiuraexp:20190309130643j:image

 車端のロングシート部分は、イベント列車らしい改造がなされていました。


f:id:nishiuraexp:20190309130656j:image

 岡山を出て10分程ですが、窓に向いた座席の設置もうなずける豊かな風景が広がりました。並行する川は旭川です。


f:id:nishiuraexp:20190309130709j:image

 もう一つ津山線に並行するのが国道53号線です。一般道ですが、市街地を抜けると法定速度は60キロで、岡山と津山を結ぶ路線バスも高速バスのような扱いで運転されています。運賃は鉄道とほぼ同じ1100円ですが、2019年3月現在キャンペーンで800円になっています。


f:id:nishiuraexp:20190309130722j:image

 4人ボックス席の3人分が埋まる程度の乗車率であまり写真を撮れないまま、10:50終点の津山に到着しました。


f:id:nishiuraexp:20190309130735j:image

 津山の古い駅施設に、ノスタルジーの国鉄色がよく似合っています。


f:id:nishiuraexp:20190309130804j:image

 駅前は大規模な改修工事が終わり見違えるようになっていました。駅をでて右手に進むと高速バス乗場があります。津山駅はJRと神姫バスが共同運行する中国高速線のターミナルになっており、大阪行のバスが概ね30分に1本という高い頻度で発車しています。


f:id:nishiuraexp:20190309130821j:image

 駅を出て左手には路線バス乗場があります。写真は津山市のコミュニティバスで、桜の名所である津山城跡や衆楽園への足として利用できるようでした。青春18切符があと2日分あるので開花情報を見ながら、もう一度訪問しようかと考えています。


f:id:nishiuraexp:20190309130832j:image

 高速バス乗場に隣接して和風建築の待合室や土産物屋、喫茶店などが並んでいました。


f:id:nishiuraexp:20190309130846j:image

 小型蒸気機関車C11の展示もあります。今は非常に美しい状態を保っていますが、屋根のないところでの展示は苦労が多いと聞いたことがあります。


f:id:nishiuraexp:20190309130901j:image

 駅前が綺麗になった代償というべきか、存在感のあった古い駅舎が見えにくくなってしまい、津 山 駅 と大きな看板が設置されていました。


f:id:nishiuraexp:20190309130916j:image

 津山まなびの鉄道館は駅から岡山・新見方向へ徒歩10分程度です。

f:id:nishiuraexp:20190309223538j:plain

 (2016年5月に訪問時の写真:入場は300円で京都や大宮とは違った良さのある鉄道博物館でした。)

f:id:nishiuraexp:20190309223635j:plain

 (2016年5月訪問時の写真:鉄道模型コーナーもあり地元で活躍している車両が走っていました。)


f:id:nishiuraexp:20190309130956j:image

 さて今回津山から乗り継ぐのは11:35発、因美線に入る智頭行です。


f:id:nishiuraexp:20190309131007j:image

 乗客15人程度のうち10人くらいが鉄道ファンのようでした。因美線の智頭以南の輸送密度はWIKIPEDIA情報で191人とのこと。数字だけみればバスで無理なく運ぶことぎできる人数です。


f:id:nishiuraexp:20190309133826j:image

 津山の次の駅、東津山からが因美線区間です。左が因美線鳥取方面、右が姫新線姫路方面です。


f:id:nishiuraexp:20190309133906j:image

寄り添う川は引き続き旭川かとおもえば、旭川は鉄道でいえば姫新線新見方面へ別れ、吉井川水系の川沿いを走っているようです。


f:id:nishiuraexp:20190309133925j:image

 JR西日本の閑散区間では、列車通過による軌道への負担を軽減することなどを目的に随所に25キロ制限の徐行区間が設けられています。


f:id:nishiuraexp:20190309133939j:image

 後部運転台のスピードメーター。


f:id:nishiuraexp:20190309133952j:image

 途中の停車駅は非常に簡素ですが、整備状態は悪くないようでした。地元の方の協力もあるのかもしれません。


f:id:nishiuraexp:20190309134008j:image

 今度の25は勾配標です。「水平距離」1000メートルでの高低差を示しています。鉄道では急勾配の部類に入ります。


f:id:nishiuraexp:20190309134020j:image

 勾配の頂上付近にある物見トンネルは3077mあり、これを抜けると列車は岡山県から鳥取県に入ります。


f:id:nishiuraexp:20190309134033j:image
 国境の長いトンネルをぬけても雪の「ゆ」の字もありません。今年は例年にない少雪だったようです。

 

f:id:nishiuraexp:20190309134249j:image

 峠を下り智頭急行線と合流すると終点智頭に到着。智頭は鳥取市の南約30キロに位置する小さな街です。


f:id:nishiuraexp:20190309134302j:image

 智頭急行とJR西日本の境界駅のため、京阪神から智頭急行経由で鳥取へ向かうスーパーはくと号など、すべての特急が停車しますが、駅前は静かな雰囲気でした。

 

 つづきはこちらです。

 

www.nishiuraexp.com