西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

タイ国鉄時刻表 マレーシア、ベトナムも完全収録

 

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  久しぶりに面白い本に出会いました。本といっても時刻表です。タイ、マレーシア、ベトナム国鉄のダイヤが完全収録されています。またMRTなどを含む路線図もついています。

 日本鉄道研究団体連合会という団体が発行しているもので税込み1000円。アマゾンで送料無料で購入できました。


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 同じ団体が発行している「台湾時刻表」は台湾の在来線「台鉄」と新幹線「高鉄」の全列車が収録されており、台湾鉄道旅行の際に愛用してきました。今回はアマゾンでその最新版を購入しようとして、偶然上記の時刻表「東南アジア半島鉄道時刻表」が販売されているのを見つけたものです。

 

 昭和の東海道線を連想させるタイ国鉄のメインライン「北本線」

 内容は全50ページと付録ページで構成されていますが、全体の半分以上の紙面がタイ国鉄の時刻表のページになっています。中身を勝手に公開するわけにはいかず残念ですが、ページをめくってみると、首都バンコクのターミナル「クルンテープ」駅から、日本からもLCCが就航しているドンムアン空港隣接のドンムアン駅(クルンテープ起点22.2km)、観光地のアユタヤ駅(同71.1km) などを経てロッブリーに至る北本線は、タイ国鉄のメインラインのようで、列車は普通から特急まで上下70本程度の列車が運転されていることがわかります。

 そのうち15本程度は遠方から乗り入れてくる夜行列車で、バンコクへむかう「上り」の場合、早朝の時間帯に10分~20分程の間隔を置いて続々とターミナルに到着するダイヤになっています。

 寝台列車に日本の時刻表で親しんだ流れ星のマークを表示する遊び心もあって、そのページを見ていると、大垣夜行や急行銀河につづいて西日本各地からのブルートレインが駆け抜けた、JR初期までの東海道線東京口の朝を彷彿とさせます。

 その他、メークロン市場の軒先をかすめるメークロン線や、バンコクの玄関スワンナプーム空港から空港鉄道で一駅のラクラバン駅(クルンテープ起点26.8km)を通る東本線のダイヤも全駅全列車掲載されているようです。

 乗ってみたいと思った列車は、バンコクのクルンテープを18時10分に発車したのち、ドンムアン18時57分、アユタヤ19時44分などに停車し、ミャンマー国境に近いチェンマイへ向かう寝台特急でしょうか。車両は一時期は日本から輸出されたブルートレインの中古車両が使われていたようですが、今は中国製の新型車両に置き換えられているようです。

 ベトナム、マレーシアについても完全収録で、クアラルンプールからシンガポール国境へ向かう列車のダイヤなど、大変参考になりました。 

 

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 裏表紙はキハ47を連想させるタイ国鉄のローカル列車の車内を写したもので、その秀逸なセンスに唖然とさせられます。

 

 バンコクは関空から片道6時間かかり台湾や韓国のように気軽には行くことができず、当地の鉄道についても「未知の世界」という感じがしていましたが、この時刻表のような具体的な情報が提供されると、急にタイの鉄道に乗ってみたくなって来ました。別ページで紹介した2019年のSFC取得計画の後半戦とからめて実行しようか。などと考えています。