西浦特急 鉄道と旅のブログ

鉄道・飛行機などで国内外を旅行した様子のほか、鉄道を中心に交通全般の話題を取り上げます。

韓国内の移動に利用したい高速列車「KTX」と「SRT」

f:id:nishiuraexp:20180914205212j:plain

韓国の高速鉄道は2004年にソウルと釜山を結ぶKTX(開業時は大邱釜山間は在来線)が開業して以来、韓国全土に路線を拡張しています。2018年時点では、ソウルを中心に釜山へ向かう京釜高速線、その途中「五松」駅から分岐し、光州・木浦方面へ向かう湖南高速線と、平昌五輪に合わせて開業した、江陵へ向かう江陵線(途中まで在来線)がメインの運転区間になっています。日本の新幹線との違いは線路の幅が共通のため在来線に自由に乗り入れができるところで、ソウル、大田、大邱、釜山など主要駅は在来線と同一駅に発着します。また途中から在来線に乗り入れて、晋州、浦項、麗水などへ向かう列車もあります。

(写真:ソウル駅に入線するKTX)

 

f:id:nishiuraexp:20180914205916j:plain

開業時からの車両はフランスのTGVなどと非常によく似ていますが、後年になって韓国で運用する上でのニーズを反映した改良型「KTX山川」も登場しています。(写真:益山駅に入線するKTX山川)「やまめ」をイメージしたという流麗な車体が特徴。

 

f:id:nishiuraexp:20180914210348j:plain

一方で2016年には、ソウルの南に延びる高速新線に乗り入れる新しい高速列車として「SRT」が登場しました。ソウルの水西駅から約50kmの専用高速線をとおり従来の路線に合流し釜山や木浦方面へ向かうルートで運転されています。

f:id:nishiuraexp:20190313195425j:plain

KTX SRT運行路線図

 

車両は上記の「KTX山川」に似ていますが、SRT独自の赤茶色の塗装でKTXと区別されています。利用する上でのKTXとの違いは、ソウルのターミナルが新線の「水西」となっており、ソウル駅には乗り入れないことと、運賃がKTXより1割程度安いかわりに、切符の発売がSRT停車駅に限られていることです。ソウル駅では購入できず、ネットなどで日本から予約する手段もありません。KTXはKORAILのサイトから予約・クレジット決済することにより乗車券をプリントアウトできます。(写真 木浦駅で発車を待つSRT)

 

f:id:nishiuraexp:20180914210951j:plain

KTXの普通車(一般室)

f:id:nishiuraexp:20180914211405j:plain

KTX山川のグリーン車(特室)

車内はKTX・SRTとも日本の新幹線より狭く、普通車(一般室)が2列ー2列、グリーン車(特室)が1列ー2列になっています。

 

 

f:id:nishiuraexp:20180914211802j:plain

特室ではミネラルウォーターとクッキーなどのシートサービスがあります。乗車後まもなく客室乗務員が配布してくれます。

 

 

f:id:nishiuraexp:20180914212227j:plain

特室・一般室とも車内にモニターが設置されており、駅到着時など、放送だけではなく日本語の字幕も表示されるので安心です。

 

運賃は距離により異なりますが、日本の新幹線の6割~7割程度、SRTはさらに安い値段で利用できます。

実際利用するにあたってSRTの安さは魅力ですが、現地の窓口で切符を購入する必要があり、釜山や東大邱などの主要駅では長い行列にならぶ必要がありました。またソウルのターミナル「水西」はソウル駅などソウルの中心部から地下鉄で40分程の距離があります。

個人的にはKORAILのサイトで時刻を確認でき、30日前から日本で事前に切符を購入できるKTXの方が利用しやすいと思います。なお韓国の列車駅には改札はなく、指定の席にすわっている限り車内改札もありません。

韓国内の移動には安くて快適な高速鉄道がおすすめです。

 

 実際に利用した旅行記事を貼り付けておきますので、こちらもご覧ください。

 

www.nishiuraexp.com