1989年春のダイヤ改正は、青函トンネルや瀬戸大橋開通があった前年につづく、JR発足後2回目の全国一斉のダイヤ改正でした。写真は、当時のJR西日本の京阪神近郊の駅で配布されていた改正告知のパンフレットです
ローカル線や地方都市圏でも、数十本単位の増発が行われていたほか、2階建車両を4両連結した「ひかり」号の運転開始。上下わずか3本というレベルですが、朝ラッシュ時の新快速や、アメニティライナーこと221系電車の運転開始など、1枚もののパンフレットには要約しか書けない「大盤振る舞い」の内容でした。
ダイヤ改正の告知にローカル線の運転本数見直しなどの文字が目立つようになってきたのは、90年代後半からだったのではないでしょうか。